大雑把な日常

日常のあれこれ。

笑いの生み出すとこ

2018-03-12 | 日記
ここだけの話ですが、
お笑いの養成講座に行ってみました。
ちょっと知りたいことがあったので。

体験授業ということで、
漫才をつくりました。

台本が穴埋めになっていて、
ボケを考えていき、
みんなの前で実践するというやつです。

配られたときから、
「まったく面白いものができる気がしない」
確実に「スベる」ことがわかっていました。

長年の経験上。
発想もないし、人前で緊張するし、こういうのは発声と態度がもっとも重要で
どっしり構えて、しっかり言うことなどできないことは
何度もやったプレゼン授業で、思い知っていたから。
だったら、思いっきりやって、ちゃんとスベろう。

ということで、鏡の前で、
その日、会った方と練習しはじめたんですけど、
鏡に映る自分の
オドオドした様子に
どんどん不安になり、
ああ、恥をかきたくない
という気持ちが増殖していく。

本番は、
どうだったのか
その余裕もないほど、テンパりました。
お客さんもその日授業体験に来た人だし
ほんの10人程度なのに、
吐くんじゃないかな?ってくらいの気持ちでした。

ただ昨年、
養成所を卒業した「先輩」の芸人さんが
「独特でしたねー」とMCで感想をおっしゃっていたので、
大体のことはわかると思います。
え?わからない?
独特だった、というのは、
理解できなくて他に感想がない時に
なんとか絞り出す感想だよ。

思いっきり恥をかいたわけですが、
ただ他の人たちで
誰一人
面白くできた人はおらず、
(もちろん私たちよりはずっとちゃんとしてたけど)
人前で面白くある
っていうのは、すっごい大変なことだな
と実感してよい体験でした。
滑りに行こう
と思っていた人は
私だけだったな。
なんせ、チーム名考えて、
そのフリを考えたのは私たちだけだったもの。

でも面白いと思うことを考えたり、
先輩からアドバイス受けたり、
本当にこんな楽しいことはないな
って思った。

辛くて楽しくて、
わたしの大好きな芸人さんたちは
ここからスタートしているのだ
と思ったら、
感慨深いものがありました。

あと若いって素晴らしいね。
まだ、面白いわけではないけれど、
勢いと恐れを知らない純粋さを発揮している人々が
何人かいて、
わぁ、って思った。


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