もう、73日で平成時代の幕が下りる。
平成時代は、戦争もなく、一見平和な時代であったと厚生には評価されるかもしれません。
しかし、ドンパチといった銃弾が飛び交いはしませんでしたが、
新しい大きな歴史のうねりの中で転換期であったような気がします。
即ち、コンピューターの幕開けであります。
世の中の物やお金の構成(システム)や流れが一挙に激変してしまったのではないでしょうか。
そんな中、新天皇が即位されます。
平成時代は、災害の多い時代であったと思います。
今上天皇の大きな公務?は、災害にあった国民への寄り添う姿が度々テレビを通して私達国民に知らされてきたことでした。
私達市井の人間は、皇族の方々の生活や活動を知ることが出来るのは、テレビや雑誌を通して
ほんの少し垣間見ることが出来ますが、ほとんど知ることが出来ません。
昨年11月に海竜社という出版社から上梓されたタイトルの「新天皇と日本人」という本があります。
著者は、小山泰正さんという方です。徳仁親王殿下学友であり社会学者でもあります。
この方は学習院幼稚園から新天皇の徳仁さまと大学まで友達としてお付き合いされていたようです。
友達の目から見た新天皇の人物像が語られています。
是非、新天皇の人柄等を知りたい方は読まれることをお勧めいたします。
新天皇のことを書くことはお畏れ多く書けません。
私は、この本を読んで、興味を持った部分があります。それは、
この本の明治維新の裏話とか雅子さんとの結婚に至るまでの秘話に興味がわきました。
それから、次のようなことであります。
その一つは、上流社会のつながりであります。
改めて、血脈のすごさであります。
へーと少なからず、びっくりした人たちの名前が出てきたことであります。
その人の名前は、河合継之助の名前や柳原白蓮等の名前が出ていたことでした。
色んな人とのつながりに改めて驚かされました。
そして、その二つ目は、
明治維新や現代社会で、表に出てこない裏話、裏の社会?とでも言いますか、
そんな社会への再認識であります。
それから、著者の小山さんが感じられた大東亜戦争の引き金になった軍部への思い。
その思いは、「明治の大矛盾が噴出して、やけっぱちの戦争で日本を焦土にしたのが70年前でした。」と
述べられている。
しかし、この「やけっぱち」の表現には少なからず、--?のマークがつくように思います。
特に軍部の肩を持つわけではありませんが、大東亜戦争の原因にはいろいろあると思います。
マッカーサーが述べているように、日本は、エネルギー確保のためのやむにやまれぬ戦争であった。と証言している
ことを思いますと、この本の著者の一方的な思いとも思いました。
参考に、その文章のくだりを下記に書いておきます。
『日本は鎖国下でも自給自足の工夫をし、十分に産業革命に匹敵する「勤勉革命」を達成しました。
そして、その徳川が倒されたときに掲げた「神武創業に戻す」と「西欧崇拝」で70年頑張ってきたときに、頭脳は優秀だけれども
出自から冷遇されていた人達が軍人になっていて、明治の大矛盾が噴出して、彼らがやけっぱちの戦争で日本を
焦土にしたのがこれまた70年前でした。』
と、述べられています。
大東亜戦争については、現在盛んに、今まで書かれなかった事実や裏話などが表に出てきているようです。
戦争という事実は、隠しようもなくまた今後もしてはならない行いであると思います。
しかし、現実の世界情勢や日本を取り巻く現実をつぶさに観察しますと、「改憲反対」「改憲反対」と馬鹿の一つ覚えの
ように叫んでいることもまた良いことなのか考えものと思います。
それから、この本で初めて知ったほんとに恐ろしいことが書いてありました。
それは「統帥権」という化け物のことです。
昭和7年にはすでに存在していたのですね。
即ち、「超法規的」の事柄です。
軍部が、法の上に立った。ということです。
ここに、書き出しておきます。
※機密本「統帥参考」で軍部クーデターは成立していた。
の項目に書かれています。
第1章の二 統帥権独立の必要
「政治は法に拠り統帥は意志に拠る 一般国務上の大権作用は一般国民を対象とし その生命、財産
自由の確保を目的とし其の行使は「法」に準拠するを要すと雖も統帥権は「陸海軍」といふ特定の国民
を対象にし最高唯一意志に拠りて直接に人間の自由を拘束し且其最後のものたる生命を要求するのみならす国家非常の場合においては
主権を擁護確立するものなり 之を以て統帥権の本質は力にして其作用は超法的なり」
と述べられています。
三 「統帥権と議会との関係」にも同様のことが述べられていたのです。
この、統帥権という化け物の機密本の内容が実行に移された事実はなかったようです。
また今の世には生きてはいません。
この、書籍「統帥参考」とは ? 全貌を知ることが出来ません。
横道に逸れますが、この「統帥参考」という項目でインターネットで検索しますと
皆さんご存知のアマゾンに出てきました。大変高価な値段のついた本でありました。
そこで、図書館で調べてみましたが、「該当なし」でしたので、借りることは諦めました。
それはそれとして、もうすぐ新しい天皇陛下が位につかれます。
今上天皇と又違った考えで、そして、国民と接せられるかもしれません。
いずれにせよ、皇紀2679年にもなります日本です。
今の日本を眺めていますと、精神面や伝統文化そして物へのこだわりが内から崩れて行っているように
思います。日本という国は、世界の中でも「孤高の國」でなければなりません。
著名人の中でも、左翼的な考えや行動を起こすような人たちの言葉を信じて
、また、政治の世界でも規制緩和と称して内から崩れて行っています。
新天皇陛下が即位され新しい世の中が訪れてくれることを期待いたします。
蛇足ですが、この本の中に出てきました徳仁親王が書かれたご本「テムズとともに」(学習院教養新書)
は平成5年に発刊されています。徳仁親王がオックスフォード大学へ入学され今も研究を
続けておられます「水」の研究があります。その時の、若き皇太子さまの人柄や考えを
窺えるのではないかと思います。私は、平成5年に発刊されたときに購入し拝読いたしました。
是非とも読まれることをお勧めいたします。
では、---閑題----です。
今日は、皇族ことでしたので、宮廷や職階に関した漢字といたします。
① 県主 ② 検非違使 ③ 国璽 ④ 宰相 ⑤ 三位
次は、11日のブログ「建国記念の日」の漢字「動詞」の読み方です。
① 佇むーーたたずむ ② 凍みるーーしみる ③ 転けるーーこける ④ 炙るーーあぶる ⑤ 曝すーーさらす
⑥ 汲むーーくむ ⑦ 点るーーともる ⑧ 漏るーーもる ➈ 屈むーーかがむ ➉ 説けるーーとける
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!!
平成時代は、戦争もなく、一見平和な時代であったと厚生には評価されるかもしれません。
しかし、ドンパチといった銃弾が飛び交いはしませんでしたが、
新しい大きな歴史のうねりの中で転換期であったような気がします。
即ち、コンピューターの幕開けであります。
世の中の物やお金の構成(システム)や流れが一挙に激変してしまったのではないでしょうか。
そんな中、新天皇が即位されます。
平成時代は、災害の多い時代であったと思います。
今上天皇の大きな公務?は、災害にあった国民への寄り添う姿が度々テレビを通して私達国民に知らされてきたことでした。
私達市井の人間は、皇族の方々の生活や活動を知ることが出来るのは、テレビや雑誌を通して
ほんの少し垣間見ることが出来ますが、ほとんど知ることが出来ません。
昨年11月に海竜社という出版社から上梓されたタイトルの「新天皇と日本人」という本があります。
著者は、小山泰正さんという方です。徳仁親王殿下学友であり社会学者でもあります。
この方は学習院幼稚園から新天皇の徳仁さまと大学まで友達としてお付き合いされていたようです。
友達の目から見た新天皇の人物像が語られています。
是非、新天皇の人柄等を知りたい方は読まれることをお勧めいたします。
新天皇のことを書くことはお畏れ多く書けません。
私は、この本を読んで、興味を持った部分があります。それは、
この本の明治維新の裏話とか雅子さんとの結婚に至るまでの秘話に興味がわきました。
それから、次のようなことであります。
その一つは、上流社会のつながりであります。
改めて、血脈のすごさであります。
へーと少なからず、びっくりした人たちの名前が出てきたことであります。
その人の名前は、河合継之助の名前や柳原白蓮等の名前が出ていたことでした。
色んな人とのつながりに改めて驚かされました。
そして、その二つ目は、
明治維新や現代社会で、表に出てこない裏話、裏の社会?とでも言いますか、
そんな社会への再認識であります。
それから、著者の小山さんが感じられた大東亜戦争の引き金になった軍部への思い。
その思いは、「明治の大矛盾が噴出して、やけっぱちの戦争で日本を焦土にしたのが70年前でした。」と
述べられている。
しかし、この「やけっぱち」の表現には少なからず、--?のマークがつくように思います。
特に軍部の肩を持つわけではありませんが、大東亜戦争の原因にはいろいろあると思います。
マッカーサーが述べているように、日本は、エネルギー確保のためのやむにやまれぬ戦争であった。と証言している
ことを思いますと、この本の著者の一方的な思いとも思いました。
参考に、その文章のくだりを下記に書いておきます。
『日本は鎖国下でも自給自足の工夫をし、十分に産業革命に匹敵する「勤勉革命」を達成しました。
そして、その徳川が倒されたときに掲げた「神武創業に戻す」と「西欧崇拝」で70年頑張ってきたときに、頭脳は優秀だけれども
出自から冷遇されていた人達が軍人になっていて、明治の大矛盾が噴出して、彼らがやけっぱちの戦争で日本を
焦土にしたのがこれまた70年前でした。』
と、述べられています。
大東亜戦争については、現在盛んに、今まで書かれなかった事実や裏話などが表に出てきているようです。
戦争という事実は、隠しようもなくまた今後もしてはならない行いであると思います。
しかし、現実の世界情勢や日本を取り巻く現実をつぶさに観察しますと、「改憲反対」「改憲反対」と馬鹿の一つ覚えの
ように叫んでいることもまた良いことなのか考えものと思います。
それから、この本で初めて知ったほんとに恐ろしいことが書いてありました。
それは「統帥権」という化け物のことです。
昭和7年にはすでに存在していたのですね。
即ち、「超法規的」の事柄です。
軍部が、法の上に立った。ということです。
ここに、書き出しておきます。
※機密本「統帥参考」で軍部クーデターは成立していた。
の項目に書かれています。
第1章の二 統帥権独立の必要
「政治は法に拠り統帥は意志に拠る 一般国務上の大権作用は一般国民を対象とし その生命、財産
自由の確保を目的とし其の行使は「法」に準拠するを要すと雖も統帥権は「陸海軍」といふ特定の国民
を対象にし最高唯一意志に拠りて直接に人間の自由を拘束し且其最後のものたる生命を要求するのみならす国家非常の場合においては
主権を擁護確立するものなり 之を以て統帥権の本質は力にして其作用は超法的なり」
と述べられています。
三 「統帥権と議会との関係」にも同様のことが述べられていたのです。
この、統帥権という化け物の機密本の内容が実行に移された事実はなかったようです。
また今の世には生きてはいません。
この、書籍「統帥参考」とは ? 全貌を知ることが出来ません。
横道に逸れますが、この「統帥参考」という項目でインターネットで検索しますと
皆さんご存知のアマゾンに出てきました。大変高価な値段のついた本でありました。
そこで、図書館で調べてみましたが、「該当なし」でしたので、借りることは諦めました。
それはそれとして、もうすぐ新しい天皇陛下が位につかれます。
今上天皇と又違った考えで、そして、国民と接せられるかもしれません。
いずれにせよ、皇紀2679年にもなります日本です。
今の日本を眺めていますと、精神面や伝統文化そして物へのこだわりが内から崩れて行っているように
思います。日本という国は、世界の中でも「孤高の國」でなければなりません。
著名人の中でも、左翼的な考えや行動を起こすような人たちの言葉を信じて
、また、政治の世界でも規制緩和と称して内から崩れて行っています。
新天皇陛下が即位され新しい世の中が訪れてくれることを期待いたします。
蛇足ですが、この本の中に出てきました徳仁親王が書かれたご本「テムズとともに」(学習院教養新書)
は平成5年に発刊されています。徳仁親王がオックスフォード大学へ入学され今も研究を
続けておられます「水」の研究があります。その時の、若き皇太子さまの人柄や考えを
窺えるのではないかと思います。私は、平成5年に発刊されたときに購入し拝読いたしました。
是非とも読まれることをお勧めいたします。
では、---閑題----です。
今日は、皇族ことでしたので、宮廷や職階に関した漢字といたします。
① 県主 ② 検非違使 ③ 国璽 ④ 宰相 ⑤ 三位
次は、11日のブログ「建国記念の日」の漢字「動詞」の読み方です。
① 佇むーーたたずむ ② 凍みるーーしみる ③ 転けるーーこける ④ 炙るーーあぶる ⑤ 曝すーーさらす
⑥ 汲むーーくむ ⑦ 点るーーともる ⑧ 漏るーーもる ➈ 屈むーーかがむ ➉ 説けるーーとける
以上でした。
お読みいただきありがとうございました。
ではまた!!!