ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

足輪のついた象は遠くへ行かない

2009-09-18 06:55:33 | 本の話・素敵な話
マージー・ウォレル  人生のシナリオを劇的に変える12の勇気より

3章 人生のシナリオを変える勇気より

20代全般の頃、私はリュックサックを背負って、数ヶ月間旅をしました。
小さな村で地域の人達とともに過ごし、彼らの生き方から素晴らしい知恵を学びました。
ある日、私は、ジャングルの中で材木や人間を運ぶときに使われる象が、決して遠くへ行こうとしないことに気づきました。それで、象はなぜブラブラと歩きまわって、ジャングルに消えてしまわないのか尋ねました。

彼らの回答は大変興味深いものでした。
生まれたばかりの象は、歩きまわらないよう、足に鎖をつけて近くの低木につながれます。幼くてさほど力のない子象は、鎖を壊すことが出来ません。そして、何年も経過して大きくなっても、象は木から数メートルの範囲内しか動き回れないと思いこんだままなのです。実際には、象の足には細い金属製の輪がつけてあるだけで、鎖で木につながれてはいないのに。

かくして巨大な象は、遠くまで行けることに気づかないまま、幼い頃につながれていた木から数メートルの範囲内に留まり、自ら鎖につながった動物のような生き方をするのです。

・・私たち人間もまた、時代遅れの考え方、思いこみ、自分の可能性に限界を作ってしまう「ストーリー」によって縛られている可能性があります。


そう言われると、魔法から解けたような気がしますね。