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聴くことが疲れる理由

2021-10-07 11:09:12 | メンタルヘルス関連記事

聴くことが疲れる理由】



相談をされたら、しっかりと聞いてあげたいというのは、誰しもが思うこと。


ただ結果的にこちら側が疲れて終わることがあるかもしれません。


「納得いく顔に相手がなっていない」のは、真剣に相談に乗ってきた自分にもどかしさだけが残ります。


そこで大切なのが、相談にのるあなたが疲れないこと、もどかしさを残さないことです。


そのための最大のポイントは、


「答えを出そうとしなくて良い」ということ。


ここで「相手は答えをほしいから相談にきているのでは」と思うかもしれません。


それも大きな間違いです。


表面上は相手は答えを求めています。ただ真意には「もう相手は答えを持っている」のです。


ただ「自分の中の答え」が見つけれられないから、見つけてほしい。


見つけてはいても、それが良いのか分からない。


それが「相談」です。


そのため、こちらが必死になってあらゆるアドバイスを行うのは、無意味と言ってよいかもしれません。


大切なのは、答えを見つけてあげること。


あなたが見つけた答えは、あなたが良いと思うなら絶対に良いと、確信してあげること。


「同僚の○○さんと仲良くなるためにはどうしたらいい?」


その相談には、もうすでに相手は答えを持っています。


ただそのやり方で不安だから相談にきています。


そこで様々なアドバイスはいりません。


そのやり方に何が不安なのか、聴き出すこと。


本当にどうしたら良いのか分からない方、方法がいっぱいありすぎて選べないだけです。


それを聞いてあげて、整理して相手に最もよい方法を決めてもらうこと。


相談は、聴くだけで、解決します。


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