Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

上野・東照宮「冬ぼたん」Ⅲ

2008年01月24日 | 
『幽玄』
(1)


ぼたん苑の一角で逆光を受けて輝いている花に出遭いました。
この時気がついてしまいました。
レフ板を忘れてしまったことを・・・痛恨のミスですね。

せめて白いトレーナーでも着てくれば、また結果は違ったんでしょうけれど。
手前の暗部は少し光を起こしたいところですね。
でも、まぁ、これはこれでいいかな?と思うようにしましたが。

撮影地:東京都台東区上野「東照宮ぼたん苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/400秒) 0.0EV 96㎜(154㎜相当)
撮影年月日:2008年1月19日(土)



(2)


旬の時期を逃してはいますが、ここはソフトフォーカスレンズで仕上げようと思いました。
昨年夏に落下破損させてしまったレンズですが、もう一本仕入れたレンズで撮影しています。
ソフト目盛は強めの2を選択していますが、絞りがf/4.5ですから効果は弱くなっています。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8(ソフト目盛2)
撮影データ:ISO100 f/4.5AE(SS1/640秒) +0.7EV 135㎜(216㎜相当)



(3)


この白い花には本当に痺れました。
ソフトフォーカスではなく、逆にパリっとした感じで撮ろうと思いました。
撮影距離も近いので、絞りもf/7.1を選択しています。
それでもピントが合っている範囲は狭いものです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/7.1AE(SS1/200秒) +0.7EV 105㎜(168㎜相当)



(4)


これもソフトフォーカスレンズで狙ったものです。
ストレートに撮影したものと比べると、明らかに柔らかさが違います。
よく見るとハイライトの部分に滲みが出て、独特の描写になっています。
えっ、よく分からないって?

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8(ソフト目盛2)
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当)



(5)


では、もう少し寄ってみましょう。
どうですか、これなら分かるでしょう?
花びらの縁に滲んだような感じになっているのが・・・これがソフトフォーカスレンズの特徴です。
決してフィルターでは得られない独特の描写になるんです。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ F/2.8(ソフト目盛2)
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当)



(6)


これは最初は意図的に狙ったのではなく、手前の赤い花を見ていた時に閃いた構図です。
撮っているうちに「い~じゃん、これ!」って感じで、何枚も何枚も撮影したうちの一枚です。
トリを飾るには相応しいかな?と思っています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105㎜ F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) -0.3EV 105㎜(168㎜相当)