80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半~90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

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2999-11-30 00:00:00 | INFORMATION


 電子ゲーム内の記事に、いくつかGIFアニメを追加しました。
学研 平安京エイリアン、学研 フロッガー、学研 ジェットファイター、トミー スクランブル、エポック スーパーギャラクシアン、バンダイ ビームギャラクシアン、ツクダ グレートエスケープ、バンビーノ サファリ、バンダイ FLモビルスーツガンダム、学研 パックモンスター、ツクダ ドラキュラ、エポック ドラキュラハウス、学研 ペイントローラー、学研 インベーダー1000、トミー ケイブマン、学研 ディグダグ、エポック デジコムベーター、トミー ウイリークロッサーを追加。
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散財日記 in ATARI GAME OVER&ビデオゲーム THE MOVIE

2016-09-22 10:11:19 | 散財日記・雑記

 ということで、前回に引き続いての散財日記。用事があるといいながら、しなくてはならないことがあると他のことがしたくなるのは、学生の時分に試験前に部屋の片付けをしてみた頃からのお約束。

ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバー 通常版・(中古/ポニーキャニオン) 1,432円(送料200円)

 ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバーは、2015年に発売されたドキュメンタリー映画。元々は、米国のエンターテイメント企業Fuel IndustriesとXbox Entertainment Studiosにより製作され、映像ドキュメンタリーとして2014年にXbox OneとXbox 360で独占配信されたもの。日本では、日本語訳と特典の日本版独自のドキュメンタリー映像を付けてパッケージ販売された。発売時より欲しいものリストのひとつだったのだが、ようやく入手した。


 内容は、1982年末の年末商戦を起点とするVideo game crash of 1983いわゆるアタリショックと、その原因とされ大量に廃棄されたゲームソフトE.T.の発掘作業の様子を描いている。アタリショックとは、1977年に発売されアメリカ市場を席巻していたゲーム機ATARI2600向けに作られたゲームソフトE.T.(スピルバーグの映画をゲーム化し1982年の年末商戦に向けて発売された)が、あまりにもクソゲーだったことから大量に売れ残り、それを契機として消費者のゲーム離れが進んでアメリカのゲーム市場が崩壊してしまったことを指す。この時、売れ残った大量のソフトは廃棄処分場に埋められてしまったと言われている。映画では、この都市伝説は、本当だったのかを解明しようとする。


 通常版には、薄い小冊子が付いてくる。簡単な解説とATARIの創始者ノーラン・ブッシュネルのインタビュー付き。CDの盤面に描かれているのがATARI2600版のE.T.のキャラクター。ぱっと見、口に見えるとこが顎から首と腕にかけて。


 ただ単に廃棄処分場を掘り起こせばよいという簡単な話ではなく、元々は砂漠だったという広大な場所であり、30年以上も昔の話なので記録にも残っていない。その上、ニューメキシコ州環境局の許可や処分場のあるアラモゴード市の許可をとる必要があるなど大掛かりなものとなった。作業当日には大勢の観客が詰め掛けマスメディアで報道されるなど、大々的なイベントになっている。伝説のクソゲーを作ってATARIの崩壊とアメリカゲーム市場の衰退の責任を一手に被せられたE.T.のデザイナー、ハワード・スコット・ワーシャウと、ATARI GAME OVERを監督するザック・ペンもこのイベントに参加している。


 発掘のドキュメントと平行して、ハワード・スコット・ワーシャウの当時の回顧録や黎明期のATARI社の様子が描かれている。それは、ゲーム産業の黎明期であり、初々しい希望と開放感に満ちたビデオゲームの輝かしくもナイーブな青春期だったことがわかる。


 ハワード・スコット・ワーシャウは、ヤーズ・リベンジやレイダース/失われたアーク《聖櫃》のヒットがきっかけとなりスターゲームデザイナーとなった。それが逆に仇となり、5週間という極端に短い開発期間でE.T.の製作を命ぜられる。このE.T.は500万本を製造したが、1982年12月には150万本が売れたのみで、残りは返品の山と化した。上の写真が、日本人だと99.9%が知らないと思われるヤーズリベンジ。プレイヤーが操作するのは宇宙蝿。なぜか、アメリカ人はこの作品が好きで好きでたまらないらしい。ちなみにYAR'S REVENGEのYAR'Sとは、その当時ATARI社の社長だったRay Kassar(レイ・カサール)氏の名を逆さまに読んだもの。


 こちらは、映画PIXELSにも登場したCentipede(ATARI2600版)。Centipedeとはむかでのこと。きのこ畑にやってくるむかでを退治するというシューティングゲーム。これもアメリカ人は好きで、好きでたまらないゲームのひとつらしい。車の行き交うハイウェイを蛙が横断するという日本製のフロッガーが、あちらでは日本以上に大受けしたらしいが、アメリカ人の好きなものの微妙なツボがわからない。


 ATARI社やATARI社の発売したゲームに関しては、日本で入手しやすいものとしては、ゾルゲ市蔵氏の謎のゲーム魔境2が詳しい。間違いが指摘されたり、でたらめ書いて読んでいる者を煙に巻くゾルゲ節が炸裂しているが、なかなかこれ以上詳しい書籍はない。


 ぶっちゃけ1時間かけて廃棄処分場を掘り起こすというドキュメンタリーなのだが、かなり面白い。これを見ると、ひとつ間違えばAppleやマイクロソフトみたいに世界を席巻する大企業になっているはずだったATARI社へのアメリカ人のATARI愛が理解できる。こちらは、もう少し詳しく調べてネタとして紹介します。


ビデオゲーム THE MOVIE・(中古/松竹) 1,330円(送料200円)

 こちらは、ビデオゲームの成立から発達、隆盛まで40年間の歴史を描いたドキュメンタリー映画ビデオゲーム THE MOVIE。元々は、インターネット経由で不特定多数の人が他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うクラウドファンディングで、1,200万円以上の資金を集めて完成した経緯を持つ作品らしい。こちらも欲しいものリストのひとつだったのだが、中古が安く売っていたので入手した。


 ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバーでは、アタリショックとゲーム市場の崩壊、ATARI社の都市伝説に焦点を当てており、それ以外のことは描かれていないし、その位置付けなども分かりにくい。こちらはビデオゲームの成立から紐解いていき、ATARI社の隆盛、アタリショック、アメリカ市場への任天堂の登場と席巻、プレイステーション登場と任天堂の没落、Wii、NDSによる任天堂のリベンジ、プレイステーション4やXbox Oneなどの次世代機からスマートフォンでのゲームなど最新のゲーム事情までを描いている。


 マリオやソニックが踊っているが、これらのキャラクターが活躍するアニメ映画ではなく、ビデオゲームの歴史について追ったごく真面目なドキュメンタリー映画。


 リオオリンピックの閉会式では、ゲームやアニメがプレゼンに登場するなど、日本製のソフトパワーを前面に出した演出が施されていた。実際、1995年の時点での日本製ゲームの世界シェアは7割を占めていた。ただ、その後は海外勢に押されて現在では3割ほどまでに減少。少子高齢化の影響で、昔は町中にあったファミコンショップも潰れて、アーケードから始まったゲーム産業の衰退は、据え置き機の市場にも及んでいる。スマートフォンの隆盛もあって日本ではゲーム機が売れない時代を迎えていますが、海外に目を向けるとプロゲーマーの試合をスタジアムで観戦するe-SPORTというイベントが開かれたり、まだまだゲームの可能性が感じられる。


 そのようなゲームの歴史とゲームの未来、可能性を感じられるドキュメンタリー映画に仕上がっている。例えるなら、日本の電子産業が注目されて期待されていた時期に製作された1991年のNHKのドキュメンタリー電子立国、1995年の新電子立国を足して、アメリカ人好みにしたような感じ。ここでもアメリカ人のATARI愛と任天堂好き、マリオ好きが感じられる。日本だとゲーム市場は終わったような感じですが、世界的に目を向けてみると映画や音楽、小説などと融合し、それらを超えた新しいメディアへと発展する可能性を感じさせてくれる。


 一般的に、映像作品や音楽など売れるものを作る場合には、マーケティングをしたり、売れる要素を取り入れてみたり、関係各所とのしがらみがあったりとなりますが、これは売れるものをではなく作りたいものを作ったという感じ。ゲームへの愛情が感じられる稀有なドキュメンタリーだと思います。


 ということで、ゲーム史の温故知新、大河ドラマを見ているかのようなこの2作品。ATARI GAME OVER アタリ ゲームオーバーとビデオゲーム THE MOVIEは、ぜひセットで見ていただきたい作品だと思います。こちらも、もう少し詳しく調べてネタとして紹介します。


メタルフィギュア・(中古/Ral Partha Enterprises) 1個300円~400円(送料140円)

 こちらは、アメリカRal Partha Enterprises社製のメタルフィギュア。ラルパーサ社は、テーブルトークRPG用の25mmと15mmサイズのミニチュアフィギュアを作っていた会社で、オハイオ州シンシナティに拠点があったが、2000年に倒産している。メタルフィギュアは、現在でも多くの会社から発売されていますが、意外と高くて1個1,000円~くらいする。当然、1個だと様にならないし10個~10数個そろえると結構な金額になります。


 別にテーブルトークRPGを今更やったりはしないのですが、その独特な雰囲気が好きで幾つか手元に欲しかった。1個300円とわりと安めの価格で出ていたので落としてみました。RPGがブームの頃には、日本のアオシマ社もメタルフィギュアを扱っていて、ウィザードリィの末弥 純氏のキャラクターをフィギュア化したりしていた。現在だとAurora Model Japanというところから日本人向けに作られたものがアマゾンでも売られている。


 BARBARIANの戦士、 DWARFの戦士、魔術師、HALFLINGのシーフ、ELFのシーフ。僧侶がいないのが残念。


 メタルフィギュアって、もっと大きい印象だったのだが、実際はすごく小さい。25mmなので500円玉より小さいくらい。指2本分くらいのサイズのフィギュアに服の模様や携帯する武器など、細かな造形が掘り込まれている。


 モンスターを発見!油断するな突撃するぞ!!ぐあ~!!噛まれた。あひ~助けて!


 助けるぞ!退散!退散!!こら逃げるな!あわてるな、落ち着け。僧侶がいないパーティなんて、最初から無茶だったんだ。


 日本だとゲームブックでひと山あてた社会思想社が次の展開として、フライングバッファロー社のT&Tを販売していた。これの特徴は、ソロシナリオが充実していたことで、TRPGに詳しい人を集めなくても、ゲームブック感覚で遊べた。TRPGの基本セットは安くとも5,000円~からと結構な値段がしたのだが、社会思想社のT&Tに関しては文庫本で展開したため、リーズナブルで一般の書店でも入手することが可能だった。


 TRPGの元祖というだけでなく、ウルティマやウィザードリィなどのコンピュータRPG、ゾーク、ミステリーハウスなどアドベンチャーゲームの元ともなったダンジョンズ&ドラゴンズ。現在でも新版がホビージャパンより売られている。基本セット1冊5,800円~7,600円×3冊、それとは別にシナリオ集、サプリメント(追加設定資料)、これにメタルフィギュア(1個1,000円×10数個)、ダイスなどが必要になるなど、大人の遊び。


 日本製のアニメ絵とかスマートなキャラクターではなく、イギリスの絵師が描いたゲームブックの挿絵のみたいな造形がたまらない。その内ドラゴンなどのフィギュアも手に入れようかな。

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散財日記 in ゲーム音楽大全 ナムコ名作CD付き

2016-09-19 18:48:58 | 散財日記・雑記

 ということで、一ヶ月ぶりという久々の散財日記。仕事が忙しいというわけではないのですが、それ以外の予定でちょっと更新もご無沙汰気味です。このBlogは、2006年の9月に始めており、もうすぐ10周年となるのですが、特にサプライズがあるわけでもなし、淡々とやる予定。

ゲーム音楽大全 ナムコ名作CD付き (TJMOOK)・(中古/宝島社) 870円(送料250円)
 
 ゲーム音楽大全 ナムコ名作CD付きは、宝島社より2016年6月に発売された一冊。発売時にはレトロサイト界隈でちょっとした話題となりました。ネタとしては遅れ気味ですが、ようやく入手しましたので紹介。最近では、ファミコンなどのレトロゲーム回顧本がちょっとした流行で次々と出版されていますが、これはちょっと珍しいゲーム音楽に焦点を当てています。


 ゲーム音楽というとCDがプレミア付きの価格で売られていたりと、マニアックすぎてなかなか付いていけないディープな世界。ゲームミュージックを扱った書籍というと、先駆者として電波新聞のゲーム・ミュージック・プログラム大全集なんかが浮かびますが、あれは打ち込みをする人向けに楽譜が収録されているというマニアックさぶりでした。この本では、そのような知識や音楽的な素養がなくとも楽しめるように一般的な作りになっています。


 ディグダグやゼビウス、ドラゴンバスターのBGMを作曲したサウンドクリエイターの慶野由利子氏、チャレンジャーや迷宮組曲を作曲したハドソンの国本剛章氏、ゲームデザイナーの遠藤雅伸氏、高橋名人など、ゲーム音楽やゲーム業界の著名人のインタビューが収められている。


 この本の一番の売りでもあるナムコ名作CD付。ファミコンの音源が収められています。未開封だったため、ほとんど新古本といっても良い感じ。この書籍が出たとき約1,700円という価格に躊躇しましたが、この音源がアーケード版かFM音源であれば迷わなかったのに。未開封のものが送料入れて1,000円ちょいの価格になっていたので購入しました。


 内容のほうは、冒頭の10ページほどを駆け足でゲーム音楽の歴史を解説してある。しかし、日本初のゲーム音楽のアルバムである細野晴臣氏のビデオ・ゲーム・ミュージックにはちょこっとしか触れていないし、タイトーのZUNTATA、コナミ矩形波倶楽部、PCでは日本ファルコムの古代祐三氏とかにも触れていない。ナムコのゲーム音楽には欠かせない大野木宣幸氏や、ゲーム音楽で遠藤氏を引っ張り出したからには小沢純子氏も欠かせないと思うが、こちらもあまり詳しく取り上げられていません。スーパーマリオやゼルダを作曲した近藤浩治氏、GoGoマリオ!!を歌った谷山浩子氏とか、ネタは幾らでもあると思われるのですが。


 この本の売りのひとつがファミコンコレクターKUBOKEN氏による、全ファミコンミュージックレビュー。音楽の専門でないコレクター氏によるレビューとは?とも思ったが、全ファミコンソフトのレビューともなれば、確かにコレクター氏にしかできないという気もする。大変な手間がかかったと思われます。


 ということで、特にゲームミュージックに詳しい人だと色々と物足りない出来だと思いますが、第2弾も予定されているそうなので、そちらに期待しましょう。一般のライトな層がああ懐かしいと懐かしむ分には、ゲームミュージックのCDも付いてくるしなかなか楽しめる企画だと思います。


JK☆B 2 女子高生×バイクイラストレイテッド (MSムック)・(古本/メディアソフト) 840円

 JK☆B 2 女子高生×バイクイラストレイテッドは、2015年に発売されたJK☆B 女子高生×バイクイラストレイテッドの第2弾。ばくおんに代表されるバイク+女子高生という、メカものに萌えの要素をプラスしたムック本。前作JK☆B 女子高生×バイクイラストレイテッドがバイク本として見てもなかなか良かったということと、帯付きが1,000円を切っていたため購入。


 このシリーズのポイントは、バイクの車種の取捨選択が絶妙だという点。最新のものに織り交ぜて、バイクブームの80年代~90年代から通常のバイク雑誌などではまず取り上げない、マイナーな車種やマニアックな車種などを集めている。今のレトロバイクを扱った書籍だと、今でも高値で売れるいわゆる名車といわれるものがほとんどだが、こちらはそんなことおかまいなしに絶妙に懐かしい車種が多数収録されている。


 個人的にツボだったのは、昔所有していたFZ250フェザー、今も所有しているドリーム50、はじめてのバイクであるヤマハJOGが収録されていた点。女子高生のイラストは普通だと思いますが、バイクのイラストはかなり精巧に描かれていて出色の出来。


 イラストだけでなく、当該車種の紹介、時代背景なども解説してありますが、これもなかなかの良い出来。メディアソフト社はパズル誌などを出版しているところでバイク専門誌を出版している出版社ではないのだが、縛りがない分ライター氏の思い出や思い入れなど独特の視点が加味されている。


 ということで、80年代~90年代のバイクブームにはまった人には、なかなかのお勧め。今バイクを降りてしまった人でも、忘れていたことを思い出せてくれて楽しめる一冊だと思います。


少年ブーム―昭和レトロの流行(はやり)もの・(古本/晶文社) 140円(送料250円)

 少年ブーム―昭和レトロの流行(はやり)ものは、2003年に晶文社より出版されたレトロホビー本。著者は、日曜研究家の串間努氏。近年のレトロブームに合わせて出版されたものというより、そのレトロブームを作り出して牽引してきた第一人者による一冊。昭和の時代の懐かしい流行(はやりもの)が、これでもかと詰め込まれています。


 前回紹介した町田忍氏やこの串間努氏などが、このような昭和レトロものネタの先駆者のひとりだと思います。90年代あたりから2000年代初頭にかけて、昭和の玩具や雑貨、お菓子などいろいろなテーマで本を書かれていました。出版社が文芸書や思想書、サブカル本などで有名な犀のマークの晶文社という点もポイント。他のレトロ本とは一線を画しています。


 串間努氏は、1964年の生まれなので70年代がやはり中心。氏がストライクな世代としては、特撮、ゴジラ、仮面ライダー、ウルトラマン、スーパーカーブームなんかの頃だと思います。それだけではなく、メンコやベーゴマ、忍者ごっこなど戦争直後からびっくりマンやキン消しなど80年代の末あたりまで、戦後の昭和を網羅するように取り上げている。氏の世代とはちょっとずれてしまうためなのか、ファミコン関係は少なめ。ゲームや任天堂関係だとゲーム&ウォッチに一章を割いています。


 メーカーに取材したり、串間氏の手持ちの資料を駆使したり、資料としても通用するなかなかの労作。


 玩具や商品にとどまらず、牛乳の蓋や熱帯魚のブーム、昆虫、オカルトなどとにかく幅広い。レトロ本としては、なかなか他に類を見ない質の高さだと思います。


 この本は、10年ほど前に図書館で読んだことがあるような記憶があります。図書館においてあっても違和感のないレトロ本の教科書的なテキストだといえるでしょう。そこはかとなく漂っているサブカル臭がたまらない。


 串間氏と同年代か40代あたりだと楽しめる書籍だと思います。それ以外の年代であっても、古い昭和の時代を知ることの出来る貴重な資料のひとつとしてお勧めできる一冊だと思います。


ザ・おかし・(古本/扶桑社) 1円(送料250円)

 ザ・おかしは、同じく串間努氏の手による一冊。1996年の発行とここで紹介する本の中では古め。そのタイトル通り、懐かしいお菓子の歴史について書かれた本。串間努氏は、ザ・ジュース大図鑑、駄菓子屋百科事典、ザ・ガム大事典など、懐かしい商品を取り上げた書籍も数多く書かれている。


 串間氏はおかしのパッケージなどを捨てずに大切に収集していると何かで読んだ記憶がありますが、そのような膨大な串間氏の手持ちの資料やお菓子メーカーへの取材などを通して、主に戦後に発展してきたお菓子の業界史をいっぺんに俯瞰できるよう書かれている。


 当時、流行ってバンバンCMが打たれ話題となったお菓子や、今現在でも売られているお菓子でも、発売当初はパッケージが異なっていたりして面白い。さすがにひとつひとつの商品のパッケージ遍歴とかは無理だろうが、ああ懐かしいと感じるような定番の菓子はだいたい網羅されている。


 ゲームや玩具だと人を選ぶと思いますが、こちらは万人が楽しめる一冊。最近だと、懐かしい商品を扱った辰巳出版の日本懐かし大全シリーズが好評なようですが、こちらはその元祖と言える一冊だと思います。


∞(アンリミテッド)・(中古/ポニーキャニオン) 30円(送料350円)

 ∞(アンリミテッド)は、おニャン子クラブより生まれたユニットうしろゆびさされ組のラストアルバム。今では秋元康氏の奥さんである高井麻巳子さんとゆうゆこと岩井由紀子さんの2組のユニットでした。フジで放送されていたハイスクール奇面組の主題歌を歌って人気を博した。80年代アイドルのベスト盤は、2000年代の現在でも新たに企画されたリマスター版が普通に売られているのですが、リーズナブルに入手可能だったということと、ハイスクール奇面組で使用されたシングルの全A面とB面の一部が収録されていて、ベスト盤としても機能するということから購入。


 おニャン子クラブの歌というと、大勢で歌う場合であってもユニゾンが多かったと思うのですが、この2人は珍しくハモリを売りにしていた。2人で歌ってハモルことで、耳に心地よく名曲と呼べる楽曲が多いような気がします。以上の理由から、当時おニャン子クラブの中でも好きなグループでした。秋元さんも力が入っていたのか、楽曲にも恵まれたような気がします。


 ハイスクール奇面組の番組が終わらない内に高井麻巳子さんのおニャン子卒業ということから、ユニットは解散。ハイスクール奇面組からついでにとんちんかんの主題歌枠は、後輩のうしろ髪ひかれ隊に引き継がれた。


 80年代アイドルの企画盤は今でも普通に売られているのですが、なかなか中古で安くは売ってない。当時のアルバムでも安く手に入ればちょっと集めてみたいかなあ。


成龍 ジャッキー・チェン アクションDVDセット3 (7枚組)・(中古/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン) 950円(送料350円)

 こちらは、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより2006年に発売された成龍 ジャッキー・チェン アクションDVDセット3。一本売りでは難しいジャッキーチェンの初期の作品を集めた企画ものになるかと思います。以前アクションDVDセットの1を紹介しましたが、あれは五福星、ヤングマスター師弟出馬、バトルクリークブローの3作品でした。こちらは、豪快に初期の時代劇カンフーものを7作品も収録しています。


 アマゾンの商品説明ではわからないのですが、7作品収録ということで実物はかなりの分厚さ。ジャッキーチェンは、78年(日本公開は79年)の酔拳で日本に紹介されて注目を集めました。その勢いをかって同じようなフォーマットの蛇拳も公開され大ヒットを記録します。それまではブルースリーのシリアスなカンフー映画しかないところに、ギャグを取り入れた点が目新しかった。以降、ジャッキーの新作は順次日本でも公開されていくようになりますが、あまりの人気のため過去の作品も新作として劇場公開されるようになった。酔拳、蛇拳がヒットしたため、関係ないタイトルの映画でもジャッキーチェンの○○拳と日本だけのタイトルが付けられて公開されていた。


 少林寺木人拳(76)、クレージーモンキー 笑拳(79)、 カンニング・モンキー 天中拳(78)、ジャッキー・チェンの醒拳(83年)。この辺は一本売りでバラでも売っています。コミカルな日本版のパッケージとは異なった、微妙にシリアスなパッケージ。


 成龍拳(77)、龍拳(78)、蛇鶴八拳(77)。この辺だとタイトルを見ただけでは、区別が付かない。


 昔の香港映画なのであまったフイルムを繋げて一本新作を作ってしまったりだとか、1年間に3本も4本も新作を作っていたりだとか、全部B級といえばB級なのですが、日本では劇場公開された以外にゴールデン洋画劇場などでもバンバン放映されていたので、そういった意味でも懐かしい。中でも木製の木人が印象的だった少林寺木人拳、クレージーモンキー 笑拳、 カンニング・モンキー 天中拳などは、放送の翌日学校でも話題となっていました。


 今は安いのが売り切れて3,980円から~となっていますが、これを買ったときには1,000円前後からだった。1,000円でこれらの初期作品7作が手に入るという意味では、なかなかのお徳版セットだと思います。同じような作品が収録されている、ブルーレイのジャッキー・チェン〈拳〉シリーズ Box Setだと2巻に分かれていて一つが約27,000円と19,700円ほど。アマゾンでの価格は変動しますので、安く売っている時にお勧め。


愛と青春の旅だち・(中古/パラマウント ジャパン) 40円(送料350円)

 愛と青春の旅だちは、1982年に公開されたリチャード・ギア主演の青春映画。名作といわれる定番のひとつだと思います。VHS版は持っているのですが、DVDは持っていなかったため購入。


 退廃的な生活を送る主人公ザックは、ある時士官学校に入学するチャンスを手に入れます。そこで待ち受けるのは海兵隊軍曹の鬼教官フォーリー。次々と脱落者が出る中、鬼教官の厳しい訓練に耐え、なんとか生まれ変わろうとするザックだったが・・・。


 ストーリーは、その後の士官学校ものの映画に影響を与えてある意味お約束にもなった作品。トム・クルーズのトップガンは、この作品のリメイクだったりする。日本だとファミコンウォーズのCM(直接の元ネタはフルメタルジャケット)にも影響を与えていると思います。


 そんなに複雑な話ではなく、シンプルなストーリーなのですが、良い作品。産業もなく寂れた町の工場で日々の生活を送るヒロインと、士官学校を晴れて卒業しエリートへの扉を開いた主人公の対比が、旅立ちという邦題にふさわしい爽やかで印象的なラストシーンを迎えます。


ナイトメアー・ビフォア・クリスマス・(中古/ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテインメント) 1円(送料350円)

 ナイトメアー・ビフォア・クリスマスは、1993年に公開されたミュージカルアニメーション映画。原案・原作はティム・バートン監督によるもの。別段ハロウィンだからというわけでもないのですが、ハロウィンっぽい映画ということで。


 この作品は、1993年製ということでCGはあまり使っていないと思われるにもかかわらず今時の映画と変わらないような印象を与えてくれます。その理由は、ハリーハウゼンの流れを汲むストップモーション・アニメーションの技法を取り入れていること。少しずつ動かしてあたかも動いている様に見せるあれです。そのため、CGで作るのに比べても膨大な手間がかかっていると思われます。今の時代だったら、なんということはないのでしょうけど。ただ、その膨大な手間隙が芸術性を生んでいるのかなという気もしますね。


 今でもお洒落雑貨屋などに行くとフィギュアが売っているという人気キャラクターのひとつとなっただけでなく、東京ディズニーランドのアトラクションで、ハロウィンから年明けまで期間限定でこの映画を元にしたホーンテッドマンション ホリデーナイトメアーが公開されるなど定番のひとつとなりました。
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家庭用ゲーム機興亡史 ゲーム機シェア争奪30年の歴史/ホビーパソコン興亡史 国産パソコンシェア争奪30年の歴史・オークラ出版

2016-08-19 08:36:56 | 書籍・漫画

 こちらは、2014年にオークラ出版より発売された家庭用ゲーム機興亡史 ゲーム機シェア争奪30年の歴史と、同じ筆者によるホビーパソコン興亡史 国産パソコンシェア争奪30年の歴史。


 家庭用テレビゲームの歴史、発展史をまとめた家庭用ゲーム機興亡史。著者は、近年レトロゲーム関連の本を出しまくっているコナミ出身の前田尋之氏。ソフトカバーのコンパクトな書籍。


 日本でのゲーム機の発展史を第1章から8章までに分けて解説している。このような書籍としては、アーケードゲームを含めた総合的なゲーム史を扱った、それは「ポン」から始まった-アーケードTVゲームの成り立ちが有名だが、こちらは家庭用のゲーム史のみに特化して簡潔にまとめてある。アマゾンの評価を見ても分かるように、平坦な記述で書かれており、それほど資料として詳しい本ではない。ゲーム史の記録とかそのような大げさなものではなく、どちらかというと軽く読んで楽しむための本といえるでしょう。


 モノクロで文章メインの本ですが、ところどころに該当する機種の写真が入れてあるため、視覚的にも分かり易い。ファミコンのブームを起点として、ファミコン前史、ポストファミコンの時代、CD-ROMとポリゴンの時代、セガのゲームハードからの撤退、プレイステーション2とソニーの覇権、Wii、NDSによる任天堂の復権、現行機、スマートフォンの時代…というように駆け足でゲーム史の流れを俯瞰することが出来る。


 この家庭用ゲーム機興亡史は、ライトな作りで電車の中などでも気軽にゲーム史を俯瞰することができるように書かれている。参考文献がネットの任天堂サイトやコタクジャパンとかなっていますので、ネットで調べればわかる情報ではあるのですが、平坦な記述で簡潔にまとめてくれている点において十分にこの本の価値はあると思います。


 こちらは、2014年にオークラ出版から発売された、ホビーパソコン興亡史 国産パソコンシェア争奪30年の歴史。80年代に家庭に入ってきた当時の国産のPCの盛り上がりと衰退をテーマにした書籍。これまで、この手の昔のパソコン本は少なくて、当時ものの技術書寄りのものとか、ビジネス書寄りのものくらいしかなかったのですが、ここのところ立て続けに出版されている。ファミコンなどの家庭用ゲーム機の栄枯衰退をテーマにした家庭用ゲーム機興亡史に続いての第二弾。


 当時御三家と言われたPC-8801、X1、FM-7を中心に、TK-80などのワンボードマイコン、PC-8001、PC-6001から家電各社のオリジナルパソコン、ぴゅう太、M5、SC-3000、ファミリーベーシックなどのホビーパソコン、第一次PC戦争で御三家に敗退した家電メーカー14社連合が終結したMSXとMSX2、PC-9801を筆頭に、X68000、FM TOWNSなどの16ビット、32ビット機などまで、ウィンドウズが入ってくる前の国産の家庭用のPC歴史が書かれています。


 ホビーパソコン興亡史の方は、文章主体で写真もモノクロと物足りない部分もあるのですが、それを補う資料編みたいな位置付けで発売されたのが、同じ前田尋之氏の手によるホビーパソコンガイドブック。こちらは、全編カラーでハードの写真や当時の広告など、見て楽しむものになっています。ホビーパソコンガイドブックだけだと歴史の中でハードの位置付けや繋がりがわかりにくいため、この2冊は相互に補完するかのような関係になっている。


 憧れの機種だったシャープのパソコンテレビX1。シャープのテレビ事業部が製造しており、同じシャープのパソコン事業部のMZとも競っていた。この頃は、機種が違ってしまえば同じメーカーのPCといえども互換性がなかった。


 NECの安価なホビーPC、PC-6001/6601シリーズ。音声合成が可能で、しかも音階が付けられて歌を歌わせることができた。今考えると、ボーカロイドなど時代を先取りしている。


 80年代8ビットPCの主流となった王者NECのPC-8801SR。FM音源を積んでおり、それまでの味気ないBeep音から流麗な音楽を奏でることができた。スプライトを持たないため、重ね合わせてスクロールさせるアクションゲームは苦手だった。


 近年発売されたもので路線が近いものといえば、当時のカタログ、雑誌の記事などから構成された永久保存版80年代マイコン大百科。当時の雑誌広告からの引用が主体の構成になっている。惜しいことに、こちらはオールモノクロ写真で構成されている。


 10年ほど前に発売されたソフトバンクのBeep復刻版。当時は、LOGiNやマイコンBASICマガジン、テクノポリス、POPCOMなど、主にPCゲームに特化したホビーよりの雑誌が多数発行されていた。機種ごとの専門誌であるOh! PC、Oh! X1、Oh! MZや、技術やハード寄りのI/Oなど、住み分けができていた。このBeepを出版していた頃のソフトバンクといえば、まだPC関連の書籍を出していた、地味ないち出版社にすぎなかった。こちらは、当時の記事をそのままに1/4に縮小して掲載できるだけ掲載したという作り。


 PC-8801のエミュレーターと当時のゲームを詰め込んだ、蘇るPC-8801伝説。この2002年頃に、このようなエミュレーター+当時のゲーム本がちょっと流行った。


 1992年の休刊から、10年の歳月をかけて2002年に復刊されたMSXマガジン永久保存版。好評だったため第三弾まで発行された。


 電波新聞社のマイコンBASICマガジンに連載されていた記事をまとめたチャレンジ!!パソコン AVG & RPG。80年代当時に出版されて、大変な人気を博してVまでシリーズが発売された。こちらも2003年に復刻されている。


 ファミコン前夜とその社会現象に特化した書籍としては、ファミコンとその時代 テレビゲームの誕生がある。シャープ出身で任天堂開発者だった上村雅之氏の手によるもので、当事者本人が書かれたものとしてその資料的価値は一級品。その上村雅之氏は現在は立命館大学におられて、立命館大学ではゲームアーカイブプロジェクトというゲーム史を学術的に扱うプロジェクトを行っており、その一環として書かれたもの。 


 写真は、巻頭に少しとモノクロの小さなものがあるだけで、ほとんど文字だけで構成されているお堅い本。このようなゲーム史を扱った書籍としては、2005年に発売された“それは「ポン」から始まった-アーケードTVゲームの成り立ち”が有名。この本は長らくプレミア価格で売られていたのだけれど、2015年に再販されたようで、現在では普通に定価で買うことが出来る。もっと古い本としては、1988年のテレビゲーム―電視遊戯大全が有名。こちらは、再販される見込みが薄いため、とんでもないプレミア価格が付いている。1994年には電視遊戯時代―テレビゲームの現在として、続編も書かれている。



 ゲーム史に関する本は数多く書かれていますが、ゲーム機の歴史をこれだけ簡単にまとめたものは少ない。同時に80年代当時のパソコン文化に関しても、今となっては書かれることはほとんどありません。そういった意味でも、平易な文章で簡潔にまとめられたこれらの3冊の持つ意味は大きい。値段も安めだし、当時のゲーム文化に思い入れのある人には、気軽に手にとって読んで欲しいシリーズだと思います。

参考:家庭用ゲーム機興亡史 ゲーム機シェア争奪30年の歴史、ホビーパソコン興亡史 国産パソコンシェア争奪30年の歴史、懐かしのホビーパソコン ガイドブック/前田尋之監修・オークラ出版、MSXマガジン永久保存版/アスキー、Beep復刻版/ソフトバンク、チャレンジ!!パソコン AVG & RPG/山下章・電波新聞社
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散財日記 in バンビーノ SOCCER

2016-08-11 19:21:16 | 散財日記・雑記

 ちょっと間が空いてしまった久々の散財日記。仕事上のイベントごとがあって、なかなか手が離せない時期が続いてました。とりあえず、それも終わってしなくてはならないことはひとまず片付いた。散財の方もたいしてやってませんが、すでにもう一つ届いています。あまり増やすと更新が大変なので、残りは次回へまわします。

LSIゲーム Bambino Soccer・(中古/バンビーノ) 1,100円(+定形外送料)ほど

 こちらは、1979年製のLSIゲームBambino Soccerです。バンビーノは電子機器を製造していたエミックス株式会社のブランドで、電子ゲームブームの初期の頃にデザイン性に優れた作品を発売していました。オリンピックシーズンということで(?)、旬なスポーツゲームネタをやります。


 バンビーノといえば、トミーにOEMしていたUFOマスターブラスターステーションやテレビCMもしていたスペースレーザーファイトやBoxing(ボクシング)が有名なのですが、日本国内だけでなく海外でも売られており、数種類のスポーツゲームなどを販売していたようです。特に有名なものでも、プレミアが付くようなものでもありませんが、このくらいの価格だったので落としてみました。


 特にスポーツゲームの主な市場は海外だった模様で、箱裏の説明書きもすべて英語。MADE IN JAPAN 日本製の文字が今となっては貴重。


 デザインは、こんな感じ。洒落たものが多いバンビーノのゲームとしてはずんぐりとした印象。


 裏はこのような感じ。裏の説明書きもすべて英語。単三電池4本で動きます。


 説明書が付属していなかった上に箱の説明書きもすべて英語のため、いまひとつわかりにくい。フィールドプレイヤーを操作するための4方向キーと、キーパー操作用の2方向キーが付いています。プレイヤーの人数も選べるようですので、2人プレイができるのでしょうか?


 ゲームが始まるとますます分かりにくい。スタートボタンに該当するものがなく、キャラが動かなかった。壊れているのかな・・・?と思いきや4方向キーの上を押すとゲームが始まった。しかし、すぐにゲームが止まってしまい、いまひとつ遊び方も分からない。


 そもそもバンビーノは、電子ゲーム初期のものがほとんどなのでゲームデザインがシンプルすぎるほど単純なものが多い。そのため抽象的すぎて、どのようにサッカーらしさを演出しているのか分かりにくいですね。


 ちなみに箱もぼろぼろで綺麗なものではない。最初は、もっと高い金額3,000円~?で出ていたものが、入札がなくって徐々に値が下がってこの値段になった。まあ、値段が値段な上に珍しいといえば珍しいので、良しとしましょう。


21世紀ファミコン (ゲームサイドブックス)・(古本/マイクロマガジン社) 1円(送料270円)

 こちらは、2010年に発売された21世紀ファミコン (ゲームサイドブックス)。前回紹介したはじめてのファミコンと同じく、ユーゲー誌、ゲームサイド誌に連載されていたものを書籍としてまとめたもの。


 ユーゲー誌やゲームサイド誌は、熱心に読んでいたわけではなのだが、書店で見かけたときには手に取っていたため、そういった意味でも懐かしい感じがする。


 レトロゲームを懐かしむという趣旨ではなく、21世紀ファミコンのタイトル通り、21世紀にもファミコンを楽しんでしまおうというコンセプトで書かれている。スーパーマリオを2人プレイでやろうとか、ディグダグの地面を全部掘り進もうだとか、魔法使いのみでウィザードリィをやってみようだとか、新しい遊び方が提案されている。


 変わった遊び方をして面白いかどうかというと、あまり面白そうではない。けれど、新しい遊び方を成立させるために、何度も繰り返しプレイしており、やり込みプレイみたいな乗りになっている。そのため、読み物としてはなかなか面白い。


 当時、ユーゲー誌やゲームサイド誌を読んでいた人には、懐かしい感じがする一冊だと思います。そうでない人にも、1円からと安く手に入るファミコンエッセイ本としてお勧め。


路上ポップ・ドールのひみつ・(古本/扶桑社) 60円(送料257円)

 こちらは、懐かしいもの研究家の町田忍氏による路上ポップ・ドールのひみつ。発売も1998年とここで紹介しているレトロものとは一線を画していて、このような書籍の元祖みたいな正統派のレトロ本。この頃だと、なんでも鑑定団の人気とともに古いものに価値があるということが一般にも知られ始め、ホーロー看板の本とかブリキやソフビの玩具の本とか、色々と出版されていた。これは、10年以上前に図書館で見たことがあるような気がします。


 ジャンルとしては、企業のキャラクターやノベルティを詳しく扱ったもの。不二家のペコちゃん、興和のケロちゃんコロちゃん、エスエス製薬のピョンちゃん、佐藤製薬のサトちゃんなど、店頭に置かれていた懐かしいキャラクターが紹介されている。


 企業のノベルティグッズなどは、プレミア的な価格が付くことで知られていますが、それらを街中に置かれている状態で収集して、その歴史などを詳しく調べた書籍は珍しいと思います。


 サトちゃんを10円の乗り物にしたサトちゃんムーバー。薬局も大手チェーン店が市場を席巻してしまい、このようなものが置かれている町の薬局は、すっかり数を減らしてしまいました。


 18年前の書籍ですが、ある意味その内容は古くなっていない。今でも十分通用する一冊だと思います。企業ノベルティグッズが好きな方にお勧め。


BIBLE・(中古/ソニー・ミュージックレコーズ) 400円(送料350円)

  BIBLEは、1991年に発売された松田聖子さんのベストアルバム。これ以外にもBIBLEⅡ、BIBLEⅢが発売されています。松田聖子さんといえば、80年代アイドルを代表する歌姫。シングルの首位獲得数25作、オリコン首位獲得週数50週など、数々の記録を打ちたてた永遠のアイドル。


 松田聖子さんのベスト版が、何か一枚欲しかったため購入。とにかくヒット曲が多いため、流れる曲流れる曲すべて知っているという、怒涛の展開が圧巻です。


 このBIBLEは全盛期に出たため、松田聖子さんのベスト版として有名ですが、実は80年代のすべてのヒット曲が収録されているわけではない。松田聖子さん本人の選曲によるもので、B面やアルバムからの収録曲が4割ほどを占める。このBIBLEに入っていないヒット曲は、BIBLEⅡに分けて収録されています。リーズナブルなため、これを選びましたが、怒涛の80年代ザ・ベストテントップ曲メドレーを望みたい場合には、シングルコレクションや聖子 スイート・コレクション 〜80'sヒッツ、SEIKO STORY~80’s HITS COLLECTION~などを選択したほうが良いでしょう。
 

 90年代に入ると自分で楽曲の作詞、作曲をしたりアーティストという方向に舵をきったり、全米進出が話題となったり、ジェフ君や歯科医とのスキャンダルなどワイドショーのネタになったりもしました。そんな騒動も落ち着いてきて、今となってはディナーショーの女王として君臨されているようです。


 80年代当時には、特に松田聖子さんのファンというわけでもなかったのですが、楽曲が良い、声が良いということで、一枚はアルバムを持っておきたいアーティストの一人かなというように思います。
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