まわりで起こっていること

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お花見の新境地を開拓した気分

2017年04月17日 | Weblog

どこそこの桜がいいから、というので。

通常は、お花見見物をするんだけど。

昨日は、里山ならぬ、桜山、いや、桜の里というような、大きな括りの。

お花見見物だった。

行き先は、結果、52号線を北上、富士川左岸を、身延まんじゅうを過ぎ、下部へ。

そこから、縦貫道を六郷ICから須玉ICでおり、おいしい学校、津金村。

帰りは、津金村の村内を南下、というコース。

葉桜から満開の桜、おいしい学校の校庭では、一分咲きの桜。

津金村の集会場では、古木にして大木の桜が満開で。

それ以外にも、道すがら、そこここの桜、身延近辺では、さすがにしだれの桜。

桜三昧とは、このことか。

そんな一日だった。

おいしい学校の校庭にそそり立つ古木を、遠くから眺めたら、赤い色が覆っていて。

こりゃ、もう、終わっちゃったのかね、なんて言いながら、走ったんだけど。

近づくと、それは、まだ、蕾の桜色、赤色だったんだね。

校庭では、お花見大会とか銘打った、地元の方々の屋台も出ていたり。

四月に入って二回も雪が積もって、昨日まで、固い蕾だったんです、という中。

初めての体験だけど、2時間くらいか、食事をしている間に、蕾から一分咲き、二分咲きと。

景色は移り変わり。

の中に、黄色の花、訝しみながら、まさか、蠟梅?ってなもんんで、そうです。

蠟梅だったのです。

帰りの、中央道は甲府南ICでおり、精進湖へ向かう道すがら、桃の花も咲き乱れ。

いろんな色に御目文字した、という感じだな。

おいしい学校での昼食、それも、昭和一桁生まれ、90歳を先頭に、の面々には、多過ぎくらいの。

パスタ、ピザ、デザートなどなど、を這々の体で食し終わり、さて、駐車場へと向かうと。

そこに、素人絵描きさんが、斑ら山というのか、八ヶ岳を左手に、の風景を写し取っていて。

いいですね、絵心があって、なんて、鶴瓶まがいの声をかけ。

 この方です。

今日は、かくかくしかじか、90歳を頭に云々と話し始めたら、自分も90歳だ、と。

そりゃ、男性で、ご自分で運転して、絵までお描きになるなんてすごいですね、写真撮っていいですか。

というコメントともに撮らしていただいたもの。

 

90歳です。

なんか、いいでしょ。

車内では、イイネイイネ、のおばたちからの合唱、冥土の土産に、なんて言葉は出なかったけど。

そう、それほどに、つまり、先のことなんか考えるいとまもなく、春爛漫の圧倒的な情景は。

人の五感を刺激するもので。

それはすなわち、生命への讃歌でもあり。

老いも若きも、というわけだ。

 

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