蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

A山は明日、腹開きにされるそうです

2006-02-14 22:32:11 | Weblog
現在、A山は手術を明日に控え、絶対安静です。

会社の方はと言うと、A山不在のまま、仕事は難なく終わり、夕方6時頃、明日の準備などをしていると、突然、4時には自宅へ帰った筈の社長がやってきて、
「軽トラ使うぞ」と壁に掛かっている鍵を取りました。
服装は、ジャージに丹前、ニット帽って姿で、どこから見ても仕事に行くような姿ではありません。
社長の行動を不思議そうに見ていると、社長は出かける意図と目的地を言いました。
「A山の家に行って、着替えを取って来るんだ」

????

もう家族が付いているんだし、わざわざ社長が出張ってゆくこともないだろう、この社長は、妙に情に厚いところがあって、よく言って出しゃばり、悪く言ってうっとしいくらいあるからなあ・・・、と思っていると、社長は憮然と、そして、だいぶめんどくさそうに言いました。

「あいつな、家族に連絡していなかったんだ」

最初は何を言っているのか全く分かりませんでした。
翌々話を聞いてみると、A山、意識が回復するも、かたくなに自宅(奥さん)に電話するのを拒んだと言います。

で、仕方なく病院は会社に電話して、完全介護ではない病院なので、術後介護は介護士に有料でお願いして、着替えは仕方なく社長が取りに行くそうです。

A山の家族には社長が電話してA山の現状というか病状を伝えたそうです。

奥さんはただ驚いておられていたそうですが、自分の旦那が何の連絡もナシに、一日以上家を空けている現状を、確認もしないでただ家で日常を送っているというのが、不気味でなりません。

普通は心配しますよね。

以前、A山は、「うちは不干渉夫婦だから」と言っていましたがまさにそれは現実の物で、A山の異常性は、会社ばかりでなく、家庭から始まっているようです。

着替えぐらい奥さんに持ってきて貰えばいい、蛇口屋はそう社長に言いました。

でも、奥さんは仕事の関係上、自分の旦那の着替えをこの緊急事態に病院へ持ってゆくことも出来ず、このままでは手術もままならず、家族が不可能な以上、出来る人間がそれをやるしかないと言うことでした。

雪の吹きすさぶ中、社長の乗る軽トラックはここから18キロ離れたA山の家に向かってゆきました。

一瞬、社長が行くことで、A山にとって大きなストレスになるような気がして、心配しました。
あ、でも、家族を拒んだA山にとっては、まだ社長の方がマシって事なんでしょうかね?

どちらにせよ、A山の中に渦巻いている【業】は、蛇口屋のブログなんかじゃ書ききれない容量にして複雑怪奇な問題のようです。

でも、これらの原因は全て【身から出た錆】という気がしてならない蛇口屋です。





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