信州スロウライフ12ヵ月

野菜や草花と暮らす生活

歯医者通い

2010年02月13日 23時10分02秒 | Weblog
週末になると友人やきょうだいから消息を尋ねる電話が来る。
一人暮らしのため、気に掛けて貰うのだが、いきなり生きている?とか、あら、音沙汰がないから寝込んでいるのかと思ったとか、病人にされかねない。

これまでも病気がちでは決してないのだが、様子が見えないので悪い方へと考えるようである。
忙しいのでいまは病気になる暇がないと答えるのだが、今度はあなたの年齢で忙しいなんて、無理をしてはいけないわ・・・・・と注意される。

いま東京に来て歯医者にいるのというと、ええ~何でそんな遠いところに来るの?と又説明の段になる。

このブログを見てもらえるのであれば、様子がわかるので心配はいらないのだが、PCには縁のない人ばかりで、こちらも毎日このところ、残業で新らしく導入されるシステムの勉強をしているので、電話をしている時間が無い。
携帯電話は使いもしないのに電池切れが続き役に立たない道具になった。

今日は日本橋の歯医者に行って抜歯をした。
痛みから解放されるのと、歯を失うのと悲喜こもごもである。
朝早く高速バスに乗り、途中で寝てしまった。

原村を出るときは雪が降り、凍った道路をこわごわ走ったのに甲府付近は暖かく、雪が降る様子もない。
違いが大きく、そろそろ山梨に住んだ方が体のために良いかなァなど思っているうちに
眠ってしまった。
眼が覚めたら、あたり一面雪景色に気が付いてすっかり深い山々は真っ白い美しい銀世界となっている。
相模湖付近から八王子までは雪だった。

この辺は山々が迫り気温が低いから雪が降るのであろう。

東京は雨だった。

総武線に乗り御茶ノ水付近の沿線の木々の中では、多分河津桜の種類かもしれない桜が満開で梅も咲いているのが見えた。

そうか、受験シーズンにはいつも梅の花が咲いていたっけ・・・と思い出した。
昨日は諏訪は雪吹雪だった。

日本橋は街路樹は緑が多く鉢植えの花は外でも花が咲いている。
この数時間の移動の中でも随分と温度差が大きいものである。

お昼に抜歯した。
麻酔が一番痛かったが、昨年の4月に瞼の手術をしたときの恐さと痛さを思いだし、まだ頑張れると、耐え忍んだ。
抜いた歯は根っこの分が半分から割れていた。
だから痛かったのだ。
主治医はそのことをレントゲンに写らないのだが、さすがに見抜いていた。
知らない医者は、根管治療だけをして、又痛みが再発する繰り返しになっていたであろうと思う。
何でそんな長野から東京までわざわざ出て行くのと言われるが、名医は選ぶしかない。

抜歯した後、またバスに乗り夜になって原村に戻ってきたが、口の中は出血で錆びた味が続く。

抜いた後の歯茎が肉が盛り上がり次の治療ができるまで3ヶ月、諏訪では御柱がその間、一大行事となって催される。
長いようで短いかもしれない。

オリンピックが始まり、開会式を見たがその演出に引き込まれ、これまで長野オリンピックもあったが最初からきちんと開会式を見たのは今回がはじめてであった。

1昨年の夏、バンクーバー経由でカナディアンロッキーの旅をしたので親近感が強く、カルガリーではハイウエイの傍にジャンプ台が見えたのを思い出した。

今月一杯忙しい毎日だが、秘かな楽しみがあるので友人が心配するようなあら、生きていたのねぇを続けねばならない。