Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

平林寺の雑木林

2009年04月02日 | 木のある風景
武蔵野の面影

(1)


広大な敷地を持つ平林寺は、今でも武蔵野の面影を色濃く残しています。
今ではこういった眺めを見ることが出来る場所は限られています。
今回は、何度も平林寺を訪れながらも、足を踏み入れたことが無い場所を中心にご紹介することにします。

冬から春へと衣替えをしようとしている林はまだ日が燦燦と降り注ぐ空間となっています。
その殆どが落葉紅葉樹ですから、木々の新芽の赤味が目立つ眺めとなっています。
ここは平林寺の三門から最も離れた場所で、すれ違う人もいないせいかいささか不安に駆られたものでした。

このカットは久々にトキナーの超広角ズームを使ってみました。
魚眼ズームを手に入れてからはやや影が薄くなりましたが、やはりこのレンズの写りは素晴らしい!
EOSユーザーにはトキナーレンズはあまり人気がないようですが、これはオススメの一本ですよ。
何しろ私はEF-S10-22㎜ズームから乗り換えたくらいですから・・・

撮影地:埼玉県新座市「平林寺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D Tokina AT-X 12~24㎜ F4.0 PRO DX
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) 0.0EV 12㎜(19㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月29日(日)



(2)


木々の新芽を目の当たりにする度に生命力というものを感じます。
寒い冬を前にして負担となる葉を落とし、春になって新たな葉が出てくる・・・
それの繰り返しですが、毎年春になると目にも鮮やかな新緑を楽しむことが出来るわけですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/320秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


林間のいたるところでスミレの花を見ることが出来ます。
その殆どは近づくことが出来ない場所にあります。
やっと近づくことが出来る株を見つけましたので、魚眼ズームでぐぐっと・・・

撮影機材:キャノンEOS40D トキナーAF10~17㎜ F/3.5~4.5(AT-X107 DX Fisheye)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/9.0) -0.3EV 10㎜(16㎜相当)



(4)


雑木林を歩いていると、所々で桜が咲いているのを目にします。
これも散策の楽しみの一つですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/4.0) -0.3EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


思いがけなく辛夷の大木に出会いました。
見上げると首が痛くなるほどの高さで、その迫力を感じました。
花の盛りを少々過ぎてはいますが、遠めには全く分りません。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


寺務所にほど近いところにこの納屋があります。
茅葺でなかなか風情がありますが、その奥にあるスレート葺きの屋根が目障りに感じます。
まぁ、写真を撮るために存在している訳ではないため、これは仕方がありません。
でも・・・諦めきれない。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.6) -1.3EV 58㎜(93㎜相当・C-PLフィルター使用)