コートジボワール日誌

在コートジボワール大使・岡村善文・のブログです。
西アフリカの社会や文化を、外交官の生活の中から実況中継します。

アラーの神に義務はない(7)

2009-11-09 | Weblog
サミュエル・ドー(Samuel Doe, 1951-1990)は、リベリア軍の軍曹だった。ドーや彼の仲間たちは、「コンゴ(Congo)」と呼ばれるあの傲慢なアメリカ帰りの黒人たちに、ほとほと愛想をつかしていた。ドーは、土着の黒人であり、アメリカ奴隷の子孫たちから、差別されていた。「コンゴ」たちは、リベリアで宗主国の植民のように振舞っていた。 ドーとキヨンパ(Thomas Quiwonkpa)の、 . . . 本文を読む