Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

雪見舟

2008年01月16日 | 観光地
『雪がしんしんと降る猊鼻渓にて』
(1)


2年ほど前に、雪がしんしんと降る中を風流な舟遊びをしてきました。
この季節でなければ味わうことが出来ないのが雪見舟です。
しかも、このように雪が降っていなければ趣が全く違ってきます。

岩手県一関市にある猊鼻渓では、幸運なことにその全てのお膳立てが出来ていました。
とにかく音もなく上空から舞い降りてくる雪が全てを物語っていました。
動力を使わない舟だからこそ味わえる贅沢なひとときでした。

撮影地:岩手県一関市「猊鼻渓」(共通)
撮影機材:キャノンEOS20D EF17~40㎜ f/4.0L USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 32㎜(51㎜相当)
撮影年月日:2005年12月24日



(2)


途中の右手には毘沙門天があります。
なぜ、このような場所に祀られているのか・・・
舟は真っ直ぐに進みますから、窓越しに見るだけとなります。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/5.0) -1.0EV 40㎜(64㎜相当)


(3)


舟の舳先に立って撮影したカットです。
穏やかな流れの中を進む舟ですから、このような撮影が可能となっています。
自分がバランスを失わない限りは、「ボッチャーン」という事態を招くことはありません。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 17㎜(28㎜相当)


(4)


もうすぐ目的地に着きます。
着いた後は雪の中を少し奥の方まで歩いて行きます。
そこでちょっとしたお楽しみがあるんですよ。

因みに舟の中には炬燵があって暖をとることができます。
事前に予約すれば鍋料理をつつくことも出来ますが、20分弱で着きますから完食は無理のようです。
手前のオジサンは船頭さんの一人で、中で民謡を歌ったり解説をしてくれます。
かなりナマっていたけれど・・・(笑)

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/80秒 f/6.3) 0.0EV 17㎜(28㎜相当)


(5)


さてとお楽しみは・・・前方の崖に開いた穴の中に焼き物のコインのようなものを投げるんです。
入れば願いが叶うとか。
えっ、お前はどうだったのかって?勿論外しました(爆)

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/5.6) 0.0EV 40㎜(64㎜相当)