山頭火は来ていなかった

静岡の郷島あたりの顕彰碑。

どうやら、そこへ立ち寄ったということではなく、らしい。

秘在寺というところのようだけどね。

ネット検索してみたら、そういうことらしく、各地でもそんな具合に顕彰碑が建立されているのかな。

は、ともかく。

木喰上人が相変わらず気になっていて、木喰戒というようなものもあるらしく。

『五穀（米・麦などの穀物）を断ち、火を通した物を取らず、山菜や木の実を食べて生活するという修行』

なんだそうで。

だから、諸国をへ巡っても93歳までの長寿だったのかも、と柳宗悦さんは書いていたな。

今だと逆に大変だろうな、と。

江戸末期であればまだしも、だったんだろうけどね。

いずれにしても、いろんな生き方があるわけだ。

何より気に入っているのが、新潟での紹介動画に。

木喰上人の彫った仏像を使って子どもたちがそりにしたりして遊んでいたことだな。

畏れ畏まってしまう像を遊び道具にして、仏さんも喜んでいらっしゃると笑顔で大人たちが語っていた。

そこだな。

そこ、テストに出るところだ。

バチカンからそのうち、とんでもないニュースが流れてきそうな気配濃厚なこの時代。

拍手喝采の動画だな。

なので、木喰上人、木喰上人と連呼しているのです。

そんな本日は、三が日のような気持ちの良い天の気。

その中を走ってきた、走ることができたことは有り難い。