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熱血塾教師35年+教育コメンテーターのオールマイティー井澤が 「受験」、「子育て」の成功法を公開!

私達「普通の国民」は何ができるのでしょうか?(No.835)

2019年06月08日 22時25分04秒 | アート・文化
  現代日本に生きる私達「普通の国民」にもその伝承された技術・知識を未来の日本国民に伝承し続けるという社会貢献が求められています。-と前回(No.834)のブログにありましたが、私達「普通の国民」は何ができるのでしょうか?

  そうですね。「普通の人」にもいろいろ出来ますよ。
例えば、鉄筋コンクリートの名古屋城天守を解体し、木造で作り直す計画が進行中ですが、それには莫大な資金が必要とされます。その建築資金の一助とするために寄付をしても良いと思います。現在名古屋市が中心になって寄付を募っています。

 「金シャチ募金(名古屋城天守閣寄附金)」
  https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/tenshu/donation/

  名古屋城木造復元の趣旨と意義
 https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/learn/tenshu/

  あるいは寺院、神社の文化財保護プログラムに寄付しても良いです。
  https://www.daigoji.or.jp/collabo/diners/jp/

  また、経済的に余裕がある方は「加賀友禅」を購入することで「加賀友禅」の伝統芸術を守ることに役立つことができます。実際に本物の加賀友禅を購入する方が多くなれば、加賀友禅工房は潤います。その結果、加賀友禅作者は加賀友禅だけで生計を立て、十分な暮らしが出来るようになります。すると若い人々の中にも修行を積んで加賀友禅作者となろうとする者が増えていきます。結果として加賀友禅の伝統技法が将来にわたって伝承されていくのです。

  加賀友禅は分業せず、一つの工房で手書き、手作業で仕上げるためどうしてもお高くなりがちです。しかし、あなたが購入すれば総手仕上げの素敵な着物が手に入り、それが周り巡って伝統工芸の加賀友禅を守り育て、300年もの歴史のある加賀友禅の伝統技法を未来の日本国民に伝承することにもなるのです。

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