ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

人間が幸福になっていく原理とは

2009-09-08 09:12:18 | Weblog
人間が幸福になっていくための原理には、次の4つの要素が必要です。

「幸福の原理としての四正道」
愛・知・反省・発展 です。

「愛」について

愛というのは、結局のところ尽くそうとする思いです。
与えた愛は、与えた人のものになります。
与えた愛の見返りは、人間からではなく神からくるのです。

「知」について

地上に出たということは、なぜであるかというと、魂の向上を求めて出てきたのです。
人間は、神より永遠の生命を与えられ、この世とあの世を繰り返し生まれ変わっている霊であり、さらなる魂の向上のために、何度も地上に生まれては「霊的人生観」を磨いているのです。
人間は心がすべてです。死んであの世に持って還れるのは心しかありません。
あの世では、心というものが、本当にその人自身になるのです。心の中で思っていること、それがあなた自身なのです。

「反省の原理」について

反省は悟りの王道です。反省なくして悟りなし。悟りへの第一歩、第一関門は反省にあります。人間は神の子であり、だれもが磨けば光る「ダイヤモンドの原石」です。これをどのように磨き、光らせるかということが、各人の課題として与えられているのです。

これが「正しき心の探究」です。
正しき心の探究の第一は、心のバランスを整えることです。まん丸いボールのような心に戻すことです。
二番目は、想念帯の浄化です。利己主義的な思い、自己保存の思いが心のボールの上の部分にある想念帯に曇りを生じさせ、神仏の光を遮るからです。自らの思いと行いを一つ一つ反省すると、想念帯の曇りが晴れ、神の光が射すのです。

「釈迦の八正道」で毎日心の点検をしたいものです。


「発展の原理」について

「中道からの発展」とは、左右の両極端を去って、中道に入る。そしてそこから発展を目指していく。

「人を害さず、自らも害さない道がある」

自分を害さず、他人をも生かすという、自他をともに生かす道です。
これを選び取っていくのは、ひとつのバランス感覚です。


今、私がこれを書いているのは、全く自分のためだと云うことが、書いていてよく分かった。

「人を害さず、自らをも害さない道がある」・・



「ガン病棟」 ソルジェニツィン

2009-09-08 05:41:02 | Weblog
「あなたは農業技師?」
「いや耕地整理の係員さ」
「それにしても、どうしてそういう所に住んでらっしゃるの」
コストグロートフは鼻の頭をかいた。

「気候が気に入ったからかな」
「交通が不便なのに?」
「いや自動車はいくらでも走っているよ」
「でも私がそこへなぜ行かなきゃならないのか、どうもよく判らないわ」
ゾーヤは横目で相手の顔を見た。

お喋りをしている間に、コストグロートフの顔は善良そうな穏やかな表情をいくらか取りもどしていた。

「あなたがなぜ行かなきゃならないか」
コストグロートフは、乾杯の言葉を考える時のように顔にしわを寄せた。

「でもね、ゾーエンカ、どこへ行ったら仕合わせになりどこへ行ったら不幸になるか、そんな事が判るはずはないじゃないか。自分はどこへ行くべきか分かっているなんて言い切れるやつが、果たしているだろうか」

            ガン病棟より

この「ガン病棟」の中で、とっても気になる文章がある。
今手元に本はないのだけど、このソルジェニツィンは自分もガンで、しかも自分でガンを治したのです。

その方法は、例えばトリカブトをウォッカに漬け込んで数年経ったものかな。
最初の日は1滴、次の日は2滴、次の日は3滴・・と続けて、何日目かでピタッと止める。ある期間の休止後再び1滴、次の日は2滴・・って始めるのです。

危険な療法ですが、治した・・と書いてありました。

この療法ですが、アジアのある地域のお婆さんが、同じような方法で治らないガン患者を治していると、番組で取り上げられていました。

昔の話です。