日本メンタルヘルスケアサポート協会

協会内活動をアップします。

『パワハラ』か『指導』か

2013-07-31 12:32:50 | メンタルヘルス関連記事
皆様こんにちは!代表 奥江 裕理です。

部下に指導、注意する時、「パワハラ扱いにされたらどうしよう」と悩む上司も多いみたいです。

一般的にパワハラとは

役職などが上層の者が下層の者に対して、その地位と職権を利用して嫌がらせをすること

と考えられている。

ただ真摯な気持ちで指導してもパワハラと捉えられるケースもあります。

それは日頃の人間関係が大きく作用してきます。

嫌な上司から指導されると、「嫌がらせ」ととられる時があるのです。

まずは普段の気持ち良いコミュニケーション、人間関係がパワハラ扱いを防止する最良策ではないでしょうか?

メンタルヘルス検定はこちら

NPO法人日本メンタルヘルスケアサポート協会

カウンセラーが「指示」をしていい時とは

2013-07-30 08:40:11 | メンタルヘルス関連記事
皆様こんにちは!代表 奥江 裕理です。

メンタルヘルスカウンセラーは基本指示をしません。相手の問題解決まで誘導し、決定は相手に任せます。

ただ指示をする時があります。

それは問題の本質(素)を見たうえで、判断します。

・行動を起こさせるための指示

①「~して下さい。」「~して下さいませんか。」

(例)趣味を楽しんでみませんか

②「~しないで下さい。」 相手が自殺など自傷行為、他傷行為を行う時

特に②の傾向がある場合には、やらないように約束するところまで指示していきます。

何故かというと、相手にとって必ず不幸になるからです。

メンタルヘルスカウンセラー養成講座はこちら。

メンタルヘルス検定

NPO法人日本メンタルヘルスケアサポート協会

問題の「本質」を分析する

2013-07-29 09:38:51 | メンタルヘルス関連記事
皆様こんにちは!代表 奥江 裕理です。

「夜眠れない」

こういうことを言われて、訪ねてこられる方が増えています。

「夜眠れない」→「元通り眠れるようになりたい。」→「どうすれば眠れるようになるのか」

欲しいのは「どうすればいいの?」

そのために「何故そうなったのか。」という原因を分析し、眠れなくなった本質(素)を解明します。

多くは状況が引き起こす、本人の心で起こる劣等感や挫折感、また価値観が絡み合っています。

メンタルヘルスカウンセラーは絡み合って作られた問題の本質を発見し、そこから「どうすれば」の解決を相談者と

一緒に進めます。

メンタルヘルスケア担当者にも大切な技術です。

メンタルヘルスカウンセラー養成講座はこちら。

メンタルヘルス検定

NPO法人日本メンタルヘルスケアサポート協会

「禁止令」が幸せをストップさせることもある。

2013-07-27 09:58:46 | メンタルヘルス関連記事
皆様こんにちは!代表 奥江 裕理です。

禁止令とは

・自分に強く影響を与えている人が子供に与える命令のうち、不公平で否定的意味を持つ命令

・育った環境の中で自分が自分自身に与える無意識な命令。

・「~するべき」「~しなくてはならない」という価値観の中で自分を苦しめているもの

≪代表的な禁止令の種類≫

【存在してはいけない】

「おまえなんか生まれてこなければよかった」と言われていた。虐待を受けていた。

自殺願望に関わる。
【成長してはいけない】

過保護、過干渉→自立できなくなる

【成功してはいけない】

良い成績をとっても褒めてもらえなかった。→成功したら受け入れられない。

【感情を感じてはいけない】

「静かにしなさい。」と言われ続ける。

【健康でいてはいけない】

病気になる時だけ関心を持たれる→愛が欲しいから過食・拒食

【仲よくしなければならない】

喧嘩をしてはだめと言われ育てられる→いじめられても笑っている

【おまえ(男、女)でいてはいけない】

自分の性を親が望まなかった

【考えてはいけない】

考える前に親が指示を出す→親の言うことでしか考えられない

無意識のうちに禁止令が行動を阻んでいることもあります。

ただあって悪いことではない。大切なのは「ある」ことに気づくこと。

気づき、禁止令をどう扱うかによって人生は大きく変わっていくのです。

メンタルヘルスカウンセラー養成講座はこちら。

*メンタルヘルス検定

NPO法人日本メンタルヘルスケアサポート協会

価値観の相違によるストレス

2013-07-26 08:25:35 | メンタルヘルス関連記事
皆様こんにちは!代表 奥江 裕理です。

上司「仕事の夢、目標は無いのか!?」

部下「・・・特には・・・。」

上司「何のために働いてるんだ!」

部下「生活のためですけど。」

上司「だからお前は成長しないんだ。」

部下「・・・(とは言っても夢なんてなくても生きていけるし・・・。)」

という、会話を相談されたことがあります。

上司・・・夢や目標はあって当然だ。

部下・・・そんなの持つのもめんどくさい。なくても別にいいじゃないか。

夢や目標に対する価値観(重視度)の相違が、上司や部下の距離が縮まらない原因にもなっており、

価値観の押し付けが、ストレスになる場合もあります。

今の職場で人によるストレス対策として大切な1つとして「相手は自分じゃない。自分は相手じゃない。」

という観点ともいえるでしょう。客観的に相手を見る目線、相手の価値観は何に重きを置いているのか、

目標を達成する事なのか、一日の業務を終わらすことなのか、そこを上司はジャッジメントして、認めてほしい価値観ポイントを

見つけ、できたら大いに称賛してあげる。それが相手の達成感、してはやる気につながるのではないでしょうか?

メンタルヘルスカウンセラー養成講座はこちら。

メンタルヘルス検定

NPO法人日本メンタルヘルスケアサポート協会