Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

山梨花紀行(3)

2009年04月19日 | 
新府桃源郷・・・南アルプス、八ヶ岳を背景に

(1)


いよいよこの時訪れた数々の場所のうちでもハイライトとでもいえる「新府桃源郷」へやって来ました。
ここは二年前にも訪れており、その素晴らしさに感動した記憶が甦ってきました。
とにかく広い場所だけに、今回も新たな発見がありました。

前回は南アルプスや八ヶ岳は霞んでいて残念でしたが、今回は意図したものに近い撮影が出来たと思います。
とにかく、今回は前回訪れた時以上に桃源郷の中を歩き回りました。
やはり足でかせぐのが一番ですね。

背景の山は南アルプスで、中央のなだらかな山が仙丈ケ岳で、右側のややとんがった山が甲斐駒ケ岳です。
前々回掲載したトップ画像に見える山並みと一緒で、「カルネドリーム」のカルネさんよりご教示いただきました。
カルネさん、ありがとうございました。

撮影地:山梨県韮崎市「新府桃源郷」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/50秒) -0.3EV 35㎜(56㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月11日(土)



(2)


トップ画像は南アルプスでしたから、今度は八ヶ岳と絡めてみることにしましょう。
八ヶ岳とは長野県と山梨県にまたがる山塊の総称で、山のそのものにつけられた名前ではありません。
主峰である赤岳(2,899m)、編笠山 (2,524m)、西岳 (2,398m)、三ッ頭 (2,580m) 、権現岳 (2,715m)、中岳 (2,700m)、阿弥陀岳 (2,805m)、横岳 (2,829m) 、硫黄岳 (2,760m)、赤岩の頭 (2,656m)、峰の松目 (2,567m)、夏沢峠といった構成になっています。

撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/125秒) 0.0EV 93㎜(149㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


八ヶ岳は新府桃源郷の多くの場所から望むことが出来て、眺める場所によって趣が異なります。
これは2枚目では右側にある放送塔がやや目障りだったため、右方向へそれなりに移動して撮影したものです。

撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/50秒) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


桃の花が上から覆いかぶさるようにした構図を撮りたくてあちこち彷徨いました。
恐らくこの場所が一番いいのでしょう。
多くのカメラマンがこの周辺に群がっていました。
あまり絞り込むと回折現象で画像の鮮鋭度が落ちますが、ここは被写界深度優先で絞りを選択しています。

撮影データ:ISO200 f/22.0AE(SS1/25秒) 0.0EV 58㎜(93㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


午後0時を過ぎたあたりから急速に気温が上昇して、汗ばむくらいの陽気となりました。
それに連れて山並みがやや霞んできました。
菜の花と桃、そして仙丈ケ岳と甲斐駒ケ岳を絡めてみました。
トップ画像とはやや印象が違って見えると思います。

撮影データ:ISO200 f/13.0AE(SS1/50秒) +0.7EV 58㎜(93㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


かなり山が霞んできました。
今度はタンポポと桃と南アルプスを絡めてみましたが、そろそろ限界でしょうか?
いよいよ次なる目的地の清春芸術村へと移動を開始することにしましょう。

撮影データ:ISO200 f/16.0AE(SS1/50秒) -0.7EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)

秩父花紀行(3)

2009年04月19日 | 
満開のソメイヨシノ

(1)


枝垂桜で有名な秩父の清雲寺を後にして、札所第二十九番・長泉院の傍を通過して浦山ダムへと至る道を目指しました。
この道路の両側にはソメイヨシノが植えられていて、それは見事な並木となっています。
2年前に見つけたときは、また再訪しようと思っていました。
これは何となく一本桜をイメージして撮影したカットです。

撮影地:埼玉県秩父市「浦山ダム付近」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/320秒) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月7日(火)



(2)


この道路は曲がりくねっており、さらに勾配もそれなりに急です。
路上駐車は危険極まりないため、車2台が駐車できるスペースに車を止めて撮影しています。
ちょうど車を止めた辺りの高台から撮影すると、このようにソメイヨシノは覆いかぶさってくるかのように見えます。

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/160秒) +0.3EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


陰になった山肌の深緑と山桜(?)の輝きが綺麗だなと思って撮影したものです。
ご覧のようにソメイヨシノはまだ若木ともいえるほどで、さほどでしゃばらないのが好ましいですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/500秒) -0.3EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


上のほうに目をやると、浦山ダムへと至る道が続いています。
逆光に輝くソメイヨシノの並木が綺麗で、思わず「おぉ~!」って感じでした。
アップにするとガードレールが目障りですので、ほどほどの大きさで・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 40㎜(64㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


2枚目といささか構図的には被りますが、桜の枝が上から覆いかぶさるようにして見えるのが面白いですね。
画面の殆どがソメイヨシノで、「これでもか!」って感じです。
これを見るために秩父へ来るのは勿体無いので、枝垂桜やミツバツツジを見ながらというのはいかがでしょうか?

撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/125秒) +0.7EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)