前頭側頭型認知症 夫が前頭側頭型認知症に

夫が63歳で前頭側頭型認知症と診断されました。
若年性認知症なのだそうです。そんな夫の事など綴っていきます。 

69.明日、夫、外泊

2013-05-20 23:07:25 | ふだんの生活

明日、夫を迎えに行きます。一泊二日の外泊です。
明日の午前中迎えに行って、あさったの午前中に送って行きます。

私は午後、仕事に行きます。
なので、明日の午後は、姑と夫の二人きりになります。

今日20日(月)
姑は、夫に食べさせたい物を買いに、私の車で、関谷という店に買い物に行きました。なす、トマト、わらび、かぶの漬物を買ってきました。
夫が低血糖になったらと心配してバナナも買ってきました。

ごはんを作るのは私なので、「絶対低血糖にならないような昼食を作っていくから心配しなくていい」と、帰って来てから大声で言いました。耳が聞こえなくて、まともな会話ができません。補聴器をしていてもです。イラッとして大声になってしまいました。

 

明日、夫が昼食に何か食べたいとか言ったら、それを食べさせてあげようと思います。インスリンは夫の目の届かない所に隠して仕事に行きます。勝手に打ったら自殺行為になります。

これも実験です。全て退院に向けて、夫を安心して見守れるようにするための予行練習です。危険なこと、困ったことなど、気が付いて治したい夫の行動を、入院中に看護師さんの協力で、修正を試みたいと思います。


血糖値のこだわりが強くなったのは、認知症の為だと思うので、そこもどうにかしないといけません。病院でできていても、自宅に帰って、私の言う事を聞かなくなる可能性大だからです。今のうちに私への信頼を回復させたいと思います。


68.実母の部屋の片づけ

2013-05-20 23:05:13 | ふだんの生活

実家の改築をすることになっているので、19日も実家の片づけに行ってきた。

弟と母の持ち物を整理してきた。

弟は縁側に積んである段ボール箱と衣装ケース。

その中から、見慣れた母の普段着が出て来た。

あまり擦り切れそうなほど着たものは、母が気に入っていただろうけれども、ゴミ袋に投入。感情を込めてしまうと、何も捨てれなくなりそうだった。

父が退職直前にもらった給料の明細を書いた給料袋が出て来た。
母が父を大事に思っていた証拠だねと、弟と話し、それは母のために残すことにした。仏壇の前の机の中にしまった。

衣装ケースの中の物も、見慣れた物は母が後から「どこにやった」と聞かれるかもしれないと思い、残した。

私が整理した箪笥の中や、贈答品の箱の中からは、いろいろ出て来た。

一番私が感動したものは、私の高校時代の制服。
アイロンが当てられテカテカになった濃紺
のジャケット。
母の愛が感じられた。こんなに大事にしまってくれていたんだと、泣けてきた。
ありがとう! ありがとう! と 言葉に出しながら、ごみ袋に入れてしまいました。
母の愛を捨ててしまうようで申し訳なかったけど、もう必要ないからと踏ん切りました。

贈答品の箱の中は、いろいろな生地や・端布など。
母が何か作ろうとしてとっていたたくさんの生地の端。

衣装ケースの中から、私が小学校の時に履いていた赤い毛糸で編んだズボン下。
身長が伸びるたびに、ひざ下から少しずつ糸を足して編んだもので、足したところは色が違っている。私にとっても懐かしい品物で、捨てられませんでした。

箪笥の中は下着類やタオル・ハンカチ。新しいものだけ残して、古いものは全て処分しました。

買ったのに忘れて、また同じような傾向の服を買ってしまっていた。でも、高いお金を出したんだろうなと考えると、それも捨てられず、そのままにしてしまった。

和装ダンスの中の着物や帯は、カビ臭くなってしまっていた。
弟が窓を開けようといっても開けさせなかったようだ。

部屋の天井ははすすが垂れ下がっているし・・・。


高価な帯を買ったと私に自慢げに見せていたのに・・・。
防虫剤を入れておけばこんなことにならなかったのに・・・。
着物もどうなっている事やら・・・。
見るのが怖くてやめてしまいました。

来週の日曜も片づけに行ってきます。