80年代Cafe

80年代を中心に、70年代後半〜90年代位の懐かしいもの置いてます。
あなたにとって80年代はどんな時代でしたか。

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2999-11-30 00:00:00 | INFORMATION


 電子ゲーム内の記事に、いくつかGIFアニメを追加しました。
学研 平安京エイリアン、学研 フロッガー、学研 ジェットファイター、トミー スクランブル、エポック スーパーギャラクシアン、バンダイ ビームギャラクシアン、ツクダ グレートエスケープ、バンビーノ サファリ、バンダイ FLモビルスーツガンダム、学研 パックモンスター、ツクダ ドラキュラ、エポック ドラキュラハウス、学研 ペイントローラー、学研 インベーダー1000、トミー ケイブマン、学研 ディグダグ、エポック デジコムベーター、トミー ウイリークロッサーを追加。
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散財日記 in ファミコンとその時代

2016-05-14 20:09:01 | 散財日記・雑記

 ということで、前回よりちょっと間が空いての久々の散財日記です。4月5月は税金やらなにやらで何かと物入りのため、安いDVDと書籍のみと散財もセーブ気味。アマゾンのカートには後で買うリストが溜まっていきます。

ファミコンとその時代・(古本/NTT出版) 1,190円(+送料250円)

 ファミコンとその時代は、2013年のファミコン生誕30周年の節目にNTT出版より発売されたファミコン本。この本の一番の売りは、シャープから任天堂に移ってハードの設計を担当された上村雅之氏が直接書かれた一冊であること。京都の立命館大学がコンピューターゲームの情報収集、データベース化を目的としたゲームアーカイブプロジェクトというものを行っており、その一環として書かれたもの。執筆者も立命館大学の先生たち。


 いわゆる攻略本や懐古本としてのファミコン本などとは異なり、ファミコンが生まれてきた時代背景、時代に与えた影響などを記した、学術書みたいな作りになっている。コンピュータやコンピュータゲーム史が学問の対象となる時代がやってきているんですね。


 そういうつくりの本のため、ファミコンソフトなどの紹介は基本的になし。2部構成になっており、第1部はテレビゲームの誕生と題して、ファミコンが生まれてきた時代背景を世界初の家庭用テレビゲーム・オデッセイやATARI社のPONGの時代から、アタリショックを経て、日本での電子ゲームやゲームウォッチのブームまでを紹介しつつ紐解いていく。第2部に入って、ようやくファミコンの開発史となる。


 欄外には参考文献も明記されていて、まったく専門書みたいな作り。大学でもテキストとして、使われているんじゃないでしょうか。こういう教科書なら、眠くならないでしょうし、講義も楽しいでしょうね。そのような夢のような講義を受けてみたかった。


 写真は、巻頭に少しとモノクロの小さなものがあるだけで、ほとんど文字だけで構成されている。


 図表や参考文献など、このような感じのお堅い本。このようなゲーム史を扱った書籍としては、2005年に発売された“それは「ポン」から始まった-アーケードTVゲームの成り立ち”が有名。この本は長らくプレミア価格で売られていたのだけれど、2015年に再販されたようで、現在では普通に定価で買うことが出来る。もっと古い本としては、1988年のテレビゲーム―電視遊戯大全が有名。こちらは、再販される見込みが薄いため、とんでもないプレミア価格が付いている。1994年には電視遊戯時代―テレビゲームの現在として、続編も書かれている。


 この本も定価2,808円と決して安い書籍ではないのですが、帯付きのほぼ新品が1,200円程度で出ていたので買ってみた。とにかく、ファミコンの開発をされた当事者が書かれていますので、資料としても一級品でその価値は高い。NHKの電子立国、新電子立国とかが好きだった方にもお勧め。幼少期や少年期にファミコンの時代を経験して、ファミコン好きを自認する方ならば、とりあえずもっておきたい一冊だと言えると思います。


おもちゃのすぎやま―小さな町の昭和のおもちゃ屋/斎藤 巧一郎・(新品/有峰書店新社) 1,300円

 おもちゃのすぎやま―小さな町の昭和のおもちゃ屋は、有峰書店新社より2013年に発売された写真集。カメラマン斎藤 巧一郎氏の作品で、東京都練馬区桜台で2012年まで57年間営業していたおもちゃのすぎやまという小さな玩具店の日常から閉店までの一年間を追ったもの。


 個人の玩具店は、すでに80年代頃から姿を消し始めていたように思います。電子ゲームやファミコンのブームでそれまでプラモデル、人形などの素朴なおもちゃを扱ってきたお店が対応できなくなり、90年代に入るとアメリカからの外圧で大店法が改正されて、米資本の大型店トイザらスが日本各地に進出して行った。その後、2000年代には少子化の影響もあってか、おもちゃのバンバンやハローマックなどの大手資本によるチェーン店が姿を消し、個人の玩具屋さんというのは大変難しい時代になっている。専門の工具や細かな品揃えで固定客を掴んでいる模型店などは、まだちらほら残っていますが、店主の高齢化など跡継ぎがいないことから、そちらも少しずつ減ってきています。


 そんな中、2012年まで個人の玩具屋さんを守り抜いた店主の記録と、そこに通った(かっての)子供たちの記憶が写真集の中に封じ込められています。昔は、学校の近くに駄菓子屋や文房具店と兼務している店があったり、ビデオゲーム全盛の頃には駄菓子屋兼玩具店にゲームが入って駄菓子屋ゲームセンターになったり、ファミコン全盛期になると中古ファミコンソフトを扱いだしてファミコンショップへと鞍替えしたりと、そんな多くの人の記憶に残っているだろう、それぞれの思い出の中の玩具店の残像を見ることが出来ます。


 店が閉店するということで、商店街の有志が集まり、この写真集が作られたみたいです。東京のど真ん中で、57年間個人のお店を守り抜いた店主(おばあちゃん)の姿に、なにかすごく人生を感じてしまう一冊。


バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー・ボックスセット・(中古/ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン) 1,170円(+送料350円)

 バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー・ボックスセットは、2003年にユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより発売されたバック・トゥ・ザ・フューチャーのDVDセット。定価だと10,000円ほどして、ブックオフなどでは2,980円〜3,980円くらいで売られていたと思います。バック・トゥ・ザ・フューチャーのセットは、バック・トゥ・ザ・フューチャー DVDコレクターズBOXとして新しいバージョンが発売されており、旧版のBOXセットが1,000円台になっていたため購入。


 バック・トゥ・ザ・フューチャーは、1985年に公開され1990年までに3部作が作られたいわずと知れたタイムパラドックスものの金字塔。好きな映画ベスト10などのランキングでは、常に上位に入る作品。1,000円ちょいと廉価でしたが、ブックレットも付いており綺麗なものだった。3枚組みで、それぞれにメイキングや未公開シーン、NG集などの特典映像などを収録している。


 製作はスピルバーグで、監督はロバートゼメキス。主演は、マーティ役のマイケル・J・フォックスとエメット・ブラウン博士(ドク)役のクリストファー・ロイド。その後、マイケル・J・フォックス氏が30歳の若さでパーキンソン病にかかり闘病生活に入ったことでも話題となった。バック・トゥ・ザ・フューチャー PART4の製作が何度も噂されては立ち消えとなり、2015年には、トヨタのCM内でマイケル・J・フォックス氏とクリストファー・ロイド氏の出演により、当時予想されていたものが、どれほど実現したかという短編、長編映像が公開された。


 とにかく明るくて楽しい作品。脚本の完成度がやたらと高い作品という印象。この作品とスターウォーズ3部作、インディアナジョーンズ3部作は、80年代のみならずSF映画を代表するトリロジーだと思います。


ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]・(中古/スタジオジブリ) 1,180円(+送料350円)

 ルパン三世 - カリオストロの城は、1979年に公開された劇場用ルパン三世の第2作目。宮崎駿氏の初監督作品でもある。スタジオジブリが出来る前の作品ですが、後にジブリがいっぱいコレクションにも収録された。何度もVHS、DVD化されており、これもバージョンによっては宮崎駿監督作品としてはなんとか安く入手できる。


 今では名作として認知されていますが、公開当時は宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999など宇宙を舞台とした作品が流行っていたため、劇場に観客が入らず、宮崎監督はしばらく劇場用作品が作れない事態となった。当時、徳間書店のアニメージュ編集部にいた鈴木敏夫氏の勧めで、アニメージュ誌上で漫画版のナウシカを連載するようになり、そこから鈴木氏との付き合いが始まり、スタジオジブリが誕生する契機となった。


 79年当時は、この映画の存在自体を知らなかったよう思います。80年代に入るとアニメージュ誌上で何度も取り上げられたり、テレビ放映が行われたことで再評価が高まってゆき、パソコンやファミコン用のゲームとしてゲーム化もされるようになっていた。宮崎監督の名も一般にはまだあまり知られていなかったと思いますが、すでにコアなアニメファンの間では知名度、評価とも高まっていた。


 90年代頃にテレビやVHS版で見たきりだったのですが、改めて見直してみると、やはり凄い完成度。当時の劇場用アニメ映画としては破格の5億円という制作費で作られたが、その後のジブリ映画の水準からすると一桁ほど少ない費用であり、製作期間が足りなくてたった4ヶ月ほどの突貫工事で作られたとは思えない完成度を誇る作品だと思います。


天空の城ラピュタ [DVD]・(中古/スタジオジブリ) 1,388円(+送料350円)

 天空の城ラピュタは、1986年に公開された宮崎駿監督の劇場用アニメーション映画。宮崎監督にとってはオリジナルの劇場用作品の第2作目であり、スタジオジブリ作品の第1作目。宮崎監督の初期の作品としては、ナウシカ、トトロと並んで1、2位を争うほど人気が高い作品だと思います。ジブリがいっぱいコレクションは新版が発売されており、旧版のこちらであればなんとかこのくらいの金額で入手できる。


 今では、テレビで放送のたびにパルス祭りが開かれるなど人気の高い作品ですが、公開当時は興行収入約11.6億円、配給収入5億8,300万円と、宮崎監督のジブリ作品の中でも振るわなかった。ナウシカは、松本隆、細野晴臣という豪華な布陣によりテーマソングが作られて、安田成美さんがテレビ番組でも歌っため、アニメを知らない一般層にも作品を知る機会があったのですが、こちらはアニメファンでない一般層にはあまり知られていなかった。後のテレビ放送やビデオ化によって、徐々にその知名度が浸透していった。


 宮崎監督の映画は、もののけ姫のようにテーマを持っていることが多かったり、トトロや千尋、ポニョなど子供向けに作られることも多いため、単純明快な冒険映画ということで、監督の作品の中でも一番好きと上げる人も多い作品。30年前の映画とは思えない完成度で、今見ても全く古くなっていないところが凄い。


 個人的には、劇場公開時には知らなくて、後に地上波かビデオ版で見たと思います。見たときの感想は、未来少年コナンの世界がより広がりを見せて、さらに発展したものという印象でした。当時、インディ・ジョーズシリーズが好きでしたので、古代の遺跡を舞台にした冒険活劇ということにもロマンを感じた。更には、主人公パズーが暮らす町並みや親方、町の人の様子にどこかしらアルプスの少女ハイジの世界観を感じて、懐かしいと思った。


 ということで、宮崎監督の作品としても、日本で作られたアニメーション映画としても、冒険活劇ものの映画として見ても、完成度が高く、上位に入ってくる作品だと思います。


がんばっていきまっしょい [DVD]・(中古/ポニーキャニオン) 1円(+送料350円)

 がんばっていきまっしょいは、1998年に公開された田中麗奈さん主演の青春映画。監督は磯村一路監督、製作はShall we ダンス?の周防正行氏。1996年に発表された同名の小説が原作となっている。2005年にはテレビドラマ化もされた。


 1970年代の愛媛県松山市の高校を舞台に、ボート部の活動を描いている。朝日ベストテン映画祭第1位、1998年日本インターネット映画大賞 日本映画作品賞、キネマ旬報ベストテン第3位などを受賞しており、主演の田中麗奈さんも1998年度 キネマ旬報ベスト・テン 新人女優賞、第22回日本アカデミー賞 新人俳優賞、第36回ゴールデン・アロー賞 映画新人賞など数々の賞を受賞するなど、田中さんの代表作とも言える作品。この作品のチームにより後にウォーターボーイズ、スウィングガールズなど、青春部活動ものの同路線のヒット作が生まれた。


 このように評価の高い青春映画ということで手に入れてみました。VHS版も持っているのですが未視聴のため、またいずれネタとして紹介したいと思います。


アイコ十六歳 [DVD]・(中古/アミューズ・ビデオ) 1,100円(送料込み)

 アイコ十六歳は、1983年に公開された富田靖子さん主演の青春映画。こちらも、1981年の堀田あけみさんの原作小説を元に映画化したもの。堀田さんは、当時現役の高校生であり、当時史上最年少の17歳で文藝賞を受賞したということで話題となった。いとうつかささんの主演でテレビドラマ化もされている。


 物語は、名古屋郊外に住む高校生1年生の日常を描いたもの。主演の富田靖子さんは、この映画のためのオーディションで選ばれ、女優としてデビューした。当時まだ14歳。


 ストーリー自体は、高校生の等身大の生活を描いているため、それほど起伏がなく大きな事件も起こらない。ごくありふれた日常生活の中に飼い猫が死んだ思い出話、友人の中絶へのカンパ、憧れの先生の自殺未遂といった、死を匂わせるエピソードが挟み込まれ、元彼の暴走行為による死亡事故でクライマックスを迎える。


 誰にも訪れるまぶしくて仕方がない季節を描いており、きらきらとした映画。藤田弓子さんがお母さん役を演じており、その後さびしんぼうでも富田さんと共演していた。この時、藤田さんは30代の後半から40歳位。今では、富田さんがその年齢以上になっていて、誰にとっても一度きりの時間のはかなさも表現している。


 80年代はアイドル主演の青春映画が数多く作られましたが、ほとんどはVHSどまりでDVD化されていない。DVD化されても、再販がないものがほとんどで、プレミア的な値段が付いている。30年前の作品にも関わらず今でも再販され普通の値段で入手できるということで、この作品もすでに青春映画の名作のひとつとなっているのかもしれませんね。
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テーマパーク theme PARK・エレクトロニック・アーツ

2016-04-30 01:00:41 | レトロゲームReview

 テーマパーク theme PARKは、1995年にエレクトロニック・アーツより発売された経営型のシミュレーションゲーム。開発は、ピーター・モリニュー氏が在籍していた当時の英国のブルフロッグ社。


 箱庭(ミニスケープ)ゲーム、ゴッドゲームの元祖と言われるポピュラスの開発者ピーター・モリニュー氏の手によるもの。プレイヤーはテーマパークのオーナーとなり、パーク内に道路、標識、樹木、ショップや遊具を設置したり、メカニック、清掃員、ガードマン、マスコット(着ぐるみ)などスタッフを雇って、遊園地の運営をする。遊具には耐久性のパラメーターがあるため、メカニックを雇って定期的にメンテナンスする必要があり、お客が来ると園内にゴミが散らかるため、定期的に清掃をする必要がある。時折来るガラの悪い客には、ガードマンを雇うことで対処する。プレイヤーは、お客からの様々な要望、クレームなどを聞きながら、お客の満足度を上げることによって、人気のテーマパークを作っていくというのが主な流れになる。


 こちらは、1997年に発売された第二弾の新テーマパーク。株式投資や経営戦略など、様々な要素が付加された。


 2000年に発売されたテーマパーク ワールド。これ以降もテーマパーク2001、(株)テーマパーク、テーマパークDSなど、続編が発売された。これらが好評だったのか、テーマシリーズは病院が舞台のテーマホスピタル、水族館が舞台のテーマアクアリウムなどへと発展した。


 箱庭世界にやってくるお客さんは、ひとりひとりが様々なニーズを持っており、それらはふきだしの形で表現される。トイレを設置し忘れると、トイレに行きたいお客が右往左往することになるし、みやげ物が欲しい、食事や飲み物が欲しい、園内が汚いなど、ちょこまかと様々な要望が表現される。経営戦略面としては、ハンバーガーショップのポテトの塩加減や飲み物の氷の量まで設定でき、ポテトの塩加減を強くすると飲み物が売れるという、経営者は普通しないだろうという細かいことまで設定することが出来る。


 アトラクションには実際に乗ることが可能で、ジェットコースターやゴーカートなどは、自分でコースを設計することも可能。自分が作ったテーマーパーク内を実際に歩き回れるということが、このゲームの売りのひとつだった。


 このテーマパークのヒットを受けて、プレイステーション1の時代には、このような箱庭型の経営シミュレーションがとても流行った。こちらは、1994年とテーマパークより一足先に日本で作られたザ・タワー The Tower。高層ビルを経営、運営する。賞を受賞するなど、海外でも好評だった。


 シリーズ化された有名なところでは、コンビニを経営するザ・コンビニ、ファミレスを経営するザ・ファミレス。他にもゲームメーカーを経営して、ゲームを開発するザ・ゲームメーカー 売れ売れ100万本げっとだぜ!、ゲームセンターを経営するできるゲームセンター、ハンバーガーショップをモチーフにして、様々なハンバーガーを開発するバーガーバーガー、学校を運営する学校をつくろう!!、ホテルを経営するハッピーホテル、変り種としては、悪の首領となって秘密基地を運営するAZITOなどがあった。


 こちらも変り種。罠やモンスターを設置してダンジョンに訪れる勇者を撃退するという、ダンジョンの運営をテーマにした経営シミュレーション・ダンジョンキーパー。こちらも開発元は、ピーター・モリニュー氏率いるブルフロッグ社。ダンジョンキーパー2も発売された。


 このゲーム、最初は面白いのですが、やることが同じなためだんだんとマンネリ化してしまうという欠点があります。一応、ゲームの目標はあるのですが、エンディングを目指すより、自分の遊園地を好きなだけちまちまと作り続けるという遊び方の方が楽しい。この時期としてはとても新しい斬新なゲームであり、遊園地を運営するという設定も夢があって楽しかった。2頭身のちょこまかしたキャラが、ミニチュアのような箱庭世界を行き来するというところを眺めているだけでも楽しくて、似たようなタイプの箱庭経営シュミレーションが続々と作られるなど、実に日本人の好みにマッチしたゲームだったように思います。


 プレイステーション1、セガ サターンの時期には、このような新しいタイプのゲームや実験的なゲームが次々と発売されて楽しかった。日本で作られたのゲームが世界シェアの7割を占めていたという日本製ゲームが世界を席巻した時代でもありました。個人的には、8ビットPCやファミコンの時代と同じくらいゲームが楽しかった。フランチャイズや個人のゲームショップが全盛期だったのも、この時代でした。ゲームに関しては、もうこのような時代はやってこないんでしょうね。ということで、箱庭経営シミュレーションの元祖、テーマパーク theme PARKでした。



Wiki テーマパーク(ゲーム)、ピーター・モリニュー、ブルフロッグ、ザ・タワー、ダンジョンキーパー、経営シミュレーションゲーム、ミニスケープの項
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スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク・タカラトミー/タイトー

2016-04-25 18:41:56 | 玩具・雑貨

 これは、タカラトミーより2009年に発売されたスペースインベーダー ゲーム筐体型バンク。1978年にタイトーより発売されて大ブームを巻き起こしたスペースインベーダーのテーブル型筐体を1/6スケールで再現して、そこに貯金箱の機能を付けたトイ貯金箱。


 この貯金箱のコンセプトは、スペースインベーダーのテーブル筐体の外観を、本体正面のコントロールパネルや画面の左右に貼られていたゲームの説明書など、1/6サイズでほぼ忠実に再現し、当時の懐かしいレトロな雰囲気を漂わせるインテリアトイとして楽しめるデザインとしたもの。発売当時の価格は、5,775円。実売価格2,980円〜3,980円位で、全国のトイザらスなどの玩具店やインテリア雑貨店、ドンキホーテなどで販売されていた。


 タイトー協力のもと、インパネやインストカードなど、そのままのイメージで再現している。それだけでなく、コインを投入しコントロールパネルの発射ボタン、左右移動レバーを操作して、液晶画面でインベーダーゲームが遊べるようになっている。その上、あのインベーダー独特の電子音まで再現してある。


 ということで、なかなかマニアの心をくすぐる仕様となっており、発売当時はかなりの話題となった。使用可能なコインは、1円硬貨・5円硬貨・10円硬貨・50円硬貨・100円硬貨が投入可能で、メーカ推奨は100円硬貨となっている。メインターゲットは20代〜40代の男性で、年間5万個の出荷を目標として発売されていた。


 パッケージを開けたところ。取り扱い説明書と当時のインベーダー筐体に貼られていたオーバーレイを、カラーフィルムで再現したものが入っている。


 こちらが本体。想像するより小さいし、プラスチック部品がほとんどで構成されているので思ったより軽い。


 この貯金箱の一番の売りである筐体の再現性はなかなかのもの。実際に硬貨を入れる貯金箱なので、コイン投入口の周辺などは再現されていないが、イメージを崩さないように上手にデザインに溶け込ませてある。過去には食玩でアーケード筐体を再現したものがあり、今現在でもハングオンなどのアーケード筐体のプラモデル等はありますが、貯金箱とゲームという2つのギミックが破綻なく組み込まれている点で、他のものよりも優れている。2007年にはコナミがピカデリーサーカス筐体貯金箱、2010年にはバンダイが駄菓子屋ゲーム貯金箱、2011年に電動ライドを貯金箱にしたヒーローバンクを発売しており、それら一連のレトロ筐体型貯金箱の流れにあるものだと思います。


 ただ、テーブルの天板のあたりが艶があり、透明感のあるプラスチックで作られているため、指紋やほこりが付きやすく小傷が入りやすい。ここがガラス製であったならば質感も上がり、玩具臭さも抑えられて、より本物感が出ただろうと思われる。


 電池を入れたりお金を取り出すのは、テーブルの足を外して筐体の下側からなのですが、筐体の足もプラスチック製でポロポロとれて少し興ざめする。ここがアルミであったなら、質感、重量感も出て良かっただろうに。大人向けのインテリアトイと考えた場合の質感はいまひとつ。


 これが発売された時、一番不満が出たのがゲーム部分が、昔のゲームウォッチみたいなセグメント表示の液晶だったこと。カラー液晶モニターではなく、あらかじめプリントされたパターンに沿ってゲームが動くようになっている。これによって、インベーダーがトーチカの上までしか降りてこず、そこを最終ラインとして往復する仕様となっており、ゲーム性まで変わってしまっていた。タイトーの協力を仰いで、ここまでやったなら、一番肝心のゲーム部分の再現に力を注いで欲しかった。貯金箱部分はいらないので、この筐体に液晶モニターを付け、パソコンと接続できるようにしてくれた方が、より広がりが出ただろうと思う。今はこのような自作キットも出ているので、技術のある人ならばそういう改造のベースとしても、使えるのでしょうが。


 貯金箱の機能を付けた5,000円〜程度のトイなので、そこまで求めるのは無理という気もするが、2015年に発売されていたこちらのゲーム機では、小さな液晶モニターに108種のゲームを収録して、(UFOキャッチャーの景品にもなっていたので)800円程度の価格でこの機能を実現している。2009年と2015年では、液晶モニターの原価なども違うだろうし、中華製のパチ機ときちんとライセンスを取った国内正規品の違いということもわかるが、ここはもう少し頑張って欲しかった部分だろう。


 とはいうものの、あのインベーダーブームの最中に指をくわえて家庭用インベーダーゲームを夢見ていた世代にとっては、まさに夢の商品。インベーダーが1匹〜2匹しか登場しないゲーム機がほとんどだったり、最下段の一列しか表示されないテレビゲームなど、インベーダーゲームをまともに再現したものはなかった。加えて子供は、ゲームセンターやゲーム喫茶などには行けるはずもないので、ゲームセンターあらしを見て想像するよりなかった。


 しばらくすると、インベーダーのパチものが大量に登場し、駄菓子屋やデパートの遊戯コーナーなどでも10円〜20円ゲームとして、遊べるようになるのですが、それでもタイトーの純正筐体は憧れだった。特にインベーダーのイラストが書かれ、月面のオーバーレイの入ったモニターにインベーダーが浮かび上がったアップライト筐体はかっこよかった。どうせ作るなら、このアップライト筐体も作って欲しかった。こちらだと、海外にも売れただろうにと思う。


 とはいうもの、インベーダーの筐体をここまで忠実に再現したトイですから、根強い人気はあってオークション、アマゾンなどでも動きは早いです。新品で売られていた当時は、売れ残ってクリアランスされていたり、雑貨店の棚に積まれていたりしましたが、それもいつの間にかなくなってしまった。しばらくは、プレミア価格が付いて売られていたのですが再生産がされたようで、昨年あたりはアマゾンにも再入荷して安くなっていた。今は、再生産分もなくなってじわじわと値を上げているような状況になっています。この形に思い入れのある方は、安く見かけた時には入手しておいても良いのではないでしょうか。



参考:タカラトミー 商品リリース 筐体型貯金箱『スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク』3月26日新発売!2009年03月05日、スペースインベーダー35周年記念サイト/タイトー、食玩魂、Impress Watch AKB PC HOTLINE!、ゲームセンターあらし/すがやみつる・小学館、8bit年代記/ゾルゲ市蔵・マイクロマガジン社
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遊園地の記憶・アルバトロス株式会社

2016-04-23 17:59:43 | 映画・DVD・CD

 こちらは、2010年にアルバトロス株式会社より発売されたDVD遊園地の記憶。巨大な遊園地からデパートの屋上遊園地まで、2010年の時点で現存する遊園地を収録している。遊園地とはいっても、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのようなメジャーなところは収録しておらず、昔どこかで訪れたようなノスタルジーを誘うところがメインになっている。


 遊園地の宣伝やガイドではなく、実際に観覧車やメリーゴーランドなどの遊具にカメラが乗り込み、記憶の中の遊園地をバーチャル体験できるというような作り。コストの問題もあるのだろうが、ナレーションや解説は最小限で案内役みたいなものもなし。カメラ目線のまま、ひたすら遊園地内を散策する。そのため、実際に自分がその遊園地を訪れているかのような印象になる。平日に遊具を動かしたのか、ほとんど観客の姿がない遊園地ということが、どこかで見たことのある心象風景の中にある場所を訪れているかのような、そんな不思議な効果を生んでいる。


 収録されているのは、よみうりランド、桐生が岡遊園地、大宮公園児童スポーツランド、おやまゆうえんハーヴェストウォーク、小田原城址公園こども遊園地、あらかわ遊園、丸広百貨店わんぱくランド、蒲田東急プラザ プラザランド、浅草花やしき、上野こども遊園地、富士急ハイランド、るなぱあくなど、関東周辺がメイン。現存するところ以外にも閉園してしまった小山ゆうえんち、谷津遊園の資料も収録されている。蒲田東急プラザ プラザランドと丸広百貨店わんぱくランドは、デパートの屋上遊園地。蒲田東急プラザ プラザランドは、2014年3月に閉店となり閉鎖される予定だったそうだが、屋上の観覧車はランドマークとして残されたみたい。丸広百貨店わんぱくランドは、素晴らしいことに現在でも健在。


 ライナーノーツには、2005年に閉園した今は無き小山ゆうえんちの貴重資料も特典として収録と謳われており、桜金造氏のTVCMも収録されている。ちなみに現在では、おやまゆうえんハーヴェストウォークとしてショッピングモールになっているそう。


 観覧車を模したようなデザイン。


 映像は綺麗なのですが、平日の人のいない時間帯を狙ったのか、休園日に取材したのか、ほとんど人がいない無人の遊園地を撮影しているため、どこかおぼろげで、まるで夢の中、記憶の中の遊園地を見ているかのよう。肖像権などの問題もあるからでしょうが、これが幻想的で郷愁を誘う意外な効果を上げている。


 外観からだけでなく、このように実際に乗り物に乗り込んで、遊具をバーチャル体験させてくれる。


 一日遊んで日が暮れて。ディズニーランドではこれからでしょうが、こういった遊園地では閉園の時間。楽しく遊んだ遊具たちは電気を落とされて、お客さんが来るのを明日まで待っていてくれる。


 題材として華があるためか、ゲームにもよく遊園地は登場します。代表的なものといえば、1995年に発表されたアトラクションを設置して遊園地の経営を行うテーマパークシリーズ。製作は、ポピュラスシリーズのピーター・モリニュー氏。大ヒットとなったときめきメモリアルにも、遊園地でデートするシーンがあったり、ファイナルファンタジー7では実際にミニゲームで遊べる仮想の遊園地をゲーム内に作り込んでしまうほどだった。


 こちらは、2015年に辰巳出版より発売された、デパートの屋上や遊園地の遊戯コーナーに設置してあった10円ゲームやエレメカを扱った日本懐かし10円ゲーム大全。こういったアナログなゲームも遊園地には欠かせないものでした。


 少子化の影響でこのようなものが置いてある場所も段々と減ってきているそう。デパートの屋上遊園地などは、もう絶滅寸前といっても良いくらい。昔は子供が多かったので、こういう場所は活気があって集客の意味でも確かに存在する理由があった。今だと、大人が懐かしんで訪れる方が多いくらいなのかも知れません。


 前回、ネタとしてやった電動ライド、ムーバー。これも遊園地の風景には欠かせないものだった。


 このような遊具のルーツはどこから来ているのかはわかりませんが、群馬県前橋市のるなぱあくに置いてある電動木馬は1954年製で、2007年に国の登録有形文化財に登録されているそうです。木製の木馬だと紀元前5世紀頃、回転木馬(メリーゴーランド)だと1860年頃まで遡れるようです。遊園地自体は、遊園地に類似する施設がデンマークで1583年、ロンドンで1661年にオープンしているそうです。かなり昔から存在しているのですね。


 日本近代詩の父と呼ばれる偉大な詩人、萩原朔太郎の作品の中に遊園地(るなぱあく)にてという詩があります。一部抜粋します。

遊園地(るなぱあく)にて

遊園地(るなぱあく)の午後なりき
廻転木馬の目まぐるしく
艶めく紅のごむ風船
群集の上を飛び行けり。

今日の日曜を此所に來りて
われら模擬飛行機の座席に乘れど
側へに思惟するものは寂しきなり。
なになれば君が瞳孔(ひとみ)に
やさしき憂愁をたたへ給ふか。

見よこの飛翔する空の向うに
一つの地平は高く揚り また傾き 低く沈み行かんとす。

明るき四月の外光の中
嬉嬉たる群集の中に混りて
ふたり模擬飛行機の座席に乘れど
君の圓舞曲(わるつ)は遠くして
側へに思惟するものは寂しきなり。

 朔太郎は群馬県前橋市の出身なため、前橋市のるなぱあくは、この詩から名前を採っているそうです。この詩の中に歌われているのは、浅草にあった遊園地なのだとか。この詩が収録されている氷島は1934年(昭和9年)詩人が48歳の時に刊行され、遊園地(るなぱあく)にては昭和6年詩人が45歳の時に発表されている。浅草のルナパークは1911年(明治44年)に閉園されており、詩人は昭和4年に家庭破綻により娘二人を連れて一旦前橋の実家に帰っている。すでに存在していない遊園地で、やさしい憂いをたたえた瞳で詩人を見つめていた人は誰だったのでしょう。年代、時代などは関係なく、いつの時代であっても遊園地とは郷愁を誘う場所なのかも知れませんね。


 それにしてもいろんなDVDがあるものだなと思わせてくれる一本。なかなか目の付け所がすごい企画だと思います。ぜひデパートの屋上の記憶だとか、駄菓子屋の記憶だとか、ドライブインの記憶だとかをやって欲しいと思います。

参考:Wiki 遊園地、木馬、回転木馬(メリーゴーランド)、テーマパーク(ゲーム)、ピーター・モリニュー、小山ゆうえんち、丸広百貨店川越店、萩原朔太郎、るなぱあくの項、東急プラザ/屋上かまたえん公式HP、日本懐かし10円ゲーム大全、萩原朔太郎 遊園地(るなぱあく)にて
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