といって、アポなしの来客の御仁が。
事務所の地図を眺めながら、帰り際、おっしゃる。
そうです、富山県で作られているものなんです、と応じたわけだ。
大陸から見た日本列島、という絵柄の地図だ。
なにせ、もともとの表日本、今じゃ、裏日本と蔑まれ、というところまで、一気に。
話は飛び。
当時の先進文物はこの海路から、わが列島に流入し、なんてこと、あらあら、まったく。
昨日のエントリー、出石神社の宮司さんの嘆きだよ。
ずっと前にも書いたけど、何年になるのか、軽井沢へ向かい、おじおばお泊まり保育、みたいなウタイで。
ナビらしきものもない車で走っているとき、母親が、突然。
みよた、と呟く。
この辺りに、そんなところがあるはずなんだけど、というわけだ。
もちろん、そのころは、記憶と現在の整理整頓は、しっかりとしていたんだけど。
ようやく、それが、御代田、という漢字が当てられている地名だとわかり。
そこまで、なんとかたどり着いてみると、そこは。
中山道華やかなりし頃の宿場町。
今では、曲がりくねったその街道は、バイパスに取って代わられ、心臓のバイパス手術みたいに。
残されたその地は、こぶのように、血流も行かず、という風体で。
なるほど、とその時に腑に落ちた次第。
夏草やつわものどもの夢の跡、だっけ、芭蕉のね。
つわものがいたかどうか、わからないけど、そんな感じだった。
生々流転、常なるものはあらず、いつでも変化変容を繰り返すのが、この自然、地球、宇宙。
というもので、その中の一つの存在物たるわが方だって、その例外にあらず。
昨日は、一日、新入社員研修の構想を練っていた。
先週末に神戸へ行ってきたのが、とても役に立ち、ありがたいものだ。
すべてが繋がって行く。
夕べは、その同友会の地区の例会。
何週間か前にいただいた本、読んだ?という問いかけ。
机の上にあるんだけど、まだ、10ページくらいしか、読んでなくて。
ありがたくもかたじけなくも、そんな体たらくで。
来週には感想を述べるよ、と答えたところで、くみちゃんからいただいた本のこと、思い出した。
それ以外にも、中野信子の「サイコパス」ってのも、あるんだった。
榛原の方の、グレンフィディックをご馳走になる御仁からのだけど、うかうかしていたら。
もう一年になるか。
すると、山岡荘八の「徳川家康全26巻」をお貸ししますよ、という冗談とも本音ともとれるリクエストが。
なんてことのあった例会でしたが。
翌朝の瞑想タイムに向かい、そそくさと帰ってきたのでした。
おかげで、「サピエンス全史」をちょっと、読むことができた。
今朝のブログも、彼の著述についてを書こうと思ったんだけど、毎日じゃね、とやめといた。
そうそう、神戸での話で、中小企業はミミズだ、というのが、印象に残っている。
アインシュタインは、ミミズを40年以上、研究したんだったか。
ミミズの糞が土を作る、という話だ。
中小企業が活動して、その糞が、土壌を、つまりは、細やかな地域の諸相を作り上げる。
というわけだ。
例えはあんまり美しくないかも、だけど、その本質においては、なかなか、美しい物語だ。
さて、そんな心持ちで、本日は、第2回目の税務調査を受けるとします。