絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

歴史好きの方にお薦めの本です。(No.858)

2019年09月14日 19時26分39秒 | アート・文化
 江戸時代の下級武士がどういう暮らしをしていたのでしょうか?テレビや映画の時代劇でその暮らしぶりを見ますが、実際はどうだったのでしょうか?武士道精神を重んじる自称「現代の武士」としては気になるところです。しかし、現在は幕末の生活を語れる人は皆無で、その頃の下級武士の暮らし向きや庶民の暮らしぶりなど知るよしもないと思っていました。

  そう思っていたところ、地元埼玉(行田)の忍藩(おしはん)の尾﨑石城なる下級武士が『石城日記』という絵日記を残しており、その解説本が出版されています。歴史好きの方、武士の生活や幕末の庶民の暮らしぶりに興味のある方、お薦めです。


    
新訂版 幕末下級武士の絵日記
大岡 敏昭
水曜社

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横浜は見所がたくさんあるのでお子様にもお勧めです。(No.846)

2019年07月21日 18時48分34秒 | アート・文化
横浜美術館、行って来ました。

美術館にはよく行くけれど、だいたい都区内で上野周辺か東京駅周辺か国立新美術館でした。
横浜にもたまに行くけれど、中華街やランドマークタワーや赤煉瓦周辺でした。
不思議と横浜まで行って美術館へ行くという発想がまったくありませんでした。

聞けば横浜美術館は開館30周年とのこと。
車で行っても広い屋内駐車場があるのでOKです。自宅からdoor to doorで雨に濡れずに美術館に入れます。さいたま市から休日なら首都高も空いているので1時間余りで到着します。
これなら国立新美術館へ行くのと大差ありません。

建物はシンメトリーで海外の美術館風で広々しています。内装もいろいろな種類の御影石を多用し、質感が高く、良く考え抜かれた建築設計でした。それもそのはずで丹下健三氏の設計とのこと

企画展を見た後に蔵書11万冊を擁する「美術情報センター(美術館2階に併設)」にも行き、原三渓関連の資料や書籍を閲覧しました。ここは美術関連専門の図書館のような施設で開架から好きな本を選び、大変静かな環境で閲覧できます。本好きの私には楽園です。1日ここに居ても飽きませんね。実際は冷房が寒いほど効いていてここは30分ほどで退散しました。

詳細はこちらです。
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2870/

  

     

今回の企画展はあの三渓園を造った原三渓氏が生涯を通して収集したコレクションを再現したもの(収集したコレクションは原三渓氏が亡くなった後、かなりのものが散逸してしまったが、今回それらの名品が集められ、一堂に会して展示されている。)

特に今回の企画展のパンフ表紙にもなっている国宝の≪孔雀明王像≫は必見ですね。構図、色彩、表情、どれをとっても一流です。東寺の観智院にあった≪蓮華虚空蔵菩薩座像(孔雀座)≫を彷彿とさせます。
    
   詳細はこちらです。
  https://harasankei2019.exhn.jp/

いつものようにミュージアムショップで企画展の図録と「私のお気に入り」にいれるのに値する記念品を厳選して購入したところで、午後1時。私も家内もお腹の虫がグゥーグゥー。美術館を後にして、車で中華街へ向かい、数分で到着。 久々に本格中華でランチ、その後中華食材店で粉末がらスープ、オイスターソースなどいろいろ購入し、帰路につきました。

横浜は美術館以外にいろいろ見所があるのでお子様にもお薦めです。この企画展は9/1まで(孔雀明王像は8/7まで)ですので夏休み中がチャンスです!

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私達「普通の国民」は何ができるのでしょうか?(No.835)

2019年06月08日 22時25分04秒 | アート・文化
  現代日本に生きる私達「普通の国民」にもその伝承された技術・知識を未来の日本国民に伝承し続けるという社会貢献が求められています。-と前回(No.834)のブログにありましたが、私達「普通の国民」は何ができるのでしょうか?

  そうですね。「普通の人」にもいろいろ出来ますよ。
例えば、鉄筋コンクリートの名古屋城天守を解体し、木造で作り直す計画が進行中ですが、それには莫大な資金が必要とされます。その建築資金の一助とするために寄付をしても良いと思います。現在名古屋市が中心になって寄付を募っています。

 「金シャチ募金(名古屋城天守閣寄附金)」
  https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/tenshu/donation/

  名古屋城木造復元の趣旨と意義
 https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/tenshu/

  あるいは寺院、神社の文化財保護プログラムに寄付しても良いです。
  https://www.daigoji.or.jp/collabo/diners/jp/

  また、経済的に余裕がある方は「加賀友禅」を購入することで「加賀友禅」の伝統芸術を守ることに役立つことができます。実際に本物の加賀友禅を購入する方が多くなれば、加賀友禅工房は潤います。その結果、加賀友禅作者は加賀友禅だけで生計を立て、十分な暮らしが出来るようになります。すると若い人々の中にも修行を積んで加賀友禅作者となろうとする者が増えていきます。結果として加賀友禅の伝統技法が将来にわたって伝承されていくのです。

  加賀友禅は分業せず、一つの工房で手書き、手作業で仕上げるためどうしてもお高くなりがちです。しかし、あなたが購入すれば総手仕上げの素敵な着物が手に入り、それが周り巡って伝統工芸の加賀友禅を守り育て、300年もの歴史のある加賀友禅の伝統技法を未来の日本国民に伝承することにもなるのです。

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本物にしかない輝き(No.834)

2019年06月03日 20時35分33秒 | アート・文化
  城好きの中には「現存12天守ばかりを有り難がり、再現天守はちょっと・・・」という方がいらっしゃいます。私も主に観光客目当ての鉄筋コンクリート製再現天守にはそれほど関心がありません。なぜなら、鉄筋の再現天守はいわば日本刀(真剣)に対する亜鉛合金製の模擬刀のようなものだと思うからです。外見を「在りし日の木造天守」そっくりに似せて建築してはいるけれど、所詮偽物だからです。

  しかし、大切に保存されていた図面をつかい、極力その図面にそい、かつ、建築材料も吟味し、建築技術も当時の日本古来の技術を再現して建築された木造天守は本物です。たしかに築城は現代で、新しいですが、素晴らしいです。
日本刀も現代の玉鋼(日本刀の材料鋼)を使い、古来から一子相伝で伝わったきた作刀技術で往古の名刀以上を再現せんとして作刀した日本刀は本物です。亜鉛合金で外見だけを似せた、切れない模擬刀など比べものになりません。

  無論スプリンクラーなどの防火設備や避難口、空調設備などは当時の図面にはなかったものですが、設置されています。また、金沢城の再現された五十間長屋では、現代の耐震建築基準に合わせるために檜の柱のサイズを元々の図面の11寸×11寸から14寸×14寸に変更しています。なぜなら、現在の安全基準を満たさない建築物では一般の人が中に入って見学できなくなるからです
  つまり、古来の図面、材料、工法を尊重し、かつ、安全設備や空調設備では現代最高の技術を活かし、木造で再現するという方法をとっています。
昭和の時代に鉄筋コンクリートで建築された名古屋城天守も解体され、木造で再現するとのことです。
  ちなみに、国も城を再現する場合には、現在は木造以外を認めていません。

  佐賀城の本丸御殿、名古屋城の本丸御殿、金沢城の五十間長屋など、この時代にきちんと発掘調査をし、保存図面をはじめとする貴重な資料をつかい木造で内外部とも建築当時の姿に再現されたものです。新しくても本物は素晴らしいですよ。「本物にしかない輝き、オーラ?」がありますから

  是非お子さまといっしょに行って、お子さまに本物をみせてあげて下さいね。


  ところで、このように歴史的建築方法(木造)で再現したり、姫路城をはじめとした現存天守を解体修理をすることは、大工、左官をはじめとして我が国古来の優れた木造建築技術を未来に伝承することにもなるのです。文化・芸術の保存・保護とは過去に制作された「物」を博物館・美術館で保管するだけでは不十分なのです。伝統工芸技術を有するその文化・芸術の担い手を育成し、伝承していってはじめて保存したと言えます。

 海外では素晴らしい歴史的価値の高い作品が博物館に多数収蔵されています。しかし、ギリシャ、エジプト、ペルーなど現代にその作品を制作できる技術・知識の伝承された子孫はその国にはほとんど残っていないとのことです。我が国では歴史上の僥倖なのか、天の配慮なのか、幸運にも千数百年にもわたって文化・伝統工芸技術が伝承されてきているのです。そして、現代日本に生きる私達「普通の国民」にもその伝承された技術・知識を未来の日本国民に伝承し続けるという社会貢献が求められています。 

  

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私達普通の国民にも未来の日本国民に対して、文化・伝統を継承していく義務があるのです。(No.818)

2019年04月08日 13時51分01秒 | アート・文化
5月1日から元号(年号)が「平成」から「令和」になると決定しました。
今回元号(年号)が初めて万葉集から採られたとのことで注目を集めました。この新しい時代に「令和」がふさわしいとのことで国民の反応も概ね良好です。

 この元号(年号)という制度は世界中で唯一我が国だけで続いているもので、大変意義深いものであり、国民の生活に密接に結びついています。「長い歴史の中で天皇家が続いていることも元号(年号)が連綿と続いていることも世界に対し、誇りに思ってよい。そして、世界史上、日本は奇蹟の国である。」と知り合いの米国人が語っていました。私もそう思います。
以前にもこのブログで書きましたが、日本人が当たり前に思っていることが外国から見ると奇蹟に思えるとのことです。

 そんな国全体が世界歴史遺産とも言える日本文化を欧米化(世界標準)という大義名分の下で捨て去るよう主張する方もいます。もったいない、あまりにわかっていない。ある大手新聞社も西暦表示を原則とし、徐々に元号(年号)を捨て去る方向で動いているとのこと。海外で日本政府を代表する外務省まで一時的でしたが、西暦表示だけ良いとの方針を打ち出したのには驚きました。(発表後、すぐに撤回したようです。)せっかく長年大変な努力で維持し、続けてきた制度・文化をそのときの雰囲気で廃止して良い訳がありません。私達普通の国民の大多数はそう思っていると思います。

 現代に生きる私達普通の国民も未来の日本国民に対して、文化・伝統を継承していく義務があるのです。文明開化という大義名分の下、明治時代に貴重な歴史遺産とも言える各地の城を廃城令で次々に壊し、廃仏毀釈という名の下に貴重な仏像を破壊し、北斎や若冲の絵の価値に気付かず貴重な文化遺産を海外に流出させてしまったという愚を繰り返してはいけないのです。
 元号(年号)は形がないものですが、「貴重な文化」の一つですから尊重し、これからも国民生活の中で大切につかっていきたいものです。

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ボナール展、こちらもお薦めです。(No.775)

2018年11月16日 17時00分28秒 | アート・文化
前回東山魁夷展についてお薦めしましたが、同じ新国立美術館でほぼ同時期開催で「ピエール・ボナール展をやっています。こちらもお薦めですよ。
 国内外に収蔵されているピエール・ボナールの作品が130点も集められ、うち30点の作品はオルセー美術館から初来日とのこと。滅多にない機会です。





私は東山魁夷展とボナール展を1日で見ましたが、お子さまと一緒のときは無理しないで下さいね。

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東山魁夷展、素晴らしいです^_^(No.774)

2018年11月13日 11時00分09秒 | アート・文化

東山魁夷展に行って来ました。
いろいろな美術館にバラバラに収蔵されている東山の名品が新国立美術館で一堂に会しています。
東山ファンとしてはこれは外せません。
今回東山が10年もの歳月をかけて取り組んだ唐招提寺の襖絵の全てが展示されています。こちらも
「素晴らしい」の一言。東山作品は全てすばらしく見応えありです。
論より証拠、是非ご家族でご鑑賞下さい!

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伊場仙の扇子、いいですよ!(No.757)

2018年09月10日 14時08分45秒 | アート・文化
伊場仙の扇子、いいですよ!これぞ日本の伝統文化です。


伊場仙についてご質問をいただきましたので「伊場仙ファン」としてひとこと

伊場仙とは天正18年(1590年)頃から続く扇子、団扇、和紙製品の老舗です。江戸後期になると浮世絵も扱うようになり、浮世絵の版元「伊場屋」として有名です。

私が語るより詳細は伊場仙のHPをご覧下さい。
http://www.ibasen.co.jp/profile.html

先日歌舞伎座地下2階のお店(出店)で購入してきた扇子がこちらです。




細かいところまでしっかり、かつ、美しく作りこんであり、長持ちしそうです。

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以前前売ペア券を購入したビュールレ・コレクションについに行って来ました。(No.714)

2018年04月01日 17時35分52秒 | アート・文化

至上の印象派展 ビュールレ・コレクションに行って来ました。

   

 

 

       

  素晴らしいの一言。

 展示作品1点、1点がどれも素晴らしいです。ビュールレが自宅に飾りたい作品のみ収集してたと言われていますので、ビュールレの鑑識眼に適った水準の高い作品ばかりです。普通の展覧会ですと目玉になる凄い作品も確かにありますが、一緒に(セット)でそうでもない作品も展示されています。今回はどれも主演級の作品ばかりです。

 私のお気に入りはアルフレッド・シズレーの《ブ-ジヴァルの夏》、クロード・モネの《ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑。そして、なんと言っても、ピエール=オーギュスト・ルノワールの《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》とフィンセント・ファン・ゴッホの《花咲くマロニエの枝》です。

 

 今回も一番最後の展示室のクロード・モネの《睡蓮の池、緑の反映》だけを撮影可としていたので、撮影してみました。こんなかんじです。

    

詳細はこちらです!

  http://www.buehrle2018.jp/

ゴールデンウイークまでに、是非行ってみて下さい。


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先日家族3人でブリューゲル展に行ってきました。(No.704)

2018年02月23日 12時21分20秒 | アート・文化

先日家族3人でブリューゲル展に行ってきました。

 

  今回の展示作品は個人収蔵のものが多く、ほとんどが国内初公開のブリューゲル一族の作品とのことでした。

開館直後に到着したこともあり、待たされることもなく自分のペースでじっくり鑑賞できました。

 

  ところで、ブリューゲルの長男が父親が早く亡くなった後、工房を開いて、多くの職人?を使って父親の作品を複製して売っていたということも初めて知りました。ブリューゲル1世の「鳥罠」は当時人気があり、今わかっているだけで40枚も複製されて販売されたとのこと。世界中の美術館に同じ「鳥罠」が収蔵されているのはそういう訳なんですね。

 

  今回驚いたのは、最後の展示室(3階?)だけですが、写真撮影OKとなっていました。(フラッシュ撮影は×)海外の美術館ではルーブル美術館やウッフィーツィ美術館、美術史美術館など有名美術館でもほとんどが写真撮影OKですから、試験的にOKとしたのかもしれません。OKなのでお気に入りの作品のみ撮影してきました。

 

  ピーテル・ブリューゲル2世
  《野外での婚礼の踊り》1610年頃

 

 

  ヤン・ファン・ケッセル1世
 《蝶、カブトムシ、コウモリの習作》 1659年

 

  めったに行けないウイーンの美術史美術館で写真撮影OKなのは有り難かったのですが、写真撮影禁止の文化をせっかく継承してきた国内美術館で撮影OKにするのは・・・・ちょっと疑問です。

  細部までじっくり鑑賞したいのに後ろからスマホを人の顔の横に突き出し、カシャ、カシャとシャッター音。なかには絵を鑑賞せずに次々撮影しておしまいという方もいました。そういう撮影マナーのない人もけっこういました。

  自分もスマホで撮影しておいて言うのも変ですが、美術館内での写真撮影について、せっかくずっと撮影禁止でやってきたのですから国内では禁止のままで良いと思います。

 

  じっくり鑑賞した後はミュージアムショップで図録等を購入し、美術館内のレストラン「サロン」で食事。美術館内のレストランは通常あまり期待できないのですが、ここは美味しかったです。それもそのはずであのフランス料理の老舗「上野精養軒」の直営店とのことでした。

 

  娘が小さい頃はよく家族3人で美術展に行っていましたが、娘が成人してからは親子3人での美術展鑑賞は久々で、充実したひとときを過ごせました。(*^_^*)

 

展覧会チラシ

http://www.tobikan.jp/media/pdf/2017/bruegel_flier2.pdf

 

特設HP

http://www.ntv.co.jp/brueghel/

 

 


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優れた作品(本物)をお子様に間近で見せる良い機会です。(No.664)

2017年10月13日 12時06分23秒 | アート・文化

「至上の印象派展(ビュールレ・コレクション)」の前売りが始まりました。

  スイスの大実業家エミール=ゲオルク・ビュールレが収集した全コレクションがチューリッヒ美術館に移管されるのをきっかけとして実現したのが今回の展覧会です。展示作品約60点のうち半数は日本初公開とのこと。印象派ファンとしては今から楽しみです。早速前売りペア券を購入しました。(ネット分は売り切れていますが、e-plusではまだ購入できます。)

  ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、ピカソ・・・などの優れた作品(本物)をお子様に間近で見せる良い機会です。皆様も是非お子様とご一緒にどうぞ!

詳細は専用サイト http://www.buehrle2018.jp/ をご覧下さい。

 


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須賀川市って知っていますか?(No.656)

2017年09月11日 21時24分18秒 | アート・文化

皆さん、福島県の須賀川市って知っていますか?

 松尾芭蕉が「おくのほそ道」の旅の途中、8日間も滞在したことで有名な街です。

ここ数年はウルトラマンの生みの親として有名なあの円谷英二監督が須賀川出身とのことで有名です。

そして、須賀川市はウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市となったとのこと。

      

   

須賀川市全体がウルトラマンやウルトラセブンの世界観を表しています。街のあちらこちらにウルトラヒーローのモニュメントがあり、ウルトラシリーズのファンには堪えられないです。

                  

 最寄りの福島空港にはなんと巨大なウルトラマンの立像があり、さらに空港ターミナルビル内にはウルトラマンオフィシャルショップ(SHOT M78)があり、ウルトラヒーローグッズを購入できます。そして、撮影に使用したジオラマまでありました。

                                   

 須賀川市は従来「芭蕉ゆかりの地」という歴史的価値を売りにしてきましたが、官民一体となって時代に即応した「新たな町おこし」を始め、成功しつつあるようでした。

 

  地方(地域)を活性化するため、全国でたくさんの「町おこし」が行われていますが、そう簡単には成功しません。中には大成功して、多くの観光客が訪れるようになった地方(地域)もありますが、失敗して沙汰止みになったものもあります。

 「そう簡単には成功できない。だから、何もアクションしない。」という考えもありますが、成功させるために智恵を絞り、汗をかいて精一杯活動することにより道が開けるということもあります。」

 

   実は受験も人生も同じだと思います。

まずは目標設定、次に目標に見合った行動・努力です。そして、やる気の継続です。それが成功の秘訣です。

 


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遅ればせながらラインデビューしました。(No.632)

2017年06月12日 13時54分33秒 | アート・文化

遅ればせながらラインデビューしました。

   周囲から「今頃?」「遅すぎー」「まるでわかっていない・・・」とか言われています。

  お気に入りのスタンプを先方に送って、微妙な感情表現が出来るし、開封確認ができ、返信や過去のやりとりがビジュアルに一覧出来るのがイイですね。メールのやりとりよりはるかにお手軽で、素晴らしいですね。「仲間うちではもはやメールをうたなくなった。」というのもうなずけますね。

  ところで、公式ラインでお友達登録をするとスタンプが無料で使用できるという流行にのり、最近ロクシタンの公式サイトでかわいいロクシタンウサギ?のスタンプを手に入れました。さっそく使っています。

  そういえばインスタグラムもまだやっていません。小石川高校時代は写真研究会でしたので写真には「こだわり」があります。だから、時間が許せば愛機ニコンDfで撮影し、インスタグラムで次々発表していきたいと思ってはいるのです。しかし、ほとんど休みがとれていない今の状況でこれ以上プライベートを広げすぎると・・・・、残念ですが、今は出来ません。

 「まずはイイ仕事をして、イイ仕事を成し遂げた自分へのご褒美として、その成し遂げた分に応じてプライベートの充実を少しずつ図っていく。」というのが今の私には合っています。

 


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人生で一番大切にしたいことって何ですか?(No.631)

2017年06月09日 12時22分32秒 | アート・文化

生で一番大切にしたいことって何ですか?

難しい質問ですが、一言で言えば

「平凡な生活の中で一瞬一瞬のひとときを大切にしたいです。」 

  せっかく天から与えられた人生ですから、この世を去ったときに「井澤亨という人がこの時代のこの地域に生まれてきてくれて本当に良かった。」と同時代の多数の人々から思って頂ける人生としたいものです。

 そのためには、自分自身が日々充実し(自己確立し)、家族を幸せにし、目の前の生徒達の幸せの基礎づくりをして、仕事を通じて社会貢献していきます。(利自即利他)

 これを実現するために平凡ではあるけれど、日々の生活の一瞬、一瞬を大切にしていくのです。なぜなら、日常の日々の生活の中の一瞬一瞬の積み重ねが1日、1週間、1ヶ月、1年であり、「人生」だからです。

 例えば、生徒達が来る前の清掃、御父母様との電話や会話、職員との何気ない会話・・・・その一つ一つに真心を込めて、良く考えて、自分なりに意味付けをして行動するのです。そうすると、今まで見えていなかったことが、次々とクリヤーに見え、理解できてくるのです。平凡な日々の生活の中にこそ人生を輝かせるきっかけが隠されているのです。-これは実際にやってみるとわかります。

 

曹洞宗開祖道元禅師も「正法眼蔵」の中で

「日々の生活の中の一瞬一瞬の行動・時間に悟りの縁(よすが)がある。だから、今現在一瞬一瞬を大切に生きることがすなわち悟りへの道である。」ということを当時の弟子達に伝えたかったのだと思います。

「悟り」という言葉を「人生を輝かせる秘訣」と読みかえると現代にも十分通用しますね。(*^_^*)


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御朱印帳ってどんな感じですか?(No.628)

2017年05月29日 10時42分13秒 | アート・文化

は~い!

こんな感じです。

               

                                                           

 

 上野の東京都美術館内のミュージアムショップで購入しました。

 

  御朱印・墨書はかなり個性的で、その神社仏閣によっていろいろあり、勉強になります。 

出雲大社は大変シンプルな中に「われは神社の本流である。」といった力強さ(+誇り)を感じました。

           

 

 熊野本宮はかつて京の都から上皇(下居の帝)が何度も参拝したという歴史(熊野詣)を感じさせます。

                                                                 

     

                                  

 

高校生の頃日本史で「熊野詣」についてはちょっと学んだだけですが、知識はありました。

 しかし、実際に熊野古道を歩き、ほんの一部ではありますが「熊野御幸」の足跡をたどり、熊野本宮に参拝してみると、感慨深いものがありました。

 不思議と懐かしい感じがしました。


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