Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

花桃の郷

2009年04月10日 | 
見知らぬ桃源郷が目の前に・・・

(1)


「Sometime Somewhere...Just my feeling」のしーたけさんにご案内いただき、東秩父村の花桃の郷を訪れました。
花のピークを過ぎていたとはいえ、なかなか見ごたえがありました。
次なる目的地の小川町にある「下里分校」が控えていたために長居は出来ませんでしたが・・・
そそくさと撮影したうちで、気に入ったカットをご紹介したいと思います。

右側からの強烈なサイド光を活かして、背景が暗く落ちているところを選びました。
こうすることで花桃がより印象深くなります。
サイド光は立体感が表現できるため、好きなライティングの一つでもあります。

撮影地:埼玉県秩父郡東秩父村「花桃の郷」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24~105mm F/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/5.6) -1.0EV 60㎜(96㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月7日(火)



(2)


花桃はピークを過ぎてはいたものの、桜(多分、山桜でしょう)と絡めることが出来ました。
恐らくは旬の時期だとこの組み合わせは難しいと思います。
出遅れたとはいっても、このようなご褒美が待っていてくれてラッキーでした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/60秒 f/6.3) 0.0EV 70㎜(112㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


このカットはほぼ逆光状態で撮影したものです。
「逆光馬鹿一代」の私が狂喜乱舞する光線で、花の撮影は逆光に限ると信じて疑わない単細胞なZEISSメです(笑)
まぁ、これではいかにC-PLフィルターを使おうと、青空は白っぽくなってしまいますね。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) +0.3EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


せっかく青空が広がっていたのですから、青が綺麗に写る構図を選んでみましょう。
順光線ではなく、左やや背後からの光ですから、青空がまともな写りをしてくれました。
白い雲がアクセントになってくれて、単調にならずに済んだと思います。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) 0.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


この花桃の郷は平地が殆どなく、全てが斜面であると言っても過言ではありません。
運動不足の人は結構きつく感じるかもしれませんね。
でも、本当に一日いても飽きないどころか、隅々まで歩き回ってみたい衝動に駆られたのは間違いありません。
来年こそは・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) -0.3EV 47㎜(75㎜相当・C-PLフィルター使用)


(6)


そろそろ小川町にある「下里分校」へと向かわなくてはいけない時間となりました。
後ろ髪を引かれる思いで撮影したカットです。
斜面に咲き並ぶ花桃が美しく感じられた一瞬でした。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/7.1) -1.0EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)