Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

皇居東御苑を彩る花木

2009年04月01日 | 
いつしか春の真っ只中

(1)


皇居東御苑にはいろいろな花木があって、訪れる人の目を楽しませてくれます。
これは山桜・・・だったか、オオシマザクラかは???ですが、綺麗に咲いていました。
ここは木に名札がついているのですが、うっかり確認するのを忘れていました(汗)

遠めには真っ白い花なんですが、よく見るとピンクがかった花弁もあります。
それに薄日が当たって、微妙な陰影と立体感が表現されたと思います。

すうすうさんが「天城吉野ですよ」と教えてくださいました。
すうすうさん、ありがとうございます。
しかし、桜はバラ科だけに種類の特定が難しいですね。

撮影地:東京都千代田区「皇居東御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/5.6) 0.0EV 135㎜(216㎜相当)
撮影年月日:2009年3月28日(土)



(2)


では、その花に迫ってみましょう。
中心部が黄緑色だったり、ピンクだったり様々なことがわかります。
これで遠くから見ると微妙な色合いになっているんですね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/5.6) +0.3EV 200㎜(320㎜相当)


(3)


トサミズキは名前のとおり高知県原産の落葉低木です。
ヒュウガミズキと違って、花が何段にも重なって長く伸びるのが特徴となっています。
背景が綺麗にぼけてくれましたので、トサミズキの花が浮かび上がって見えるのが嬉しいですね。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(4)


これはニワウメです。
この時は太陽が雲間から半分顔を出しましたので、花が逆光に輝いてくれました。
花が密集していて、なかなか賑やかな感じがします。

ニワウメ(庭梅)はバラ科の落葉低木で、かなり古い時代に中国から渡来したものです。
花は一重で密集して咲き、夏に直径1cmほどの実が赤く熟します。
ニワウメの名前の由来は「庭に植える木で梅に似た花を咲かせる」という非常にわかりやすいものです。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/320秒) -0.7EV 189㎜(302㎜相当)


(5)


一枚目、二枚目と同じ種類の桜ですが、咲いている場所は別の所です。
枝垂桜のような感じに咲いているのが面白くて撮影したものです。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(6)


↑の桜を真正面から捉えたものです。
殆ど太陽光はありませんでしたが、花弁が白いために輝いて見えますね。
人工的ではありますが、手前に岩を模したものに水の流れがあるのがアクセントになりました。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 116㎜(186㎜相当)