勝ったね。
まさか、中盤から後半にかけて、あんな展開になるとは思いもしなかった。
のは、解説の熱い男、松岡さんのコメントのせいなのか。
いや、見ていても、1セット目は、なすすべなし、と言う取られかたであったんで。
2セット目は、2−2のあたりで、階下に降りて、夕飯を食べに来ていた長男坊と。
アレヤコレヤのよもやま話。
仕事のことやら結婚式のことやらの話が終わり、彼が帰ると言うので、二階へ上がる。
と、最終の第5セット。
6−0の勝利。
まさかね、テニスはだから怖い、と言うのは、松岡さんの弁だったけど。
いかに、錦織のメンタル、戦略がすごかったか、と彼も、賛嘆していた。
彼の解説は、面白かった、プレイヤーとしての自分、と言う立ち位置からの話だったからか。
サッカーの解説なんかでも、岡田監督、岡ちゃんだね、彼のは、面白い。
アジアでサッカー後進国だった頃に活躍した選手たちの解説は。
その頃の、臆病さと言うのか、そんなものが、にじみ出たりして、わかったわかった、くらいの。
感想になっちゃたりすることがあるけどね。
にしても、錦織のテニス、面白かったな。
ああした世界的な大会をお茶の間で、簡単に見れるんだから、テニスプレイヤーを目指す子どもたちには。
刺激も刺激、かざま刺激、ってわかんないジョーク、だな。
ところで、昨日、どこに出ていたんだったか、井川の英雄、ね、今なら、望月翔悟さんだけど。
てしゃまんく、と言うらしい。
手者万九と漢字では書いてあった。
時代はいつだったのか、力持ちだったようで、街へ出て来て、誰もできなかった、困ったことを解決した。
なんて伝承が残されていて、と。
レッカーやユンボのような重機のない時代には、そんな逸話が、いつまでも語り継がれ、と言うことでもあり。
いや、当方としては、飛騨の両面宿儺(りょうめんすくな)のような、外来の勢力に対抗した。
そんな英雄なのかな、なんてことが頭をかすめて、ちょっと、ネット検索したんだけど、違うのかな。
わが産土神社にも、ちょっとした大石が残されていて、力持ちのなんのタレベエが、山の奥から担いで持って来た。
表面の凸凹は、その後、子供達がこの石を突っついて遊んでいるうちにできたもので。
と、その凸凹、直径が5センチにも満たない穴が、いくつか空いている。
明らかに、子供達の遊んだ痕とは違う穴。
以前、その神社に一緒にお参りした御仁が、これは、東南アジア特有の、つまり、海人族、海で漁りするものたち。
彼らの使った、星座を見るのか、そんな石、なんておっしゃっていたな。
ポリネシア、ミクロネシア、その界隈に見られるんだそうで。
そんな話のついでに、大仁ね、大人、の名残だ、なんて話もあるね。
温泉で有名だった長岡、修善寺の近くのね、に、大人山がある、とも。
つまり、その昔、大きな人間が住んでいた、と言うわけだ。
大仁といえば、広瀬神社。
三島大社の神様が、伊豆七島を経巡り、現在地に鎮座まします前、そこにも居住し。
なんて伝承が残されていて、かの神様、女性好きで、と言うのは、現代風の解釈なんだろうけど。
七つの島、さらに、広瀬神社の前に居住した、下田の、白浜神社にも、女房子どもがいた。
のか。
その地を治める証に、貴種の子種を宿し、誼を通じ、ことが治る、と言う仕儀だね。
ある時代から、女性はそんな具合に使われ、ゆえをもって、その時代におもてに表せなかった。
恨みつらみ悔しさなどなどが、姿かたちを変えて、現代に現れる。
なんて言説も、なきにしもあらず、ってわけで。
女性活躍、女性活躍、なんてあげつらう現在の有様も、よくよく考えてみれば、男性社会へ馴化させるための。
おためごかしのものいいかもしれず、ゆめゆめ用心めされよ、女性の、各々方、って。
だって、女性は、男性性優位に作り込まれた、社会ってやつに、馴染まないでしょ。
女社長、なんて呼び方、と言うのか、組織運営の仕方のための言葉、あれ、どこか違和感ない?
そこを無理くり感満載の、アレヤコレヤ、ってのはね、なんて言いつつ。
そんなことすら、はるかに凌駕する、と言うのも、女性性の本然の姿なのかもしれないね。
この話、ニシキトベ、ナグサトベの女酋長、とか、卑弥呼、とかに繋がる面白い話なんだけど。
風鈴が、次のステップへ移りなさい、と告げるので、このへんで。