蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

ワイパー夏用でした…

2009-12-21 21:37:54 | Weblog
今日はなんか、会社はのんびりムードだったらしく、蛇口屋のボイラーの工事は午後かららしくて、午前は営業さんの仕事を手伝っていました。
営業さんの手伝いって、営業って事ですよね。
まず、一件目のボイラーの工事の営業は、うちのスペシャルな営業さんでしたが、何でも、床おきのセミ貯湯式のボイラーから、壁掛け式の直圧への工事らしく、ボイラーの設置位置の変更のために、穴あけ工事もあるって話で、しかもうちのスペシャルな営業さんの話によると、乾式タイルのお宅らしくて、工事は難しいそうという話でした。以前、うちの会社で、物置をしていて、そのときに、何回かお宅におじゃました事があるのだと、言ってましたね、スペシャルな営業さん。
つい、4日前の話らしいです。

で、早速、現場というか見積もり依頼をされたお宅に付くと、なんか、普通に築20年くらいのモルタル壁ですね。タイルは腰高に玄関前に貼られてますね。ストーブではないので、ここに排気トップの穴をあけるのはまずあり得ない話です。

軽く拍子抜けを食らいつつ、まあ、このくらいのことはいつもの事なので、軽くスルーして、家の中に入ると、長府の直圧のボイラーが付いていました。

なんだ、直圧から直圧か、セミ貯湯タイプじゃあないじゃん、って言うと、スペシャルな営業さんに言うと、減圧弁があったから、って言ってました。2キロの減圧弁ですけどね。安全弁が無いので、普通は簡単に気が付きますけど、なんか、この家に入った瞬間から、このスペシャルな営業さん、キョドってるんですうよね。
気の毒なくらい。もういっぱいいっぱいです。
説明もたどたどしくて、お客さんに「壁掛けボイラーのメリットってなんですか?」って聞かれて「壁に掛かっているところです」って言う、なんかわざわざ説明するまでもないこと説明してました。

それを遠目で見ながら、この人、水回りの営業に本当に向いていないなあ、って悪いけど思っちゃいました。
この方に任せていても、仕方ないので、一応、専門家らしく、奥さんの疑問にお答えして、その中でもキチンとデメリットも説明して、結局4万カロリーの壁掛けを取り付ける事になりました。

その次には、どういう訳か、カーポートの営業に付き合わされて、同時にガレージの説明なんかも求められて、一応の事を話していました。

お手伝いで建ててますからね。一通りは説明出来ますからね。

その後漸く、蛇口屋本来の仕事に戻って、ボイラーとか取り付けて終了になり、吹雪く江別の街を走りつつ、ワイパーが夏用で凍り付き、キモを冷やしながら、会社へと帰る蛇口屋でした。


勉強の手伝いって言うか、邪魔って言うか…

2009-12-20 08:46:44 | Weblog
今年も、後1週間とちょっとですね。

蛇口屋的には、今年は、1級の管工事の実施試験への挑戦で終わった感があるので、後はおまけみたいな物ですね。

実は、こんな蛇口屋が、試験勉強中にハマッたものがあります。

それは深夜枠でやっている、最近のTVアニメです。
ここ2~3年くらいのアニメを見まくってました。
正確にはDVDなんですが、ホラ、今100円ですから。

基本的に勉強嫌いの蛇口屋にとって、生活の仲で何処かにオアシスを持って来ないと、とてもじゃないけど、一人で机に向かうってのが難しくなります。蛇口屋って、勉強シーズンになると、夕食とか食べなくなって、もう一がんばりするときに夜食とか食べるんですが、その時に、いつもはニュース見たりしてたんですが、何かの切っ掛けで、深夜枠のアニメを見るようになってました。時間帯が丁度良かったのかもしれません。
ホント、丁度良いんです。30分の休会時間が。もともとアニメも漫画も好きですからね。脳みそがリラックスでヒタヒタになってゆくのがわかりますね。
ちなみに見ていたアニメは、下記の通りです。

「化物語」
「夏のあらし」
「ケメコデラックス」
「図書館戦争」
「狼と香辛料」
「かんなぎ」
「とらドラ」

その後、原作本(コミックス・ライトノベルズ)にはまり続けています。
そして、何より、今の蛇口屋のiPodは、ほぼ、アニソンを聞くための機器と化してます。「化物語」は、小説の書き文字をそのまま台詞にしている、妙な語音が嵌ります。特にヒドインとエロイン(酷いヒロインとエロいヒロインの事らしい)最高です。「夏のあらし」は、ふんだんに取り入れられた、昭和テイストが、心を揺さぶります。あれを見て感極まって涙ぐまない昭和のおじさんはいないと思います。
ああ、でも「図書館戦争」も本好き、物語好きにはたまらないって言うか、考えさせる内容です。蛇口屋の大好きな、小説、コミックスが検閲で取り上げられたら蛇口屋も小銃持って戦いますね。「かんなぎ」も、神道の考え方とか、ほんと、この国の宗教観って、いい加減て言うか、何でもありって言うか、器がでかくていいなあって感じだし、「狼と香辛料」は、狼萌え、だしね。基本的に主人公は良い意味で商売に向いていないと思うのは蛇口屋ばりでは無いはずです。
「とらドラ」は、王道ラブコメで主人公とかヒロインとかどうでも良くて、ヒロインの親友のみのりんの気持ちになって、ひたすら涙の蛇口屋でした。
「ケメコデラックス」ドタバタラブコメSFチックは、全編を通して、プリンプリン体操ですね。内容は正直どうでも良いです。プリンプリン体操です。なんかこれを文字にするとなんかとてつもなく敗北感があるんですが、でも、実写化されたら、一番見てみたいかも。

こんな調子で、勉強していたとはいうものの、結構、楽しんでいた蛇口屋ですから、まあ、1級の試験の結果なんて、期待は出来ないでしょうね。
まあ、いいか、楽しかったし。身にはついたしね。

ひとまず、来年も、諸アニメさんには、きっとお世話になるんじゃあないかって思う蛇口屋でした。



運命のドス黒い糸

2009-12-19 20:50:00 | Weblog
いよいよ、本格的な冬が始まったみたいです。
蛇口屋の住む豊平区も結構な量の雪が積もっていたので、これでいよいよ藻岩山スキー場もオープンするんじゃあないかってある意味安心していました。
それにしても、久しぶりの圧雪アイスバーンの路面に思わず緊張気味にハンドルを持つ手も緊張にこわばってしまいました。

これからしばらくはこの状態が続くんでしょうね。
これからはスピードダウンで、のんびりと、現場に走りたいですね。
でも、社長の話が長くなると、そんな事も言っていられなくなりますね。
ああ、想像しただけで大迷惑な話です。

うちの会社は、朝の8時半から始業なんですが、だいたいはみなさんは8時頃には顔を出しています。

順番で行くと、一番早く来るのはA山で、8時前から来ていて、その次がスペシャルな営業さんで、その次に蛇口屋くらいの順番で人が揃ってきます。

今日も、蛇口屋が3番手に現れたら、A山も奴が、喜々と、「昨日のトイレのクレームさ、クッションフロア貼り直さなくてもよくなったさ!」って言いました。

ちょっと、なにをよけいな事をしてくれてるのよ・・・

A山本人はなんか、もう、お客さんを説得した俺ってすごい? みたいな顔をしていましたが、爆弾解除失敗した蛇口屋は、再び心を残す現場となってしまったんですね。

たまにいいことをするとA山のやる事って裏目に出ますね。
たぶん、善意が人を追い詰めるタイプです。本人は良いことだと思っている分、本気で始末に悪いです。

いいことをしても悪いことをしても、蛇口屋にとっての彼の行いは、悪いことになってしまうって言うことですから、もう、これは、相性とかの問題ではなくて、運命的に一緒にいてはいけない仲なんですね。
ある意味、運命の人です。「運命のどす黒い糸」きっと腐って糸引いて何か変な液が滴っているに違いありません。

さて、気持ちの悪い話はさておき、今日は、以前といっても今週の話なんですが、トイレの工事をして、寒冷地トラップがトイレの室内になくて、外にある現場の、その外のトラップを撤去して排水管をなおして来たんですが、外壁に向かって真っ直ぐ延びていた排水管は、基礎の真下でエルボで振られて、そのまま2Mくらい走ってマスにつながれてました。
これはちょっと・・・

直進部分のところの120倍でしたっけ? そっちはともかく、せめて曲り部とか合流箇所の重要部分くらいはマスをつけようよ。

結局、訳を話して、お客さんには追加でお金をいただいて、マスを新設する排水管の改修工事にさせてもらいました。

まあ、今のマスは塩ビですけど、昔はコンクリートマスでしたからね、省略したがる気持ちはわかりますが、トイレの排水にはもう少し気を使っていただきたいな、と思う蛇口屋でした。

人知れず、時限爆弾撤去。

2009-12-18 20:27:11 | Weblog
さて、今日はボイラーの工事だなあ、と会社を出ようとすると、昨日のトイレの工事でクレームが入っていたので、内容を聞いてみると、蛇口屋の貼ったクッションフロアが不具合を起こしているみたいな話で、その内容を聞いて、ああ、なんだ蛇口屋の貼ったクッションか、って感じでしたね。

一応、これでも全身全霊をかけて蛇口屋の全技能を振り絞って貼ってますから、今の時点でクレームが付くならもうこれで限界ですって感じで、気分的には、割と響いたりしません。基本的に蛇口屋は、内装屋さんじゃあないので、その辺はスルーです。

ちなみに昨日のお客さんは、どんな方かと言うと、蛇口屋が、フランジの外れなかったビスを床とフラットにしようとハンディグラインダー、ちまたでベビィーサンダーといわれる工具を使用したところ、「うるさいわね!」って言う様な奥さんで、言われた蛇口屋も「え? 工事してるんですけど?」ってキョトン顔して驚いちゃったんで、そうか、なら音が出そうな工事なら、そのたびに声をかけよう、って思って、「すいません、いまからインパクトドライバー使います」とか、「今からハンマーで床をたたきますよ」って言ったら「いちいちうるさいわよ!」って言われるくらい、仲良く工事出来たお宅だったんですが、おかしいですね。

そしてクレームも、実際行って見てみると、どっちかって言うなら、なんかへんな糸くずみたいなゴミが、巾木とフロアの間に挟まってっているだけで、なんてこともなかったんですけど、奥さんからは「貼りなおして!」って言われましたので、正直、ほっとしている蛇口屋なんですよね。

ホント、心根から「ラッキー!!!」って感じです。

実は、ここのクッションフロア、一緒に見に行ったA山も、この家の奥さんも気が付いていない重大な不具合があるんですよ。

ここの床、直径30センチ大で、便器の真正面、トイレのドアを開けてすぐに気が付くような場所で、切り貼りされているんですよ。

実は、床にクッションフロアを貼る前に、床から浮いたビスがあってしかも締めようにも頭が嘗めちゃって、それもサンダーで削ろうとしたところで、奥さんに怒られちゃったんですっかり忘れてしまったんでそのまま貼ってしまって、ダジャレじゃなくて、「しまった!」って思ったんです。
絶対足で触る箇所だなあ、って思って、やっぱり削ってやろうと、今更剥がして、貼り直すことも出来ないので、一部、切って切り貼りしてなおしたんです。本当に目立つ位置にあって、貼ったばかりの今はいいんですが、掃除とかで水を使われた場合、切った箇所に水が刺さり込んで、いずれ、たぶん、4年後くらいに剥がれてくるような、まるで時限爆弾の様な、問題が残って、ああ、心の残る現場になっていて、ちょっと不安でした。

でも、これで、人知れず、問題はなくなりました。

ホント、ありがとうございました。奥さん。
奥さんみたいな人間は嫌いですが、トイレには罪はないので、蛇口屋、心苦しかったです。

A山は、「これだけきれいに貼っているんだから、この糸くずを取ったらいいんじゃあないですか?」って食い下がってましたが、いいのいいの、貼り直そう。

ただ、これを剥がす床屋さんはびっくりするだろうなあ、30センチ角のフロアだけが残って「ええ!?」って感じになりますね。

年の瀬だけに、いいのか悪いのか、でもスッキリみたいなお話でした。

憶えないメモらない伝えない

2009-12-17 21:29:04 | Weblog
トイレの工事をしていました。
会社で材料を積んでいるときに、既存の便器を聞いてから、新しく取り付ける便器をみると、また、C770便器に、リモデル便器を頼んでいるA山でしたが、あきれている蛇口屋にA山はまるで勝ち誇った様に、一つの箱を取り出し、「これなら、リモデルじゃあなかった場合でも対応出来る為の排水フランジソケットさ」って、要は、Z1便器を普通に取り付ける場合の排水ソケットですね。
リモデル便器と普通の便器の違いは、床上で排水芯をずらすことの出来るユニットかどうかで、この便器の中身を入れ替えると、陶器部の仕様は一緒なので、何の問題もなく取り付ける事が出来ます。

でも、このユニットって割と高いんですよね。

確か、品物だけでも、6000円くらいはするんですよね。リモデル側だと1万円以上しましたね。
大量に在庫を入れたから、今後は全部、リモデル便器で行くって息巻いてました。
でもなあ、便器の型番はリモデルで、実際便器を引っぺがして見ると、普通の便器、そして、その逆もまた然りで、なんか、TOTOのメンテナンスさんも混乱させてしまいそうですね。
蛇口屋の心配を他所に、A山は、ただポカンとする蛇口屋に、自分は賢いって感じでしたり顔してえますね。あらためて、わざわざ言わせてもらえるなら、感心しているんじゃあなくて、呆れているんですよ。
どうして、こんな事を恥ずかしげもなく堂々と言えるのか、蛇口屋にとってA山の価値観と頭の中の思考回路の構造は謎ばかりです。
なんだろう、普通の思考じゃあないですよね、なんか宇宙人と喋っているみたいな感覚を憶えます。

こいつの選択肢の中には、しっかりと型番を調べる、さらに覚える、ないしメモって、その後伝えるって言う課程は存在しない訳だ。

多分、蛇口屋が想像するに、普通の会社の営業さんなら、当たり前の様に毎日、行っていることなんですがね。

本当に普通の事が出来ない人たちです。

物を見ない事なら、節穴の目なら、スペシャルな営業さんも負けてはいないですからね。
そりゃあもう、立派に、みんなを窮地に追いやってくれます。

今年も後、2週間、この二人の営業で仕事を回しているうちの会社は無事乗り切れるのか、ちょっとドキドキしている蛇口屋でした。



サービス良いんだか悪いんだか…

2009-12-16 21:11:39 | Weblog
なんか、師走って感じで、蛇口屋の走る札幌の街もそんな喧噪にあふれかえっているなあ、って気がする年の瀬も迫る今日この頃、蛇口屋は、普通にボイラーの交換工事をしていました。
まあ、通常運行って事ですね。

それにしても、朝、家を出て、江別の会社で、「お、雪降ってるじゃん」って長靴に履き替えて、そのまま手稲の現場に向かって、付いてみてまたビックリ、こっちはまさに冬シーズンの到来の積雪はありましたね。それでも10センチくらいですけどね。

確か、蛇口屋の友人のいる滝川では、70センチくらいは積もっているそうですから、こんな雪に驚いていたら叱られてしまいますよね。
もう既に、例年の今時期の積雪量としては、軽く超えてしまった様な話しをしていました。
あっちの方じゃあ、もう外工事はダメだろうなあ、なんて考えながら、53センチしかない箇所に、53センチのボイラーを四苦八苦しながら取り付けていました。

今日のこの現場の営業担当は、確かスペシャルな営業さんですから、まあ、このくらいは想定内の出来事ですね。
ちなみに、この方の営業で、指示書には、排気トップ位置は標準、って書いてありましたが、信用していますから、かなり多めに、排気トップの延長部材を取って行きました。
余ったら余ったで、また使えますからね。って、ほぼ持って行った物は、パーフェクトに無くなってしまいました。
多分、工事費別途で、部材だけで、この排気トップの延長部材の合計金額は、少なめに見積もっても、一万円は軽く超えている筈ですね。

工事が完了してお客さんから頂いたお金は、普通の標準の金額でしたので、この予算オーバーの金額は、全てサービスって事になります。

さすが、スペシャルな営業さんは豪気ですね。

多分、こんな些細な事を気にしていないんですよね。
器がでかいと言うか、器だけがでかくて中身が空っぽって言うか、もう痛くて残念な感じですね。

蛇口屋的にはお客さんが喜んでいたからいいやって、本気で思いました。

そんな、お客さんからお金を頂いている最中、社長から電話が掛かってきて、「今何時?」って聞かれました。
何でも会社の時計の電池が壊れてしまって、今の時刻が確認できないそうです。
確か、うちの会社の事務所は時計が二つあった筈ですけどねえ。あ、一つは社長の座っている後の壁に掛かっているから、気がつく筈もないや。
奴の後頭部から後方の世界は、まさに社長の知らない世界ですよ。
そしてついでに言われたのが、「いいか、蛇口屋、簡単にできるからって、余計なサービス工事は絶対にするなよ、無駄だからな、」って念を押されました。

多分、その無駄の100倍くらい、この電話が無駄だよなあ、って思う蛇口屋でした。



Wトラップって、なんか必殺技みたいですよね

2009-12-15 21:12:31 | Weblog
昨日終わった配管改修工事のお客さんに、海釣の投げ竿を頂きました。
結構高そうな竿で、来シーズンは蛇口屋は浜の釣り人になれそうです。
カレイとか、ハゼとか行って見たい物ですよね。
シーズン来たらタリさんに連れて行ってもらいますね。ちなみに、釣れる塩イソメの作り方もご伝授いただきました。

ご主人曰く、「釣りは良い趣味ですから、大切にしましょうね」と、とても穏やかに、薦められた蛇口屋でした。

でも、最近は防波堤の釣りで不幸な事故が頻繁に起こってますね。
やっぱり予定とか考えると強行してしまうんでしょうか? 蛇口屋なら、まずは安全第一なんですけどね。

漸く北海道も根雪のシーズン到来で、日中は一日中マイナス温度な日が続いて参りました。

なんか、遅かった冬が来たようです。
それでも今日も、正午頃は、お日様も眩しくて気温も上がった様で、過ごしやすい良い天気でした。

そんな中、蛇口屋は今日はトイレの工事で、寒冷地トラップの便器の交換を地面の中から実施していました。

ひとまず床を解体して、地面を掘ってみると、なんとトラップはトイレの地中にはありませんでした。外、マスの前に塩ビ管継手で造っているタイプですね。
蛇口屋の知る限り、こういう仕様って、2割弱くらいはありますね。
便器から、トラップまでの距離が長すぎて、なんか衛生的には嫌な感じがするんですけど、自己サイフォン現象への予防措置なんでしょうかね、そのところを当時施行していた工事屋さんに尋ねて見たい物です。

工事の方は、追加で人員も呼べなかったし、蛇口屋一人では、今日はもうどうにもこうにもならないので、外の工事は後日という事にして、今日は中のトイレの復旧に集中していました。

口径は100ミリでしたので、Wトラップとはいえ、まあ、数日くらいなら、問題なく使用できる筈です。でもしっかり、便器の中のトラップの水は、マスのトラップに引き込まれていましたけどね。

時間見て、外を掘って問題を解決しないとなあ、なんて思っていましたが、蛇口屋の身体は当分空きそうも無いみたいですね。

このくらいの工事なら、別に蛇口屋ではなくとも、大丈夫なんですけどね。
でも、一度手を付けた現場だから、最後までキチンとやりたいですよね。

ひとまず、明日も寒そうなので、今日のように着ぶくれて風邪を引かない様に気をつけて行きたいと思います。

明日はボイラーですね。




例えばこんな話し…

2009-12-14 19:03:05 | Weblog
今日、お客さんとお話をしていて、ちょっと考えたんですが、工事的な事で、お客さんに説明をするのって、ちょっと難しいですよね。

蛇口屋のやっている工事のメリットって、使用できなかったものが使用できる様になる。今まで無かったものが新たに追加されてとっても便利。って言う事なんですよね。

工事が終わって、簡単な説明をして終了なんですが、中には、今回の問題の説明を求めてくる方もいらっしゃいます。

確かに問題を解消したなら、その原因となっていた事を知りたいですからね。

だから掻い摘んで説明をするんですが、その説明にどうしてもお客さんの聞きなれない言葉とか出てきます。

つまり用語ですね。

排水だけでも、ドレインだの、トラップだの、封水だの、通気だの、ってもう、一つ一つ説明していたら大変です。

なんか、もっと簡単に言い換えられないかなあ、なんて、考えつくのは「例え話」にたどり着きます。

この前のINAXのお風呂の新しいトラップの排水が、マスの方のトラップの排水の水を押し出せず、あたかもお風呂の水が詰まっているように見えた事件でしたが、そのことも、お風呂側のトラップの水を、辻・加護に、マスのトラップを朝青龍に例え、
二人掛かりでシーソーの片側に乗っても、朝青龍はビクともしなくて、朝青龍が持ち上がる前には、シーソーから大量に乗った辻加護がすっかり飽きてしまうのか、ほかの用事が出来たのかシーソーから降りてどこかへ行ってしまいます。って話で納得して頂きました。

つまり、外のマスのトラップに排水の為に高低差からの水圧力が、かかる頃には、バリアフリーに近い深さの洗い場パンから脱衣室に向かって浴槽の排水は漏れてしまうって話です。

設備系の話じゃあないんですが、お隣同士さんで違うお宅で2件並べて物置を建てたんですが、片方は凍上でブロックが持ち上がり、もう片方が平気って言う状況に、凍上する側のお客さんが、なにか工事に不備があったんじゃあないかって言われた事がありましたが、釣りをする方だったので、氷上釣りの話をして、たった30センチも離れていない氷にあけられた穴でも、爆釣する穴と、全く釣れない穴があるようなものです、話すと、納得がいったみたいでした。地面の中も、数センチ違うだけで状況が変わってきます。
たぶん、地中に含まれる水分量、地中の水の通り道によって状況は変わってくるんですよね。
凍上って、地中水分が凍って膨張する現象ですから。
言っていて思ったんですが、こういう話も、釣りに全く興味がない方なら返って混乱しますよね。

つまりは使いようって事ですよね、たとえ話って。

それでも、変わったお客さんがいいて、洗濯機のカランが使いにくいって言われたので訪ねてみると、普通に横水栓が付いていたものですから、万能ホーム水栓か、自在水栓に下方がいいですね、っていったら、その使いやすさを、例え話にしてくれないか? って言われました。

このお客さん、蛇口屋にトイレとか、ボイラーとか交換したお客さんですから、蛇口屋はたぶん、例え話を多用した方ですね。

えー、この話を例え話にするの?
難しいなあ

別に断って普通に話したんですが、その前に真剣に考え込んでしまった蛇口屋でした。

肌で感じる世迷い考

2009-12-13 11:01:25 | Weblog
もしかしたら、今の不景気って、本当は不景気じゃあ無いのかも知れない、なんて、ふと考えていた、試験も終わってちょっと思考が暇していた今日の蛇口屋です。

多分、今、この世界の目の前には、巨大なクレパスが広がっていて、そこへ押し出された人は、ただただ、落下の恐怖に怯えているような形で、その視点は大きな流れによって支配されて、ひたすら恐怖の対象である谷底へ向けられているって感じですかね。

その流れからはみ出ると、別に急いで、クレパスを渡らなくても、良いんじゃあないかなあ、って言う流れと違う考えが出てきて、その中から更に、もしかしたら、このクレパスの谷底は元々用意されていた物で、いっそ中に落ちて見るのも、これから先に進むための手段の一つではないんだろうか? 
この果てなく底に有るものが、悪い物だって誰が決めたんだろう? 段差はあるけど、多分、下は地面だ。地表に近い分、暖かいかも知れないし、もしかしたら温泉くらいは沸いているかもしれない。探せば降りやすい場所もあるかも知れない。

でも、人の波を先導する人達は、ただ「大変だ、大変だ」って言い続けて、人の波よりもだいぶ高い位置にいて、そこから動こうとはせずに、人の波の方向を錯綜させながら指揮棒を振り、情報を流している。

なんか変だなあ、って思ってよくよく考えて見ると、この指揮棒を持っている人って、人の流れを見ていないくて、その先にあるクレパスさえも見ていない。同じ高さの人同士がたまに良くも通らない声を掛け合っているくらいで、しきりに自分の足下を見ている。なるほど、よく見ると、その高い台は、同じ人で出来ているじゃあないか。
多分、この人の流れの不景気なんて言葉で言われるこの混乱した人の流れは、多分、あの、高い位置にいる人達が、その高い位置に居続けるための混乱なのかもしれない。

このまま進み続ければ、この人の流れは、あの谷底に落ちてゆくだろう。その歩みに、空気が汚れるから、紫外線が恐いから、水があふれて来るからと、抑止を掛けようとしても、時間の流れが止めることが出来なくて、この集団には基本的に停止や後退はあり得ない。

高い位置にいる人の屋台骨はぐらついている。

何とかして止めたい。
だから下に向かって大きな声で「人の為に!」なんて言葉を張り上げる。
そんな言葉に人の間に間に波が流れて、その度にシーツに皺が出来るように歪になってゆく。
結局はしわ寄せは弱いところに来て、端にいる人達がはじき飛ばされて、未だ正体不明なクレパスの中に落ちてゆく。

今の不景気を生み出しているのは、そんな仕組みかも知れない。

もしかしたら、人って、システムは必要とするけど、リーダーって言うモノはもういらないのかも知れない。

なんてな事をガラにもなく考えていた日曜日な蛇口屋でした。



サクサクと…

2009-12-12 22:15:25 | Weblog
なんか、とても順調に進んでいます。配管改修工事。

自分で下見出来て、自分で計画できた現場はやっぱり良いですよね。
無駄がありません。

今回の工事は、給湯ボイラーと、給水給湯管の全面改修工事なんですが、基本的には床下配管で、ボイラー廻りだけ、露出配管で、脱衣所から、配管を床下に潜らせています。

ただ、ここの脱衣所、ユーティリティーの床下って、床下の何処を通っても行けない構造になっています。
本当に、床下グルグル回ってました。

多分、この家が出来て以来、ここまでこの家の床下にいた人間って、蛇口屋くらいだと思うくらい、床下ウロウロしてましたね。

以前、この工事を頼まれる前に、システムキッチンの工事をしていた訳なんですが、その時、もしかしたら、配管替えを頼まれるかも、って思って先走って、仕事の方は一緒に工事していたA山に任せて、この家の床下を大冒険していたのが項をそうしましたね。

もし、これが普通に考えて、「普通、ユーティリティーくらい、人通口で繋がってるよ、常識的にさ」なんて、A山的思考で何の下見も無く、工事に入っていれば、初日は全く何も出来ない状態になって、後日大工さんに床下点検口を開けてもらって工事、って感じでしたね。
知っていた蛇口屋は配管工事の前日にもう既に開けてもらっていました。

その他にも、色々と準備工事はしていたんですよね。
ちなみにキッチンの新しい、配管の貫通部は、まだ頼まれてもいない、キッチンの解体工事である、初日に既に開けていました。

キッチンを組んでから床に穴を開けるのって、正直骨が折れますからね。

お風呂のシャワー混合栓をサーモスタット式に変えて、今まで、単水栓のお湯水、と、2ハンドルのシャワーを、潰して、1カラン仕様にしました。

多分、シャワーを浴びるにも、浴槽にお湯を張るのも、こちらの方が便利になったと思います
今日は、新しいボイラーを取り付けて、通水して、お湯も出せるようにしてきました。

このサクサク進む具合を見て、お客さんは絶賛してくれましたね。
嬉しい限りです。
月曜日からは、いよいよ仕上げ工事です。

ホント、何のストレスも無い工事な蛇口屋でした。