絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

以前のブログの記述でも読み直すと今役立つことがきっとありますよ。(No.1454)

2024年07月29日 12時44分03秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

2011年11月から書き始めたこのブログ「絶対合格」もお陰様で現在13年目です。多くの皆様から励ましのお言葉や「楽しみにしている。」とのお言葉をいただいたお陰でここまで続けることが出来ました。

「温故知新」と自己分析のためNo.1(当初はシリアルナンバーをつけませんでした。)から読み直しています。今読んでみると、書き足りないことや逆に言い過ぎもあり、反省すること多々あります。もっとも勉強・受験やしつけについてのアドバイスは13年経った現在でも色あせずに、十分通用するものです。

ですので、皆様もお時間のあるときに読み直してみて下さいね。以前のブログの記述でも読み直すと今役立つことがきっとありますよ。

 


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「すすんで学ぶ賢く、優しい子」 第6節 「習慣の効用」(No.1453)

2024年07月25日 18時20分31秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

すすんで学ぶ賢く、優しい子」 第6節 「習慣の効用」

何でも決まったことを決まった時間に毎日すると習慣となります。

習慣となると、大変なことも難なくできるようになります。

ですので、この「習慣の効用」を活かして、良き方向に子育てをしましょう。

 ウエルストリームの平常授業では年少さんと年中さんは週1回、年長さんは週2回(ハイパーコースを入れると週3回)です。しかし、この夏期講習では11日間、毎日授業(日曜以外)があります。塾で毎日勉強するのが習慣になります。

すると、不思議なことに夏期講習が終わった後でもすすんで毎日勉強するようになるのです。

 つまり、平常授業ではなかなか習慣にできなかったお子様も、集中して11日間やるとすぐに習慣となり、すすんで毎日勉強するようになるのです。これが「習慣の効用」です。

 ウエルストリームでは①十分な内容を授業するためだけでなく②「習慣の効用」をつかってお子様に学習習慣をつけるために11日間(年長さんは前期後期で22日間)夏期講習を実施しています。

 ウエルストリームではこれからも「理に適ったベストな指導」をしていきたいと思います。

皆様今後ともよろしくお願い致します。

 


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形から入っているうちに本当に楽しくなってくる。(No.1451)

2024年07月08日 13時58分42秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

すすんで学ぶ賢く、優しい子 第5節

幼児に対する指導には工夫が必要です。

例えば、授業の初めに、しかめ面で「今日の問題は難しい・・・」と言って教えた場合と「ニコニコしながら「今日の問題は簡単だよ!」と言って教えた場合では同じ問題でも全然理解度が変わってきます。

幼児は素直ですから、表情通り、言葉通りに受け取るのです。ですから、教師の対応によって、のび方が全然違うのです。

ウエルストリームで「元気が出る体操をしてから授業に入る。」のも同じ目的です。 「形から入る。」のです。形から入っているうちに本当に楽しくなってくる。同じようにお子様に「お勉強大好き!」と毎日言わせていると本当にお勉強が大好きになります。そういうものです。


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0~6歳児で「すすんで学ぶ子」にするにはどうしたら良いでしょうか?(No.1450)

2024年06月27日 12時27分13秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

「すすんで学ぶ賢く優しい子」シリーズ 第4節

0~6歳児で「すすんで学ぶ子」にするにはどうしたら良いでしょうか?

たくさんの方策がありますが、本日はその1つを提案致します。

 

「新しいことを学ぶことを好きにさせる。」ことがスタートです。

例えば、

お子様が帰宅そうそう園でおそわってきたことを嬉しそうに言ってきたら、皆様はどう対応されます。

「今は、忙しいの!後にして・・・」と叱りますか?

「すごいね~。まだ○歳なのに・・もうそんなことまで知っているんだ~」と大げさに喜んでみせ、新しい知識を得てきたことをメチャメチャ褒めますか?

 もうおわかりですよね。新しいことを学び、記憶するのを好きになるかどうかは実は周囲の大人達(両親、祖母、園の先生方、お教室や習い事の先生方など)の対応にかかっているのです。今「お勉強が嫌い!」と言っているお子様もオギャーと生まれた時から学ぶことが嫌いだったわけではありません。

 上の例のように、何でもイイから、何か学び、憶えてきたら、お子様をめちゃめちゃ褒めてあげて下さいね。

 そうすれば、新しいことを憶えてきて、それを家族に言うことが大好きになり、毎日何らかのことを報告してくれます。これを約3~4週間続けます。するとそれがすすんで学ぶ学習習慣となっていきます。

皆様、

是非試してみてください。お子様は必ず良い方向に変わります。

いつも言っていますが、「子供を良くしたかったら、まず親(周囲の大人達)が先にかわりましょう!」

 


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「記憶力って生まれつき」と思っていませんか?(No.1448)

2024年06月13日 15時32分26秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

「すすんで学ぶ賢く優しい子」シリーズ第3弾です。

「記憶力って生まれつき」と思っていませんか?

「生まれつき頭がいいから記憶力もいい。生まれつき普通だから、記憶力も普通」と思いがちですよね。人の能力って、もちろん生まれつきもあります。

しかし、生まれた後の生活習慣(記憶習慣)で生まれつきの能力が大きく伸びるのが0歳~6歳です。この0歳~6歳の過ごし方が勝負なのです。というのは0歳~6歳期、身体はもちろん大脳も大きく成長するからです。この一大成長期に何を与え、何をするかがその後の人生に大きく影響を与えるものなのです。せっかくですからこの時期にお子様にイイ影響(教育)を与え、生まれ持った能力をいっそう大きく伸ばしましょう。

さて、それでは0~6歳期に何をすればいいのでしょうか?

 まず、お薦めなのは「何でも憶える習慣」です。0歳~6歳期に見たこと、聞いたこと、実体験したことなど、何でもその場で憶えるように指導するのです。

 そして、憶えたら、その場で憶える人がとっても素晴らしい人(頭の良い人=できる人)だと、たくさん褒めます。(「その場で何でも憶えるのが素晴らしい人」という価値観を伝えます。)

 その繰り返しで何でもその場で憶えるようになります。それが「何でもその場で憶える習慣」につながります。これにより記憶力が大巾に伸びます。

 もし、憶えるのを面倒くさがったり、嫌がったら、お子様の好きなものを憶えさせると良いです。例えば、車が好きなお子様には車の車種、鉄道ファンなら鉄道の型式、お花が好きなお子様なら季節ごとのお花がいいです。好きなことならすすんで憶えるし、憶えるのが苦になりませんから。何でもいいからとにかく憶えるように仕向けましょう。すると大脳シナプスが繫がりだし、好きなこと以外のことも苦労せずに憶えられるようになります。

 昔(30年近く前)ポケモン全部を歌のようにして憶えるというのが子供達の間で流行りましたが、これも記憶力向上に役立ちました。また、落語に出てくる名前「寿限無寿限無・・・・」と全部憶えるのも一部の子供達の間で流行りましたが、これも記憶力増強に貢献していました。

何でもその場で憶える習慣、これが記憶力向上の秘訣です。


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幼児の心を豊かにするために、放っておいてはいけないのです。(No.1446)

2024年06月06日 21時28分54秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

「すすんで学ぶ賢く優しい子」シリーズ 第2弾

 「子育て」と言うと、世間ではややもすると「賢さ」優先で、「優しさ=心の成長」は二の次になります。それでは頭はいいが、尊敬出来ないような人になり、社会では「つかえない人」になりがちです。

そこで、我が子を「有為な人」=「世のため人のために働ける人」にするためには、まず、「賢さ」と「優しさ」を別々ではなく、同時進行で育成するべきです。

 具体的に一つ提案すると、お子様が就学前であれば、枕元で毎晩童話や昔話の読み聞かせをしてあげて下さい。昔話や童話は正しい日本語でできていて、正しい日本語を憶えるのにピッタリです。

 毎日の読み聞かせにより耳から正しい日本語が入ってきて、日本語の正しい語順や言い回しを記憶します。そして物語の展開(構造)まで理解・記憶します。さらに進むと、読み聞かせしてもらった昔話を真似て自分で物語をつくるようになります。教えてもらっていないのに起承転結のある作文を書けるようになったりします。昔話を真似て物語を作っていただけなのにいつの間にか作文力が向上しているのです。

 このように読み聞かせは国語力アップに大きく貢献しますので是非毎日やってあげてください。

 また、読み聞かせはやりようでお子様の心を成長させます。昔話や童話の場面・場面で止め、その場面について「もしあなたがこの物語の○○だったら、どうしますか?またどう思いますか?」等と質問するのです。それをきっかけとして我が子の心を成長させるために親子でいろいろ語り合うのです。そうして、具体的な設例を通して我が子の心の成長を確認しつつ、いっそう豊かな心を育成していくのです。

 身体は食事を与え、健康に生活させれば、自然に大きくなります。しかし、子供の心は周囲の大人達が心を成長させよう、成長させようと意識しないと成長しません。幼児の心を豊かにするために、放っておいてはいけないのです。

 こうして、読み聞かせするだけで国語力と心の成長の両方を同時進行で伸ばせるものです。


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「すすんで学ぶ賢く、優しい子」(No.1445)

2024年05月31日 21時11分35秒 | すすんで学ぶ賢く、優しい子

 

 長年塾教師をやってきて、たくさんの生徒さんを教え、たくさんの御父母様と面談をしてきました。その中で中高受験、大学受験で大成功されたご家庭(お子様)には共通点がありました。

その共通点とはなんでしょうか?

皆さん「すすんで学ぶ賢く、優しい子」でした。

 では、どう育てれば、「すすんで学ぶ賢く、優しい子」になるのでしょか?

ひとことではとても言えません。このテーマだけでも本が数冊書けそうです。

 

「すすんで学ぶ賢い子」は塾だから当然として、なぜ「優しい」が必要なのでしょうか?

よく世間で「学歴がイイだけでは使えない。」とか「社会人になったら、学力だけではやっていけない。」と言われます。その通りですね。学校にいる間は学力が高いと尊重されることがありますが、卒業後実社会では学歴や学力だけでは通用しません。

やはり、人柄や人格などを含めた総合力が乏しいと学歴・学力の高さを活かせないのです。今はどんな仕事も人との関わりが必要ですからね。医療もチーム医療ですし、一見人との関わりがなさそうな小説家の先生も編集者や出版社との関わりが必須です。

 そういうわけで、いくら頭が良くても、周囲の人々に対して冷たく、軋轢を起こすような人はイイ仕事が出来ないのです。結果、せっかく学生時代にたくさん勉強したのにそれを実社会では活かせず、仕事を通じて社会貢献できません。

 そこで、ただ能力開発をしたり、学力を伸ばすだけではなく、同時に人としての総合力を育成するのです。優先順位はなく、どちらも同じくらい大切です。つまり、学力と人格はいわば車の両輪です。両方がそろってはじめて、まっすぐ進むからです。ですから、「周囲の人々を尊重し、優しい心で接している人が学力も高い。」のであれば、仕事も大いに進むと思います。子育ての目標はまず「賢く、優しい子」です。

 次に、学力の高い子に育てるにはどうしたら良いのでしょうか?

 好奇心豊かで、新しいことを学ぶことを好きにさせましょう。そして、自分からすすんで学びを深める「勉強大好き少年、少女」にしましょう。強制や義務ではなく、「すすんで学ぶ賢い子」に育てるのです。そうすると成長し、自我が芽生えてくる頃にさらに自主的に勉強するようになります。年齢が上がれば上がるほど、すすんで勉強するようになるのです。

 こうやって我が子を「すすんで学ぶ賢く、優しい子」に育てる。ーと言うのは簡単です。しかし、現実に我が子をこのように育てるには、日々の子育てでどうもっていったら良いのでしょうか?次回以降具体的な方策を少しずつ公開していこうと思います。

 


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