絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

私立小学校受験当日の服装はどうしたらいいでしょうか?(No.475)

2015年12月30日 14時04分15秒 | 受験・学校

  私立小学校受験当日の服装はほとんどの方がいわゆる「お受験ルック」です。無論私立小学校側では入学試験日の服装については「自由」としていたり、「運動の試験があるので動きやすい服装」程度しか指定していません。だから、入試当日の服装について志望校に問い合わせると上記の「自由」とか「動きやすい服装」としか答えません。

  しかし、実際当日行って見ると判で押したように男の子は紺の半ズボンに白のポロシャツ、女の子は紺のキュロットスカートに白のポロシャツです。そして付き添いの御父母様はほとんどがダーク系のスーツです。 

なぜでしょうか?

長年の慣行・伝統?それともお受験ルックを専門に販売している某業者の作戦?

  沿革・理由はともあれ、そういう中に我が家は「人間の価値は中身で決まる。服装等の見た目は関係ない。それに学校側が自由と言っているのだから、子どもに何を着せようが、親が何を着ていこうが自由である。」として、受験者本人がピンクのTシャツにショートパンツ、御父母様がTシャツにジーンズ、サンダル履き等で行ったらどうでしょうか?

 まず、お子様本人が可哀想ですね。自分だけピンク、周りはほとんどが紺か黒。普通の幼児であれば自分だけ服装が違うことに気づき、かなり動揺しますね。それで、落ち着いて受験できず、それが原因で不合格になるかもしれません。

 親はポリシーがあって、敢えてそうしているのだからそれはそれでいいのでしょう?

しかし、そのような服装で入試当日行くこと自体が常識外れの親=モンスターペアレントと誤解されるかもしれません。誤解されれば、そのつけは子どもの不合格という形でかえってきます。

 

  こういう親は不合格にされた後、学校にこんな電話をしがちとのこと。「うちが服装について電話したとき、学校は服装は自由で動きやすい服装なら何でも良いと言ったのに、来てみたらほとんどの子が紺か黒。おかげでうちの子は動揺して実力を出せなかった。どうしてくれるのだ?」

  自らが情報収集をせずに、学校がこれこれこう言ったからといって責任転嫁。そして、不合格になったらクレーム電話。ポリシーがあってそういう常識外れの服装で行ったのだから、その結果の不利益は他者のせいにするのではなく自らが負うべきです。

  そういうことが理解できない非常識な御父母様とそのお子様なので不合格になるのだと思います。

  結局、どういう場面でも、親の「人間力」が「子どもの幸せ」を創り出すのです。


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「合格するんだと強く信じる気持ち」(No.474)

2015年12月25日 19時55分46秒 | 受験・学校

平成28年度合格体験記(15)

平成27年9月~10月 星野学園小学校、開智小学校(開智学園総合部)、さとえ学園小学校合格

★Q君の御父母様★


 息子の受験の際には井澤先生はじめ、ウエストリームの皆様には大変お世話になりました。無事に受験校から合格をいただけました事、感謝致します。ありがとうございました。私どもは小学校受験の知識も少なく準備するには遅いスタートでした。きっかけは下の子が産まれ、改めて育児や将来について家族でじっくり向き合う時間の中、息子の性格や個性を考えた上で、私立小学校進学に確信を抱き、受験を決めました。井澤先生のいるウエストリームの塾以外で迷うことはありませんでした。しっかり指導している、この一言に尽きると思います。受験までの期間、1年を切っていましたので親子で気持ちの切り替えが必要でした。ですので、信頼できる塾選びは大変重要だったと思っております。

 おしゃべりをしながら和気あいあいと通っていた幼児教室から離れ、最初は息子も受験に向かうという意識が薄く、慣れていくのに戸惑いもあったようでしたが、次第に勉強が楽しいと帰ってくる日が多くなりました。ある時から「あの問題とあの問題は似ていて、こうやったらこう解けるんだって気がついたよ」と言うようになり、問題の解き方を発見し理解することに夢中になっていきました。このひらめきの引き出しを井澤先生からたくさん作っていただきました。その工夫は井澤先生の長年の教師経験から形にされてきたことと思います。
 

 入塾して3ヶ月、体調を崩したことをきっかけに糸が切れたかのようにやる気が薄くなった時期もありました。その時にも丁寧にアドバイスいただき、好きな問題、得意な問題から毎日の学習習慣を崩さないようにいつもと変わらない生活を心掛け、乗り越えました。甘えさせるのではなく、正しい親の姿勢でブレずに先を見据えることができました。
 自分の息子の学力状況は全国統一模試や塾内テストの結果でしか判断つかないところもありましたので、その結果を見ながら得意・不得意を把握していきました。模試後の個人面談も意見交換でき受験準備には大変助かりました。全国統一模試では、東京や神奈川の名門校の校長先生のお話が聞け、子どもの試験だけでなく私立小学校のあり方や教育について、とても素晴らしいお話が聞ける機会もいただけ、貴重な経験でした。沢山の先生方が、‘お話が聞ける子ども’の重要性についてお話されていたのが印象的で、まさしく受験に向かっていく息子に必要なことでした。勉強は毎日の習慣が身についておりましたが、聞き漏れからのミスが多く、よくよく親子で話し合いました。大人になってからも人の話を聞くということは大切なことですから。事実、塾で先生の話が聞け、入試当日も試験監督の先生の指示をよく聞き理解し行動できなければ合格は有り得ません。子どもの苦手に気づき、家庭と塾で対応できよかったと思っております。
 

 井澤先生は子ども1人1人の特徴をよく見ています。特徴を分かった上での指導には、大変安心感がありました。息子の聞く意識が行動へ現れて、受験直前には合格するんだという強い気持ちが自然と湧いて自信がついていました。
最後の切り換えには親も驚きました。自信こそ努力ですし、強い気持ちがあったからこそ親も合格できると信じれたように思います。受験を通し親子で学んだことが多くありました。この経験を学びの基礎として、努力を自信につなげ、強く信じる気持ちを持って共育していきたいと思います。
 

 ご指導賜りましたこと誠にありがとうございました。

 

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Q君、Q君の御父母様、合格おめでとうございます。

星野、開智、さとえと3校とも1回で合格しましたね。素晴らしいです。

御父母様がおっしゃるように私立小学校受験は「お話が聞け、理解し、その通りに行動出来る。」ことがもっとも大切です。Q君も入試当日「本当に合格したい人はちゃんと聞く。」が実行できましたね。よく頑張りました。

さとえ学園小学校入学後も持てる才能を活かし、大きく花開くことを心から祈念しております。


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我が子に背中で教えること。(No.473)

2015年12月21日 12時23分17秒 | 受験・学校

 日本ではディーゼルエンジンは窒素酸化物(NOx)を多量に出し、大気汚染につながるということで特に大都市周辺で規制され、ディーゼル車がずいぶん減りました。かわりに技術革新をすすめ燃費の良いハイブリッド車や排気ガスゼロの電気自動車を発売して大ヒットしています。

 他方ここ15年くらい欧州では燃費が良く、燃料代も安いディーゼル車全盛時代を迎えていました。クリーンディーゼルと称し、排気ガスはガソリン車と変わらないほど綺麗で、経済性に優れ、かつ走行性能も良いという売り文句でした。だから、現在欧州で走っているほとんどの車がディーゼル車です。

ところが、販売台数で世界1、2位を争うあの超大手企業がとんでもない不正をしていたことが明らかになりました。

 なんと2~3年間に1回しか行われない排気ガスの検知テストを役所がするときだけ排気ガスを浄化し、それ以外の通常の走行時にはほとんど浄化していなかったのです。

 だから、この会社のディーゼル車は窒素酸化物も垂れ流しで日々大気を汚染しており、クリーンディーゼルなんて大嘘でダーティーディーゼルだったのです。これでは何のための排出ガス規制なのか?マイスター制度もあり、真面目で誠実な仕事ぶりで名高いドイツの会社とも思えません。「利益のためなら、バレなければ何をしても良い。」ということなのでしょうか?「人々の健康よりも利益さえ上がれば良い。」そういう社会性の乏しい企業の製品は怖いです。一事が万事といいますから、他にも嘘、ごまかしがあるかもしれません。 

 ところで、こういう「とんでもない不正をしてもバレなければ良い。」という考えの経営者達は自分の子どもになんと教えているのでしょうか?

 「自分さえ良ければいい。」「世の中調子よくわたるほうが賢い。」「悪いことをしてもバレなければいい。」「バレてもシラをきり通せ、動かぬ証拠を突きつけられるまでは絶対に認めるな。」「捕まっても証拠がなければ大丈夫。だから証拠を残すな。」-まさかこんなことを我が子に教育してはいないと思います。しかし、くだんのドイツの会社経営幹部達はこういう醜く、酷いことを図らずも自らの背中で我が子に教えてしまったのだと思います。

 とても残念です。


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さとえ学園小学校の最新版ポスターに卒塾生がまた掲載されました。(No.472)

2015年12月19日 10時56分27秒 | 受験・学校

  さとえ学園小学校ポスターにはいつも在校生が登場します。そして、昨年度のポスターにアップでのったWさん、Kさんはウエルストリームの卒塾生でした。お二人とも真面目で、優秀で、品の良いお嬢様で、それがポスター上に表現されていました。 

  そして、新年度最新版ポスターに登場した生徒さん二人のうちお嬢様のほうがウエルストリーム出身の生徒Yさんです。Yさんもとっても素敵に写っています。Yさんの頭の良さ、人柄の良さ等が見事に写真に表現されていました。プロのカメラマンが撮影しているとは思いますが、それにしてもさすがです。被写体である生徒さんの素敵な表情だけでなく、その内面の素晴らしさまでを上手に表現されているからです。優れた人物写真とはそういうものです。

  ウエルストリーム出身の生徒さんがさとえ学園小学校の校風の良さを象徴するポスターに何人も掲載されて、幼児時代に指導した私も誇らしく思います。 

  さとえ学園小学校の新年度学校説明会告知のポスターをどこかで見ることがありましたら、是非その写真もご覧になって下さいね。

 

 


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「モネ展」に行って来ました。(No.471)

2015年12月14日 10時53分29秒 | アート・文化

 天皇陛下と皇太子殿下もご覧になったという「モネ展」に12/12(土)午後、夫婦で行って来ました。

 いやぁ~混みました。余りに多くの人々が来訪したため入場制限をしていたのか建物入口からチケットのもぎりまでなんと40分もかかりました。当日券を持っていたので、チケット購入で並ばずにすんだのでまだ良かったのかもしれません。12/13(日)終了で最後の土曜でしたので無理もありませんが、モネ人気、すごいです。日本人はモネとルノアールとピカソが大好きだとは聞いていましたが今更ながらに思い知らされました。

 印象派を代表する画家クロード・モネが 86歳で亡くなるまで手元に残していたコレクションを、息子のミシェルがマルモッタン・モネ美術館に遺贈した作品が中心で、約90点が展示されていました。「素晴らしい」のひとことです。やはり、本物は違います。迫ってくるものがあります。

 はじめの「睡蓮」は3重4重に人垣が出来ていてなかなか絵の前にたどり着けませんでした。一時は「ルーブル美術館のモナリザの前」状態でした。ポーラ美術館の「睡蓮」も良かったですが、こちらも素晴らしい。

 モネの子ども達の幼い頃の肖像画も素晴らしいです。我が子に対する愛情溢れるまなざしがモネにこれらの絵を描かせたと感じました。

 モネが年老いて白内障にかかってからの作品は視力の衰えの影響を感じました。画家にとって視力が衰えていくことはかなり辛かったはずですが、それでも絵を描き続けたモネにその使命感を感じました。

 人が多すぎていつものようにじっくりとは鑑賞出来ませんでしたが、行ってよかったです。

 


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1/30(土)、さとえ学園小学校の下平校長先生をお招きしています。(No.470)

2015年12月11日 11時03分24秒 | 受験・学校

1/30(土)、ここウエルストリームにさとえ学園小学校の下平校長先生をお招きしています。

  恒例の「さとえ学園小学校説明会&座談会+個別相談会」を下記の通り開催致します。

 「さとえ学園小学校人気沸騰の秘密?」「なぜ、今さとえ学園小学校が選ばれるのか?」など「さとえ学園小学校の素晴らしさ」についてじっくりお話し頂きます。講演終了後、希望される御父母様との個別相談も下平校長先生が自ら担当されます。

  皆様、乞うご期待です。

 

               記

 

  日時    :1/30(土)14:00~16:30

  参加資格:最年少・年少・年中のお子様をお持ちの御父母様

  費用    :無料

  申込  :電話にてお申し込み下さい。

       048-651-6811(平日10:00~19:00、土曜9:00~14:00)

  *塾生御父母様以外の一般の方の座席はわずかです。お早めにお申し込み願います。

   尚、当日お子様は入場できません。

                                       以上

 


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来る1月16日(土)、開智学園総合部の那須野校長先生がいっらっしゃいます。(No.469)

2015年12月07日 19時31分19秒 | 受験・学校

来る1月16日(土)14:00~16:30

ここウエルストリームに開智学園総合部の那須野校長先生がいっらっしゃいます。

 

恒例の開智学園総合部(開智小学校)学校説明会&座談会+個別相談会をウエルストリームで開催するからです。

 那須野校長先生に開智学園総合部の素晴らしさをたっぷり2時間語って頂きます。(いわば那須野校長先生の独演会)

 開智小学校でも学校説明会は開催されますが、そのときは那須野校長先生の持ち時間が45分くらいしかありません。ですので、ちょっと聞き足りない感じがします。ウエルストリームでの開催ですと時間の余裕がありますので、じっくり拝聴出来ます。さらに、講演後那須野校長先生と個別面談までできます。-これは大きなチャンスです。

★参加資格は最年少・年少・年中のお子様をお持ちの御父母様です。塾生外の一般の御父母様も御参加頂けます。ただし、当日はお子様はご入場頂けません。

★参加費用はもちろん無料。

★ご希望の方は電話でお申し込み願います。

電話 048-651-6811


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「人の話をきちんと聞き、理解して、何事にも真面目に取り組む生徒」(No.468)

2015年12月04日 10時28分49秒 | 受験・学校

12/3(木)さとえ学園小学校の幼児教室・塾対象の説明会(塾説)に行ってきました。

下平校長先生から以下のご説明がありました。

1)今年は昨年3回実施した入試受験者数の合計分が2回実施で集まった。

(出願数は200を越えた。)

2)そして、今年も素晴らしいお子さんが多数受験し、入学手続きを済ませた。

3)合格者の平均点と受験者の平均点が例年以上に近接し、接戦であった。そのため配点割合がそう高くない親子面接試験の出来が合否を分けた生徒さんもいた。

4)在校生の兄弟姉妹について一切特別扱いをしていない。そのため心ならずもお断りをした方もいた。「兄弟姉妹だから結局は入れてくれるだろう。」は大きな間違い。競争率が上がり、受験者の平均レベルもここまで上がってくると、そんな余裕はない。「兄弟姉妹だからこそ、人一倍努力してその実力で合格して欲しい。」

5)第2回入試(さとえ2)は例年と比べ大きく変更した。「2回目だからといって有利にならない。初めてだからといって不利にならない。」というコンセプトで出題した。要するに、第1回入試(さとえ1)と同じような問題を出題せず、まったく変えた。しかし、出題の観点は変えていない。入学して欲しい生徒像は変わらないからだ。

6)次年度も問題等は大きく変わると思うが、入学して欲しい生徒像は不変である。

「人の話をきちんと聞き、理解して、何事にも真面目に取り組む生徒」-そういう生徒さんを多数お預かりしたい。

 以上に加えて科目別の詳細なご説明がありましたが、それは父母講座(在塾生対象)で!

 

下平校長先生へ

昨日は詳細なるご説明を頂き有り難うございました。

 来年4月には新小1生として、ウエルストリーム出身の生徒が約20名入学致しますのでよろしくお願い申し上げます。

 次年度も今年同様多数合格をいただけるよう塾生の指導を徹底する所存です。今後ともご教示のほどよろしくお願い申し上げます。


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