大雑把な日常

日常のあれこれ。

きっぱりと冬

2013-01-14 | 日記

きっぱりと冬が来た。

Eテレの「にほんごであそぼ」

で流れる冬の歌。

歌詞が

超センスあんじゃん

と思って調べたら

高村光太郎の詩でした。

そりゃ、あるっつーの。

日本を代表する詩人だった。

にほんごであそぼ。

 

きっぱりと冬が来た

きりきり もみこむような 冬が来た

冬よ

僕にこい 僕にこい

 

なんて歌詞です。

曲のせいか

冬に負けない少年の気持ちを感じます。

元となった

光太郎先生の詩は以下です。

きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒(ほうき)になった
 
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
 
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
 
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た

現実っすな。

暗く辛い冬だ。

 

 

ベランダで子供達と雪だるまをつくりました。

まだまだ雪が降っている。

雪だるまは風で倒れて

また雪に埋まりました。

コメント
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