絶対合格

熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

yahooで「ウエルストリーム」を検索すると、他のお教室がトップに出ます。なぜですか?(No.368)

2014年12月31日 10時02分22秒 | 受験・学校

 

も早速「ウエルストリーム」とyahoo検索してみて、ビックリ、ウエルストリームとは全く無関係の受験教室が本当にトップとページ下に出ています。

これはyahooの検索機能と広告が連動したもので「スポンサードリサーチ」という一種の広告です。

 同業他社の社名をそのキーワードすることはyahooでは本来禁じられています。例えば、皆さんが「トヨタ自動車」と検索したら、トップに「日産自動車」が出てきたり、「東芝」と検索したら「日立」がでてくるようなものです。それでは、検索した人の目的に合わないし、同業他社の社名を検索キーワードにするというやり方は良識のない会社の手法です。

 ところが、以前からルール無視・やりたい放題のお受験教室は同業他社の社名を検索キーワードに指定し、他の受験教室を検索した人を自分の教室のホームページに誘導しようとしています。

 つまり、「ウエルストリーム」と検索すると画面トップやページ下に出てくるお受験教室はそういう宣伝方法をとっているのです。情けないですね、同業他社に関心を寄せた人を横取りすることを教室の基本方針としてるのですから。そんな手法の広告にお金をたくさん使わないで、今目の前にいる在塾生の全員合格のため授業内容を改善することにお金をもっと使えばイイのに・・・・。私は心底残念に思います。

 ですから、「ウエルストリーム」と検索して他のお受験教室がトップに出てきたら、ウエルストリームとはまったく無関係なそういう「残念なお受験教室。」とご理解下さいね。

 平成26年最後のブログ記事がそんな「残念なお受験教室」の話題になって本当に残念です・・・。

  今年もたくさんの方々に支えられて、なんとかやってこれました。皆様からの叱咤激励のお声に支えられて記事も368本となりました。平成27年は読者の皆様にとってもっともっと為になる記事を書きますので今後ともブログ「絶対合格」をよろしくお願い申し上げます。

皆様、良いお年をお迎え下さい。


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「小・中学校の「道徳の時間」を「教科」に格上げすることについてどう思われますか?」(No.367)

2014年12月29日 12時06分14秒 | 受験・学校

 いやぁ~、ずいぶんストレートな質問ですね。

「大変けっこうなことだと思います。」

従来から公立小・中学校の「道徳の時間」についてはいろいろ問題がありましたから。

聞くところによると、担当教師が特定のイデオロギーに基づいて、「朝日新聞が希望の学校に無料で配布した例の教材?」を使って、子供達に教師個人の政治信条を教え込んでいたというクラスもあったとのこと。そういうことが多少なりとも改善されそうですから。

 

しかし、実は道徳の教育は「教科」に格上げすればすべて解決というものではありません。なぜなら、道徳教育こそ小学校入学前と小学校でするべきなのです。(中高では遅すぎます。)

子供のときに親や先生から繰り返し言われていたことが、規範意識になり、その規範が基礎となって倫理観や道徳心が培われるものです。

具体的には、1)挨拶をする。2)ありがとうと言う。3)自分でされて嫌なことを人にしない。4)他人に親切にする。5)嘘をつかない。6)どんなことでも精一杯の努力をする。7)自分のことは自分でやる。8)約束・ルールを守る。9)「素直な心」で生きる。これら1)~9)を幼少時から小学生までにしっかりとしつけるべきなのです。

実際そうしつけられた人物は高い倫理観を持ち、社会人になってからも活躍し、貢献しています。米国の「就学前教育の効果についての研究」でも幼少期に躾をうけたグループは、躾をうけなかったグループより自制心や粘り強さなどIQでは測れない能力(EQ)が上であり、社会的にも成功しているとのことです。

 

我が子の幸せを願わない親はどこにもいません。

しかし、我が子を溺愛するあまり、このようなしっかりとした躾ができていない親も少なくないとのことです。「我が子の真の幸せ=25年後人間力ある社会人として活躍・貢献」を願うなら幼少期からしっかりとした躾をして、規範意識を身につけさせましょう。


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人生のターニングポイントシ リーズ(その2)(No.366)

2014年12月27日 13時30分10秒 | 受験・学校

2歳から4歳にかけて「あんなに素直でイイ子だったのに最近急に意地をはり、何でも嫌、何でも逆を言うようになった。」ということをよく聞きます。

 

よく世間の子育て相談等で言われるのは「それはお子様の自我が芽生えてきたきざしですから、心配はいりません。放っておけば自然に元に戻ります。」です。

しかし、本当にそう言いきって良いのでしょうか?ご家庭の状況やお子様によって差があるので一概には言えませんが、放っておいたためにその時点から徐々に性格が曲がっていって「素直な心を失ってしまったお子さん」もいます。素直な心のお子さんとひねくれつつあるお子さんではこの時点の進行方向(heading)の差はたとえて言えば「たった3°」です。

「たった3°」の素直さの違いが20年後はおおきな違いになるのです。素直な心の人生を中立(ニュートラル)とするとひねくれた心のお子さんの20年後の人生はそのラインから大きく外れてしまいます。(3°の偏差角は約20対1ですので20年後は約1年分中立のラインから外れます。) 

かけがえのない我が子の子育てです。できればそんな失敗はしたくありません。

だからと言って幼児が言うこと全部をいちいち本気にして腹を立て、毎回ガンガン叱りますか?それも大人げないし、お子様に良い影響を与えるとは思えません。

では、この時期のお子様に親としてどう対応したら良いのでしょうか?

 

人として何が大切かを2~4歳のお子様にきちんと話し、伝えることです。

まだ2~4歳ですから、お子様のわかる言葉で、お子様が受け入れやすい話を作って話すのです。

「どういう子供になって欲しいのか?」「将来ははどういう人柄(人格)になるべきなのか?」「人生の目的」や「何のために生まれてきたのか?」についてご両親様の「我が子に対する真剣な念い」を伝えるのです。100%はお子様に伝わらないとしても御両親様の「我が子を思う親の気持ち」は必ず伝わります。そうすると、「何でも嫌、何でも逆症候群?」が治ります。

 

「まだ、小さいから話してもどうせ理解できないし、伝わらない。だから、そういう難しいことは子供が中学生になったら話す。」そういうご意見は明らかに間違っています。中学生ではすでに10年も経っていますから、「慣性の法則」でそこから「ひねくれた心」を中立まで修正するのはかなり困難だし、仮に修正できるとしてもそのためには親の大変な苦労と時間がかかると思います

 

「完全にコースを外す前に小刻みに修正」は人生でも同じことです。

 


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あまり努力をせずに成功したことが次の失敗の原因になってしまう・・・・・(No.365)

2014年12月22日 18時10分47秒 | 受験・学校

 

前回ブログ「世間によくある話」(No.364)

について反響があり、「ターニングポイント」について参考にしたいので詳しく教えて欲しいとのご希望を頂きましたので続編です。

 

「・・・そう苦労せずに都内私立小学校に合格・・・」

ぱっと聞くと、そう努力をせずに都内私立小学校に合格したのですから、このお子さんはこの時点ではとても幸運で、幸せだったと思います。

 

 しかし、実はここが第1のターニングポイントだったのです。

というのは、

  あまり努力をせずに合格してしまったので、学習習慣もついていませんでした。そして、何よりもお子さん本人も親御さんもその私立小学校の勉強を甘く見てしまったのか、入学後も学校の宿題しかやらなかったそうです。そして、ほぼ全員が付属の中高一貫校に行ける私立小学校なので塾にも行かなかったとのことです。

  どこの私立小学校でも宿題というのは「クラスの平均レベルに合わせた最低限のやるべきこと」ですから、宿題しかやらないということは「成績もクラスの平均か平均以下で良い。」ということです。

 小1~小3のうちは持って生まれた才能でなんとか得点できるし、内容もそれほど難しくないので、お子さんの努力の差は目に見えてきません。しかし、実際は学習習慣を持って毎日自主的に勉強をしたお子さんと比べると大きな差がついていたのです。

 努力をする習慣が足りないお子さん達に共通しているのは「不注意なミス(本人が言うにはたまたま間違えただけ)が多く、漢字もイメージで憶えているだけでトメ、ハネなど正確に覚えていない。」ということです。

 

 

まとめ

 楽に合格できたことは大変幸運で幸せだったのですが、だからこそ、お子様に学習習慣をつけて地道に努力をすることを教えるべきだったのです。まさに受験も「勝って兜の緒を締めよ」なのです。人はあまり努力をせずに成功してしまうと、世間を甘くみて、つい気持ちも緩みがちになります。だから、そこで気を引き締めて、再び地道に努力をするべきなのです。そうしないとせっかく成功したことが次の失敗の原因になってしまうのです。

 このお子さん、御父母様とも私立小学校に合格した時点で世間を甘く見ず、きちんと努力をさせ、学習習慣をつけていたら、その後の人生も今とは違ったものになっていたかもしれません。


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世間によくある話(No.364)

2014年12月19日 11時16分09秒 | 受験・学校

生まれた時から、歩き出すのも、言葉を話すのも、おむつがとれるのも人一倍早く、幼児の頃は「天才児(神童)」と言われ、それほど苦労せずに都内某私立小学校に入学。入学後1~3年生では「頭がいい」と周囲から言われ、小学校4~6年生では「勉強が普通より出来る子」と言われた。なのに、附属の中高一貫校進学後は「普通の成績がとれなくなり平均以下が定着」。大切な高校2~3年生では「成績下位20%に定着」。結果大学受験も全滅。2年浪人しても偏差値の高い学部、大学は全滅。結局、受ければほぼ全員が合格するような大学に進学。せっかく大学進学したのに大学にはほとんど行かず、ネットゲームなどの趣味に没頭。

  そのご両親様がおっしゃるには

「うちの子はどうしてこうなってしまったんだろう?。こんなはずじゃなかったのに・・・・。」

  偏差値の高い大学に行くことだけが人生の成功ではりませんから、大学受験に失敗したからといって、「人間失格」となったわけではありません。また、やるべきことをしっかりやった上でなら趣味に没頭しても良いと思います。しかし、この方はやるべきことを全くやらずに趣味に逃げており、「人生を前向きにとらえることができず、目標を自ら設定し、その目標に見合った努力をする習慣がない。」とのことなので今後の人生も厳しいことが予想されます。

 

 なぜこうなったのでしょうか?そして、今後どうしたらいいのでしょうか?

  一言で言えば「20年間にもわたる子育て作戦の失敗」ですが、お子様の人生のいろいろな時点でターニングポイントがあったのです。しかし、ご両親様がそこで気づかず、あるいは気づいていても、そこで、「人生の選択」を間違えてきたのかもしれません。

  しかし、今更どんなに後悔しても、誰もその人生のターニングポイント(過去)には戻れないのです。他方「未来」は誰にでも平等に開かれています。ならば、「過去の失敗」を教訓にして、自助努力で「新しい人生」を歩むしかないではないですか。今精一杯の努力をしなければ、また数年後「あのときこれこれこうしておけば・・・・」とまた悔やむことになります。こういう「後手後手の人生」でよいのでしょうか。

  今智恵を絞り、汗をかき、できる限りの努力をすれば少なくとも後退(退化)はしません。そして、その精一杯の努力を継続すれば、きっと人生が開かれます。まず、自分のほうが先に変わることから「道は開かれる。」のです。手始めに現在ただ今から無理矢理有るべき行動習慣に少しずつ変えていきましょう。初めの一歩は小さくても良いのです。とにかく毎日毎日前方に歩を進めましょう。

  継続すればきっと現状から抜け出るきっかけが掴めると思います。


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ついに、ブログ記事が360本を超えました。(No.363)

2014年12月15日 11時17分12秒 | 受験・学校

 

新しく読者になって頂いた方はバックナンバー360本を全て読んで頂くのは時間がかかりかなり大変ですね。(*^_^*)

 

そこで、ご関心のある過去の記事を先に読むために「このブログ内の検索」のご利用をおすすめ致します。(ブログの左上の検索欄にキーワードを入力して検索ボタンを押します。)

 

例えば、「頭をよくする」で検索すると

2011年12月13日付「子供の記憶力をアップする方法」が出てきます。

 

「記憶力」で検索すると

2014年11月21日付「合格者数・受験者数について、こんなことがありました。」

2013年11月13日付「さとえ学園小学校合格体験談⑩」(No.235)

2013年02月22日付「中学受験勉強をさせていますが、社会(地理)がなかなか憶えられなくて困っています。」(No.150)

2013年02月18日付「どうしたら算数の学力がつきますか?将来難関校に合格するために、幼児のときから心がけることはありますか」

2012年01月13日「頭のいい子にするために大切なことって?パート3」

2012年01月09日「頭のいい子にするために大切なことって?パート2」

2011年12月26日「頭のいい子に育てるのにプラスになる本=親学参考書です。」

2011年12月24日「頭のいい子にするために大切なことって?」

2011年12月13日「子供の記憶力をアップする方法」

このように9本の記事が日付の新しい順に出てきます。

これを一番最後(下)の記事から読んでいただくとわかりやすいです。

 

尚、

OCNブログのデータをgooに移行したのですが、記事が長すぎると途中で自動的にカットされてしまっています。その中途カットの目印は --> です。元原稿は保存してあるので時間がとれたら再現するつもりですが、なかなか時間がとれないので、カットされた原稿をお読みになりたい方はお手数ですが、izawa@wellstream.co.jp

までメールを下さい。メールを頂いた記事を先に再現致します。

 

OCNブログ時代の過去の記事文章中にたびたび出てくる〈o:p〉〈/o:p〉 ですが、なぜ表示されるか私にもわかりません。gooブログに移行した際に自動的に付加されてしまったもので、まったく意味がありません。したがって気にされずに読み進めて下さい。

 

皆様のご期待に応えられるよう日々精進し、記事内容を充実させますので、

今後ともブログ「絶対合格」をよろしくお願い申し上げます。


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星野学園小学校入学試験の最新情報を公開!(No.362)

2014年12月12日 10時10分38秒 | 受験・学校

 

2014年9月実施の星野学園小学校の最新入試情報を以下公開しました。

 星野学園小学校の受験を検討されている方は是非参考になさって下さい。

 

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星野学園小学校に確実に合格する

 

1、はじめに

(1)星野学園小学校は日本の伝統・文化を尊重した「全人教育」を掲げています。

 埼玉県でもっとも古い歴史を誇る星野学園が自信を持って開校した小学校ですので、すべてにおいてきちんとしています。そして、星野理事長(校長)先生のお考え、それを支え日々具現化している教師陣、学力だけでなく礼儀作法をもわきまえた生徒達、すべてが素晴らしいのです。これは一度でも学校説明会に出席すると実感できます。ちなみに、星野学園には伝統的に寄付金制度がありません。

 

(2)1期生募集開始以来、入学試験で毎年「素晴らしい良問」が出題され続けています。

 基礎から応用的分野まで工夫された良問が出題されておりこういう良問を作問できる先生方がいらっしゃるのですから、星野学園の教師陣のレベルはかなり高いと思います。

  

(3)他校とは入試制度が違います。

平成24年度から単願制度がスタートし、平成27年度入試で4年目を迎えましたな。事前相談(親子面接)で「合格したら必ず入学する。」との確約した上で単願枠で受験すると併願枠よりかなり合格しやすくなります。星野第1志望の方はこの単願制度を利用するべきです。無論入学試験で単願合格基準点以下の場合には不合格となるし、実際不合格者も毎年います。平成27年度入試ではこの単願枠で受験した生徒がますます増え、実に合格者の約6割、定員の約8割を占めています。それだけ「真の第1志望の生徒が多い人気校」なのです。尚、他校に合格したら他校に入学するつもりの方は必ず併願枠で受験しましょう。星野の単願制度は他校の入試制度とは違いますから。

 

傾向分析と対策

(1)全体

*ペーパーだけ出来ても合格できません。

 星野学園小学校は4科目(①ペーパーテスト、②課題制作・行動観察、③運動能力、④親子面接)で1科目で基準点以下となると自動的に不合格となります。このことからも学力だけを求めている学校ではないということがわかります。「全人教育」するための生徒を選抜するのですから、バランス重視は当然だと思います。

 

星野学園小学校は行動面も重視しています。

 だから、「お母様・お父様の前ではいい子ですが、目の届かない所では別人のよう。」というお子様はおそらく合格できません。入学試験では御父母様がいらっしゃらない所での「お友達との接し方」や「行動自体」が問われているからです。そうすると、「教室内でお子様とお母様とがいつも一緒に授業を受けるという幼児教室」ではこの傾向に対応できないと思います。そこで、御父母様のいらっしゃらない所であるべき行動がとれるよう日頃から指導している塾を選ぶべきです。

 

(2)ベーパー試験

傾向

*創立以来毎年出題されている分野

①お話の記憶-動物等が登場するものでお子様にとって身近な内容で、本文が900字程度のお話でした。問題数から逆算すると配点はおそらく30%~35%を占めますのでかなり重要です。

②日常常識-公共交通機関や公共の場所での過ごし方が出題されています。

③季節常識-「仲間さがし」や「仲間はずれ」形式で出題されています。

④生活常識-生活常識でお子様が日々習慣としていることをペーパー(絵)で出題。

*創立以来3回以上出題されている分野

①空間図形(立体)-投影図、切り口、切った立体、展開図(立体の面)、空間欠所完成

②平面図形-図形の分割、図形の合成、線対称図形、鏡に映った姿、折り紙折線、折り紙4つ折(2つ折)の切断、重ね図形

③数量-数量の大小、比較、分配、分割、数量と集合、数量の置き換え、積み木の数

④推理-図形系列、一部から全体推理、道の長さくらべ、位置の表し方、つりあい、魔法の箱

⑤語彙その他-しりとり、左・右の概念、話の理解、

 

 

対策

星野学園小学校では上記のように小学校受験ほぼ全範囲が毎年出題されていますので、もっとも有効な対策は全範囲をしっかり学習し、実力をつけることです。この意味で山かけ勉強は意味がありません。

ですから、全範囲をしっかり勉強するために早めに受験勉強をスタートするのが合格の秘訣です。

 

(3)課題制作・行動観察

課題制作は指示されたものを使い、指示された通りに課題を制作する巧緻性が問われています。ですから日頃からクーピーで絵を描き、ハサミで切り、ノリやテープで貼るといった作業をさせましょう。

ちなみに、平成26年9月は「すごろくゲームで使う自分のコマを作りましょう。」という課題が出題されました。

行動観察は初めて会ったお友達とうまく交流出来るかが問われていますので、日々コミュニケ-ション能力を上げるよう子育てすることが大切です・

 

(4)運動能力

全力疾走したり、両足でジャンプしたり、ケンパーをさせて、集団生活でやって行けるかどうか一人一人の運動能力を確認しています。

 

(5)親子面接

お子様には-集団生活をするのに支障がないかどうか?を確認。ご両親様については子育てについての見識と星野学園小に対する十分な理解を確認しています

 

まとめ

 星野学園小学校では、「人の話を最後まで聞け、理解し、その通りに行動できる生徒」が求められています。ですからはペーパー試験だけでは合格は困難です。しつけ・礼法も出来ている「6歳なりの精神年齢がある子」が確実に合格しているのです。

 

本稿についてのお問い合わせは下記まで

           

〒331-0815

さいたま市北区大成町4-126-1-101

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名門小学校受験 ウエルストリーム

                        代表 井澤 亨

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開智小学校(開智学園総合部)入学試験の最新情報を公開!(No.361)

2014年12月10日 09時58分38秒 | 受験・学校

2014年9月実施の開智小学校(開智学園総合部)の最新入試情報を以下公開しま~す。

 開智小学校(開智学園総合部)の受験を検討されている方は是非参考になさって下さい。(*^_^*)

 

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開智小学校(開智学園総合部)に確実に合格する                    

  

傾向分析と対策

1)特色ある入試制度

 第1志望受験と併願受験で入試科目及び合格基準等が分かれています。一言で言えば、「第1志望受験の方は入試科目が1科目多いかわりに併願受験より合格基準ラインを下げるので合格しやすくなるが、手続きの延納を認めないし、手続き後に入学辞退しても一切返金しない。他方併願受験は5科目だけで受験できるかわりに、合格基準ラインが上がり、競争率も2倍以上となるが、延納手続きが出来る。」いうことです。他校にない複雑な制度ですので詳細は開智学園総合部HP等をご覧下さい。平成27年度入試も第1志望受験のほうがかなり有利だったとのことです。

 

(2)行動観察

傾向-生徒達を「素」にかえして判断!

平成25年9月-「箱、バケツ、棒などをつかって秘密基地をつくりましょう。」

平成26年9月-「大きい紙にみんなで公園の絵を描きましょう。」

 

対策-「素」にかえったとき、初めて会ったお友達と仲良く行動でき、先生の指示(お約束)を理解してその通りに行動できるかが試されています。

 

(3)作業

傾向-条件絵画、ちぎり絵、貼り絵等が出題されています。「発想の豊かさやユニークさ」そして「豊かな色彩感覚等」、「作業の丁寧さ・緻密さ」が評価されます。

平成25年9月-「折り紙を切って画用紙にはり、秋のものをつくりましょう。」

平成26年9月-「動物すもうを作りましょう。」

 

対策-日頃からはさみやのりをつかって自由に工作したり、いろいろなものをつかって何かを作る習慣を身につけることが大前提です。そして、お子様の作品の良いところをほめ、お絵かきや工作で自己表現することが楽しみとなるようにもっていきます。(強所伸展法)

 

(4)ペーパー試験

傾向-中学受験(一貫部)の算数で良問出題で定評ある開智ですので総合部でもすばらしい良問が出題されています。基礎的な知識・常識を問う「ペーパーA」、と図形認識など応用力・思考力を問う「ペーパーB」に分かれており、他校に類のない特色ある問題が出題されています。

 平成26年はペーパーBで重ね図形が50%、図形認識が50%出題されています。

平成24~26年とモデルなしの傾向が続き、初めて見た図形の問題でその場で知らされたルールを理解し、すぐに当てはめるという問題で、理解力と即答力が問われています。

平成26年はペーパーAについては出題範囲が広くなり、点つなぎ、語彙、お話の理解、数量が出題されました。なお、それぞれの問題の試験時間が短いので即答力が試されています。今後もこの傾向が続くと思われます。

 

対策-初めて聞いたルールをその場で理解して、すぐに当てはめる能力と筋道立てて考える論理思考力を育成することが大切です。このような思考力重視の傾向に対しては、「基礎的な知識を身につけそれをベースとしてじっくりと考えぬく習慣」を身につけることが大切です。語彙の問題はそもそもお子様が言葉を知らないと歯が立ちません。家庭内のコミュニケーションを深め、その中で語彙を自然に身につけさせることが肝要です。

 

(5)個別面接(生徒本人面談)

傾向-なにか材料を与え、その場で考えさせ、話をさせる。その答えのユニークさよりもそう答えた理由説明がポイントであったと思います。発想の豊かさや自己表現能力(筋道立てて自分の考えを説明できる力)も問われています。

平成24年~26年と「絵を見せてそれについての答える。」ことから話が始まり、受験者にいろいろなことを自由に話させる面接試験でした。他校のよくある生徒面接試験とはかなり違います。

 

対策-自分がどう思ったか、考えたかを相手にわかりやすく話す習慣をつけると良いと思います。私たちウエルストリームでは日頃のお子様の行動習慣、生活習慣から指導しています。

 

(6)運動

平成25年9月-平均台、鉄棒ぶら下がり、両足跳び、ボール投げキャッチなど。

平成26年9月-低い平均台、ケンケン、前転、熊さん歩き、鉄棒など。

毎年種目が大幅に入れ替わりますが、それほど難しい種目はなく、指示をしっかり聞き、理解することとが大切で、加えて待っている間の姿勢その他も当然評価対象になります。

 

(7)まとめ

 結局、今年も開智はペーパー試験の知識・技術を磨くだけでは合格は困難です。ベースとなる知識に加えて、思考力・自己表現能力があり、「6歳なりの精神年齢がある子」が確実に合格しているのです。

 

               

本稿についてのお問い合わせは下記まで

           

〒331-0815

さいたま市北区大成町4-126-1-101

TEL 048-651-6811

 

名門小学校受験 ウエルストリーム

                   代表 井澤 亨

 

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代表ブログ

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さとえ学園小学校入学試験の最新入試情報を公開!(No.360)

2014年12月08日 11時05分48秒 | 受験・学校

 2014年10月実施のさとえ学園小学校の最新入試情報を以下公開しました。

 さとえ学園小学校の受験を検討されている方は是非参考になさって下さい。

 

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        さとえ学園小学校に確実に合格する

 

1、ますます人気上昇中!

 平成26年3月第6期生83名が卒業し、中学受験進学校としての評価もほぼ固まって来ました。一言で言えば、「系列の栄東に進学するのも、外部受験するのも良し。」ということです。ちなみに平成26年も開成1名、麻布2名、武蔵1名、桜蔭2名、雙葉1名と御三家だけで7名も合格し、栄東は外部受験で25名(内東大選抜17名)、内部受験で24名合格です。素晴らしい結果です。

小学校に入ってから6年間の子供の成長と適性をじっくり見極めた上で進路を決めることが出来るのがさとえ小です。実際「出来れば御三家か早慶附属、そうでなくても栄東中(東大選抜クラス)に進学!」という志の高い受験者層が増えています。このように資質と意識の高い生徒達が入学し、それを教師陣が素晴らしい教育環境の中で支えているのがさとえ小です。そのため人気急上昇で平成27年度入試では前年比約1.5倍の受験生が集まりました。

 

2、傾向と対策

(1)総合判断の入試制度

全科目の合計点で決められます。科目別基準点や足切りはありません。ただし、各科目の実施担当の先生から「特記事項」をつけられると合計点が良くても合格できません。

 

(2)行動観察

傾向-「行動観察」の試験時間中だけの評価ではありません。たとえば、はじめの1時間は我慢していられるけど、その後はしたい放題というお子様は到底合格できません。

対策-日頃から「『公』と場と『プライベート』の場では行動も発言もすべて変えるべきである。」ということを日頃の生活で教えるべきです。これは「いい子のふり」や「嘘をつくこと」を教えるのではなく、「人はTPOに応じて行動を意識して変えるのが正しい。」というしつけをするのです。そうすれば、この場はどう行動するべきかを自分で考え、自分で「あるべき行動」が出来るようになります。(自律)

 

(3)制作テスト

傾向-条件絵画が過去に出題されています。「創造性」そして「色彩感覚」、「作業の丁寧さ・緻密さ・手際の良さ」等が評価されます。平成26年10月は「いろいろな葉っぱを描きましょう。」平成26年10月は観察のテーマでもありますが、「画用紙を水槽の形にちぎって、その紙に水族館の魚を描きましょう。」また「いろいろ形の画用紙を組み合わせて、動物の顔を作りましょう。」が出題されました。対策-日頃からお絵かきや工作を多数やることから始めます。まずは慣れることです。その際、沢山の色を使って色彩感覚を磨きましょう。

 

(4)ベーパー試験

傾向-大きく国語的分野と算数的分野に分けられ、一問一問明確な出題目的(観点)に基づいて作問されています。また、どの分野もよく練られた問題が出題されています。レベルは基礎的なものから応用まであり、きちんと準備した人としなかった人で差がつく「努力が正当に評価される」問題です。「お話の記憶」は単にお話を聞いて記憶するだけの問題にとどまらず、「登場人物の心情の変化」までもが問われています。算数分野ではここ数年テトリス型問題が連続出題されています。平成26年10月出題問題数が大幅に増え、いっそう幅広く出題されました。平成25年、26年と連続してお話で聞いた道順を地図上にかかせる問題が出題されました。他にも都内私立小学校の過去問類似問題も出題されました。

対策-私立小学校受験のあらゆる分野の準備をすることが結局は「合格の近道」です。

山かけ勉強や過去問だけでは、対応出来なくなってきています。

「お話の記憶」の心情読解には「もし、自分がその登場人物だったら、そのときどう思うか?」という「立場の置き換え」練習が有効です。

 

(5)観察

実物を観察して、気づいたことをその絵に描き込み、質問に答えるものです。平成24年は輪切りにしたトマト、平成25年はピーマンでした。平成26年は大幅に傾向が変わり、さとえ小内の水族館に行き、水槽の中のお魚を観察して絵に描くという制作テストとの融合問題でした。

 

(6)運動テスト

平成26年は大幅に変わり、他の私立小学校のように種目が多くなりました。「ケンケンパー」「短距離走」等は毎年のように実施しています。指示をしっかり聞き、理解することと待っている間の姿勢その他ももちろん評価対象になります。

 

3、まとめ

 結局、さとえ学園小学校もペーパー試験の知識・技術を磨くだけでは合格は困難です。行動観察・運動テスト・制作テスト・親子面接を含めた総合力があるお子様が確実に合格しているのです。

 

 

本稿についてのお問い合わせは下記まで

           

〒331-0815

さいたま市北区大成町4-126-1-101

TEL 048-651-6811

名門小学校受験 ウエルストリーム

                        代表 井澤 亨

ホームページ

http://www.wellstream.co.jp/

代表ブログ

http://blog.goo.ne.jp/zettaigokaku

 

 


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12/4(木)さとえ学園小学校の塾・幼児教室対象入試報告会に行って来ました。(No.359)

2014年12月05日 10時17分26秒 | 受験・学校

 

年連続受験者数が増え、競争率も上がっています。

  そして、今年は入試傾向が大幅に変わり、配点も変わりました。ひとことで言えば広範囲で基礎から応用まで幅広く出題されました。問題数、出題分野も増えたのでペーパーテストは65分間休憩なしで実施したとのこと。私どもウエルストリームはこの傾向変化を予測していましたので、まさに「我が意を得たり。」状態でした。

 

  今年の特記事項として、慶應、早実、暁星、雙葉、白百合、豊明など都内難関小学校の併願校として受験した生徒が大幅に増えたとのことです。また受験者数の約1/3が都内在住者とのことです。「栄東中学の併願校は開成、桜蔭などの御三家中学が多く、その結果優秀な受験生を県内はもちろん都内からも多数集めている。」のと同じような現象がさとえ学園小学校でもおきています。この傾向は来年も続きそうですので、来年ますますさとえ学園小学校は受験者数が増え、難易度が上がりそうです。

 尚、親子面談を通して「受験者の家庭文化度が確実に上がってきている。」ということを肌で感じたとのことです。

 下平校長先生のまとめのお話で「どこに出しても恥ずかしくない入学試験を実施した。」とのことでしたが、私も心からそう思います。

 

  わたしどもウエルストリームからはさとえ学園小学校に今年25名合格し、そのうち22名が平成27年4月に入学する予定です。しかし、この実績に奢ることなく、ここでまた初心にかえり、塾での指導をいっそう充実させ、次年度も今年以上の合格実績をあげられるよう全身全霊をあげて取り組む所存です。

 皆様今後ともよろしくお願い申し上げます。


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塾で勉強することが楽しみとなり、励まし支えることで、勇気や自信を持ち、合格することができた・・・・

2014年12月03日 11時06分19秒 | 受験・学校

平成26年10月さとえ学園小学校合格体験記⑭(No.358)

      Mさん御母様

 

 夏は暑いものですが、今年の夏は特に暑く、日々集中し、復習を重ね、面接や試験は臆することなく答えられた感もあります。また、夫の会社は夏から秋にかけて忙しさもあり、夜中に帰宅することが多く、勉強を教える時間がとれないことが多くなりました。そのような中、集中すると時間が足りなく感じますし、頑張ることに専念しましたので短い夏に感じました。

 そのうち本人は塾で勉強することが楽しみとなり、励まし支えることで、勇気や自信を持ち、合格することができたように思います。秋になると運動会もあり、入試との両立はまだ幼児の本人にとっては、プレッシャーや緊張もあり、大変で負担なことと思いましたが、本人は勉強に対し、興味や自信を持ち、やり遂げてくれましたので、親としても安心して応援することができ、これからの学校生活に期待を持って臨めることを喜ばしく思います。

 常に井澤先生がご指導されましたように、すべての分野において復習を、とありましたので、広範囲の復習は必要と思い、日々の復習を重ね、本番でその成果を発揮することができたように思いました。

 一番は本人の頑張り、努力が実ったと思いますが、井澤先生、講師の方々のご尽力、ご指導のもと、合格することができましたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。

 

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Mさん、Mさんの御父母様、合格おめでとうございます。

「一番は本人の頑張り・・・」とのこと、私もそう思います。まずは本人が合格のために真剣に努力することが合格の秘訣ですから。無論そういうふうに本人が頑張るよう仕向けていくのが親の力ですので、励まし、支え続けたご両親様と本人のお手柄だと思います。さとえ入学後も受験勉強で培った「目標達成のためにはそれに見合った努力をする。」という良き習慣を継続しましょう。そうすれば、また道は開かれます。

 


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11月29日平成28年4月入学者(現年中)向け 開智小学校第1回学校説明会に行ってきました。

2014年12月01日 10時40分35秒 | 受験・学校

 

那須野校長先生のお話、素晴らしかったです。

開智小学校(開智学園総合部)の目指していることがよくわかりました。

 

那須野校長先生曰く

・何のために今学んでいるのか?将来に活かす学び方がある。

・何のために大学へ行くのか?それを自分なりに掴めるのが小中高時代の12年間。

・親がわかっているようでわかっていないのが自分の子。だから自分の子を他者の目を通してみてはじめてわかることが多々ある。

・今ほとんどの地域社会で失われしまっている子ども達の異学年齢集団。しかし、学校以外の世の中では異年齢集団が大半である。だから異年齢集団でどう対応し、どう過ごすべきかを実体験で学ばせてやるべきだ。だから、開智ではその良さを異学年齢学級で実現している。

一例をあげれば、毎年の入学式で新1年生を気遣う新4年生の姿。

「自分が1年生で入学したときに4年生のお兄さんやお姉さんにお世話になった。だから、自分も4年生になったらお兄さん、お姉さんとしてその「恩返し」を新1年生にしてあげたい。」そんな思いを大切にしている異学年齢学級。

 

 学校内部も見学しました。11月29日は異学年齢学級(開智ではこれをチームと呼んでいる)での「表現」(来年2月の開智発表会でチーム毎に披露する演劇)の練習でした。かなり盛り上がっているチームもあり明るく活発な校風がうかがえました。しかし、11/29は「表現の練習日」という特別な日ですので、この日の開智だけを見学しても開智を見たことにはなりません。

 

 学校の本質はイベント(行事)ではありません。学校の本質は8割をしめる普通の先生が普通にやっている授業とその生徒達です。だから、次の機会には普通の先生がやっている普通の学年別教科授業をも見学した上で、開智を本当に知り、理解して欲しいと思います。


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