大雑把な日常

日常のあれこれ。

ラブアガサ

2023-09-08 | 日記

NHK BSで水曜日に名探偵ポワロ
BS11で木曜日にミス・マープルシリーズの
再放送がやっていて
録画してみています。

1890年イギリス生まれの
ミステリーの女王
アガサ・クリスティ原作作品で、
学生の頃に原作にハマって読んでいたけれど、
大人になって見返して
「すげー」
と思うことが多々あって、
ますます大好きでございます。
 
いちばんは
人間の描き方に
まったくの無理がないことです。
サイコパス系犯人であっても
彼なりの正義や納得できるだけの理由があり
「狂っているからしょうがない」
で終わらせず、
ご都合主義で描かない。
(それにしても殺しすぎじゃん?と思う作品はあるけど)
 
100年以上前の人であっても
人間の考えることは
あんまり変わらないんだな、って思う。
欲望や動機は今と変わらない。
 
あれだけの作品を
あんだけのアイディアと意欲で書くのは
モンスターだと思うし、
常にそういうことを考えて生きていたんだろうな
って想像すると怖いくらいだ。
 
たぶんシリアルキラーよりも
殺人のことを考えていたと思うぞ。
 
ちなみに
BSでやっているポアロは
映像が美しくなっていて、
お屋敷やイングリッシュガーデンが
本当に素敵で
とてもおすすめです。
おそらくもうすぐ全話終わってしまう。
 
私のお気に入りは
母と子のリアルとか
女友達との関係系とか
女性のダークな部分がテーマになっている作品です。
マジ、わかりすぎて、ぞっとする。
最近、リバイバルで映画化した
ナイル殺人事件とか
これはNHKポアロ作品で見ることのできる
五匹の子豚とか
無実はさいなむとか
闇深く、それでいて、めちゃおもろですので、
おすすめ。
 
女性系でも、探偵ものでもないけれど、
これもリバイバル作で
ネットフリックスなどなどで見られる
『蒼ざめた馬』
も好き。
これ、いろんなバージョンがあって、
作品によって解釈が異なる点がいくつもあって、それも一興。
オカルトと謎解きの融合を
いち早く完成させているのが痺れる。
アガサは降霊術がお気に入りみたいで、
様々な作品に登場させているけれど、
この作品は
聖書、土着信仰、スピリチャル、殺人を全部入れ込んで
システムでうならせてくるので、
ぜひぜひ。
 
それで毎週楽しみにしている
ポアロなんですけど、
BSの電波が悪くて
このところ、ちっとも録画されていない!
怒り!
NHKの料金って
そこら辺のサブスクリプションより
ずっと高額なんですけどー。
NHK+のシステムもっと見やすくしてくれい。
 
 
イギリスといえば
ティータイム。
「お茶にしましょ」「お茶がなっとらん」
などセリフを聞くたびに、
名古屋のおばあちゃんを思い出します。
すぐ喫茶店に行くといいだし「お茶よばれよ」と言ってました。
 
 


 
 
買ってから一度くらいしか使ったことない
我が家のティーカップ。
 
 

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