９７歳の母（姑です）は、具合が悪くなったらあっと言う間でした。
一日中眠っていて、食事の時だけ起こして食べさせる。
だんだん食が細くなってくる。
それで水分も取れていないので、点滴ということになったのだけど、点滴の針を抜く時さえ血が止まりませんでした。
身内の老齢の親を看てきた経験のある姉が、点滴しても尿が出ないと浮腫み、痛がり可哀想で見ていられないといいます。
点滴して命を永らえるよりも自然に看取りを・・ということを夫の姉弟たちが相談して、点滴も中止しました。
水分を取るための点滴さえ中止・・ 本当にこれでいいのか ・・
それから三日後の、真夜中の午前１時に 母は亡くなりました。
呼吸がだんだん長くなり ふぅ っと 呼吸が とまりました。
ちっとも 苦しまず あの世に旅立ちました。
亡くなったのが２３日で、昨日 葬儀を終えました。
今は４９日まで祭壇に祀った母に、朝昼晩と食事を供えます。
毎日 おばあちゃんにいろいろ話しています。
最後は自宅で看取りたかった
姉といろいろな面でやり合ってしまいました。
感謝 だとか
調和 だとか
どれだけ出来ただろう
まだ 後悔の涙が流れます
でも おばあちゃんは 良い顔になりました
あの世でおじいちゃんと会えるね
お土産のたばことお酒を息子が棺にいれました。
苦しまず、眠るようにこの世を去り …
天国へと還ってゆけるのが、一番良い帰り方ですよね。
安らぎの世界で憩えておられますように。
最後は子供たち全員に見守られてあの世に旅立ちました。
あの世では、おじいちゃんと二人で大きいスイカとか作っているんじゃないかと思います。
いつも感謝です。
私も、見送る魂の多かった人生でした。
92の姑を、一昨年に見送りました。
石巻でした。
今年3月に、家は土台から流されてもう、
ありません、大好きだった庭は花園のようでした。
敬老、母の日、誕生日、いつも花を送っていましたが、津波はすべてを持っていき、残された兄夫婦の心の中にしか存在していません。
津波で、寝たきりの老人を亡くした方も多いようです、2階に避難させて家ごと。。、
怖かったでしょうね。
ベットで、家族に看取られ眠るようにしていったうちの姑は幸福だったと思います
心優しいお嫁さんに看取られた・・と
shagaさんのお母様も、きっと幸福を感じていらっしゃると思います