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ママはイラクへ行った。

2008-09-18 01:57:49 | その他

深夜、たまたまNHKをつけたら、見入ってしまいました。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-09-17&ch=21&eid=4164&p=1


イラクに派遣された、アメリカ母親兵士の物語です。

戦争は大きな心の傷を兵士に残し、
「ママだった」元兵士の女性たちは子どもを愛する感情を見失ってしまい、
PTSDとパニック発作に苦しみながら、
必死に家族への愛情を取り戻そうとしていました。

子どもたちは
「どうしてママがイラクに行かなきゃいけないの」と聞き
「どうして(帰ってきた)ママは変わってしまったの」と悩んでいました。

彼女たちは、災害救助で人助けをしたい、そうゆう思いで、州兵に応募したのが最初でした。
本当は州兵は戦争に派遣されないはずなのに、長引くイラクの不安定な情勢で(アメリカの大義名分は苦戦していたため)、彼女たちも戦場に行くことになりました。

軍の決定は、絶対ですから。

 

「自分の子どもを愛せない。私は12歳の少年を殺してしまったから(自分の子どもを見ると思い出してしまう)。」
…だって、(12歳のその子が)撃ってきたから、私は撃ち返すしかなかった…



母親の子どもに対する思いは、どんな力よりも強いと、思っていたけれど。
だけど、それさえも捻じ曲げてしまう、戦争って、なんなの?

何が大義名分だ、国家存続の危機だ、何が大量破壊兵器だ。
壊れていっているのは、こどもの、人びとの、心だったり、夢だったり、希望ばっかりじゃないか。

泣きながら「私の願いは母親に戻ることです」と強く願っていた女性元兵士の表情が、切なくて、悲しかった。



誰もが、幸せに生きられる世界に。

昔からこの願いだけは変わらないけど、難しすぎて、眠れなくなるほど、なんだか今、切なくなっちゃいました。
私は、自分の子どもには、世界には素敵なことがあるって、夢や希望に満ち溢れているのよ、って伝えてあげたいのに、「でも、そうばかりじゃない人もいるのよ。」と、話してあげなくちゃいけないんだろうな。

どうにか、世界が少しでも変わるように、何か出来たらと。

思いだけ募らせても、何ら変化は生まれないので、行動、するのみです。
でも、でも、もどかしい。