パロディウスだ!~神話からお笑いへ~は、コナミより1990年に発売されたシューティングゲーム。
パロディウス(PARODIUS)シリーズの初のアーケード登場作品であり、シリーズ第2作目にあたります。PC-エンジン、SFC、GB版は92年の発売。パロディウスの第一弾は、1988年のMSX版パロディウス~タコは地球を救う~で、これはメタルギア、ぷよぷよと並んで、MSX発のゲームということになります。元々は、MSX版グラディウスには2スロット側にツインビーのROMを差し込むと、プレイヤー機がツインビー、パワーアップカプセルがベルになるというお遊びがあり、そこから発展したものだそうです。当時MSXではコナミはトップブランドであり、コナミのMSXチームは他社のものと比べても、クオリティの高い作品を送り出していました。そこから登場してシリーズ化されるなど、単にグラディウスのパロディという範疇には収まらないヒット作となりました。
シリーズ第2作目パロディウスだ!~神話からお笑いへ~のPC-エンジン版。
見覚えのある敵キャラが並んでます。
パロディウスシリーズには、グラディウスのパワーカプセルに加えて、ツインビーよりベルがパワーアップアイテムとして加わりました。
パロディウス~タコは地球を救う~では、機種ごとの性能差はありませんでしたが、パロディウスだ!より性能差がつけられ、より戦略性が高まっています。おなじみのコナミキャラ。
コナミ、PC-エンジンラインナップの広告。でたなツインビー。
ネタ元となったグラディウスと、沙羅曼蛇。
パロディウスは、その後も新作が発表され続け、ネタ元のグラディウスにも劣らないほどの人気作となりました。94年の極上パロディウス ~過去の栄光を求めて~、95年の実況おしゃべりパロディウス、96年のセクシーパロディウスなど。最近では、CR機やパチスロにも登場しているようです。これらにそれぞれのコンシューマ移植版、オリジナル作品などが作られています。実況おしゃべりパロディウスでは、実況をボヤッキーの八奈見乗児氏が担当したり、実況おしゃべりパロディウス フォーエバーウィズミーでは、ときメモ風の学校ステージや、がんばれゴエモン風の江戸ステージが登場するなど、オリジナルのグラディウスを超えた多様な展開を見せていました。個人的には、シューティングは苦手のため、その難易度等はよくわかりませんが、これほどまでにアイデアを詰め込まれたシリーズ作品も珍しいのではないかと思います。
ということで、80年代的には(あるいはMSXユーザーだった身としては)、パロディウスといえば、MSX版パロディウス~タコは地球を救う~なのですが、残念ながら実物は所有していません。現在手軽に遊ぶとしたら、PS、SSのコナミアンティークスMSXコレクション、WiiのバーチャルコンソールやPSPのパロディウス ポータブル等で遊べるようです。
参考:Wiki パロディウス、パロデウスだ!、実況おしゃべりパロディウス、グラディウスの項
パロはGB版やFC版もかなり良く出来ているのでオススメです。
PCE版は出たなとグラ1しか持ってませんが、サラマンダも欲しいな。
グラ1発売日に、マジカルチェイスを選んで買ってよかった!w
残念ながらMSX版は所有していません。というより実物を見たこともないかも。オークション等では、出てるんでしょうかね。
個人的には、サターン版コナミアンティークスMSXコレクションウルトラパックが欲しいですが、これもほとんど見かけないんですよね(しかもプレミア付いてるし)。
とてもデキが良くて何度も遊びました。
MSX版も遊んでみたかったです。
当時友達がMSX持ってたのでもしかしたら遊んだことあるかも?
コナミアンティークスMSXコレクションなんてものがあるとは知りませんでした。
X68000版とは、うらやましい。そもそも初代X68000には、グラディウスがおまけとして付いていたんですよね。アーケードを移植するために生まれてきたような、夢のマシンでした。
コナミアンティークスMSXコレクションは、PS版は10本ずつ3作出ています。SS版の方は、一本に30本まとめて入っていてお得なのですが、残念ながら稀少ソフトだったりします。