
トランプ大統領の関税を駆使する戦術での対中経済覇権争いを中心とした世界経済へのMAGA(Make America Great Again)展開戦術。
各国への関税率の算出根拠計算式に疑いをもたれたり、関税アップによる最大の被害者は米国の消費者や企業であることが明確になり、世界不況を招きかねないとの声が沸き上がる中、各国との交渉で、日本がトップで開始されます。
赤沢経済再生担当大臣が、日本の交渉役として米国へ出発。
日本のメディアは、赤沢氏の選定理由は石破氏の側近だからと一斉に報道していますが、経済交渉は、TPPで、甘利、茂木大臣がそうであった様に、経済再生担当大臣の役割であり、また赤沢氏は官僚時代に「日米航空協定」の交渉に参画していた実績があるのですね。
相変わらずの多くのメディアの真実を伝えず、井戸端会議論で囃す姿勢にうんざり。
全メデイアが、石破氏の側近であることを選任理由として口を揃えていますが、日刊ゲンダイが言う、経済再生担当大臣が担うのが定例との指摘が史実!
TPPの初期、机を叩きあいながらの交渉で成立に向け推進した甘利氏。トランプ大統領誕生で米国が離脱しご破算となりかけたのを、各国を説き、TPP11を立ち上げるのに奮闘した茂木氏。
それらの実績のある方々の日米交渉役への抜擢が適任と、遊爺は個人的に願っていましたが、いずれも経済再生担当大臣であったし、今回も赤沢亮正経済再生担当大臣が担当。繰り返しますが、赤沢氏は官僚時代に、「日米航空協定」交渉に参画経験実績があるのでした。。
石破政権vsトランプ関税は早くも「負け戦」確定か…交渉前から“お人よし”でカードを1枚失う|日刊ゲンダイDIGITAL
TPP(環太平洋経済連携協定)の甘利、第1次トランプ政権時の茂木氏と、過去に対米交渉を担ってきたのも経済再生相なので順当とはいえるものの、赤沢氏は石破政権が初入閣。ちょっと荷が重すぎやしないかと不安視する声も出ていると、日刊ゲンダイ。
林官房長官は「本人の手腕や経験などを踏まえ、首相が判断した」と言い、赤沢氏本人も、旧運輸省の官僚時代に「日米航空交渉」を担当した実績をアピール。政府筋は「日米間で最も難しい交渉のひとつだった」と経験発揮への期待を示したという。赤沢氏の交渉力はホンモノなのかとも。
「日米航空交渉」を担当したのは、1994年8月~96年にかけて、航空局監理部国際航空課補佐官の職にあった時のこと。
日本は「路線数」や相手国から第三国に向かう「以遠権」が制限されており、日米間に不平等があった。その是正を求め、1976年以降、複数回にわたって航空交渉が実施されたが、米側は完全自由化を強硬に主張するなど協議は難航した。赤沢が担当していた頃に、旅客分野の“前哨戦”として、貨物分野での不平等が解消されている。
当時を知る航空関係者は
「実態は、米側の自由化要求に対し、日本の国際線はJAL1社に偏る遅れた航空行政だったという事情があった。ハードな対米交渉というより、国内調整の問題でした。今回の対トランプ関税交渉とは状況が違う」と。
ん?
トランプ氏の関税交渉も、自動車にしても、米などの農産品や消費税にしても、日本側の課税を攻撃根拠にしているのでは?
「確かに、日米航空交渉の事務局として、交渉の準備や作戦を練る担当課ではあります。しかし、交渉チームとしていろいろな経験は積んだとは思いますが、実際の交渉のトップは上席の審議官です。担当課は交渉を下支えする役割であり、赤沢さんが矢面に立ってガンガン交渉していたわけではない。日米航空交渉を担当していたことをアピールするのは、それしかカウントできる実績がないということでしょう」
と、旧運輸省OB。
日米航空交渉しか実績がないと見下すOB官僚。
勿論、TPP交渉で実績のある甘利氏や茂木氏(米国は離脱後なので米国との直接交渉はない)がベターとは遊爺も思っていますが、石破内閣の外交に、御両人が一肌脱ぐとは思えない。。。
ご両人以外となると、赤沢亮正経済再生相。
林元外相も候補に考えられるかもしれませんが、岸田前首相は、林氏がウクライナ訪問中に、上川氏との交代を発表というサプライズ。
石破政権は岸波政権といわれ、発言権を維持している岸田氏の意向に、総裁選決選投票で逆転勝利出来た石破氏は頭が上げれない。
知られざる内閣改造 “最大のサプライズ”林外務大臣交代の真相 | TBS NEWS DIG
ディール外交のトランプ政権が相手じゃ、誰が交渉役だとしても一筋縄ではいかないだろうけどと、日刊ゲンダイ。
そもそも外交下手の「岸波内閣」。「日米航空交渉」に参画経験のある赤沢経済再生相と、サポートする外務省他の各省閣僚に奮戦支援を期待するしかない!
# 冒頭の画像は、赤沢経済再生相

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月刊Hanada2024年2月号 - 花田紀凱, 月刊Hanada編集部 - Google ブックス
各国への関税率の算出根拠計算式に疑いをもたれたり、関税アップによる最大の被害者は米国の消費者や企業であることが明確になり、世界不況を招きかねないとの声が沸き上がる中、各国との交渉で、日本がトップで開始されます。
赤沢経済再生担当大臣が、日本の交渉役として米国へ出発。
日本のメディアは、赤沢氏の選定理由は石破氏の側近だからと一斉に報道していますが、経済交渉は、TPPで、甘利、茂木大臣がそうであった様に、経済再生担当大臣の役割であり、また赤沢氏は官僚時代に「日米航空協定」の交渉に参画していた実績があるのですね。
相変わらずの多くのメディアの真実を伝えず、井戸端会議論で囃す姿勢にうんざり。
全メデイアが、石破氏の側近であることを選任理由として口を揃えていますが、日刊ゲンダイが言う、経済再生担当大臣が担うのが定例との指摘が史実!
TPPの初期、机を叩きあいながらの交渉で成立に向け推進した甘利氏。トランプ大統領誕生で米国が離脱しご破算となりかけたのを、各国を説き、TPP11を立ち上げるのに奮闘した茂木氏。
それらの実績のある方々の日米交渉役への抜擢が適任と、遊爺は個人的に願っていましたが、いずれも経済再生担当大臣であったし、今回も赤沢亮正経済再生担当大臣が担当。繰り返しますが、赤沢氏は官僚時代に、「日米航空協定」交渉に参画経験実績があるのでした。。
石破政権vsトランプ関税は早くも「負け戦」確定か…交渉前から“お人よし”でカードを1枚失う|日刊ゲンダイDIGITAL
トランプ関税「交渉役」に大抜擢…石破首相の腹心こと赤沢亮正経済再生相の“ホントの実力”|日刊ゲンダイDIGITAL 更新日:2025/04/10
一連のトランプ米政権による日本への関税措置の見直しを求め、ベッセント財務長官やUSTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表と向き合う日本の「交渉役」に抜擢されたのが、石破首相の腹心、赤沢亮正経済再生担当大臣だ。
TPP(環太平洋経済連携協定)の甘利、第1次トランプ政権時の茂木氏と、過去に対米交渉を担ってきたのも経済再生相なので順当とはいえるものの、赤沢氏は石破政権が初入閣。ちょっと荷が重すぎやしないかと不安視する声も出ている。
■官僚時代に「日米航空交渉」を担当とHPでアピール
だが、林官房長官は「本人の手腕や経験などを踏まえ、首相が判断した」と言い、赤沢氏本人も、旧運輸省の官僚時代に「日米航空交渉」を担当した実績をアピール。政府筋は「日米間で最も難しい交渉のひとつだった」と経験発揮への期待を示したという。赤沢氏の交渉力はホンモノなのか。
本人のHPによれば、「日米航空交渉」を担当したのは、1994年8月~96年にかけて、航空局監理部国際航空課補佐官の職にあった時のことだ。
戦後の占領期からの日米航空協定により、日本は「路線数」や相手国から第三国に向かう「以遠権」が制限されており、日米間に不平等があった。その是正を求め、1976年以降、複数回にわたって航空交渉が実施されたが、米側は完全自由化を強硬に主張するなど協議は難航した。赤沢が担当していた頃に、旅客分野の“前哨戦”として、貨物分野での不平等が解消されている。
■航空交渉が前進したのは間違いないが…
当時を知る航空関係者はこう話す。
「貨物協議が決着し、航空交渉が前進したのは間違いない。ただ実態は、米側の自由化要求に対し、日本の国際線はJAL1社に偏る遅れた航空行政だったという事情があった。ハードな対米交渉というより、国内調整の問題でした。今回の対トランプ関税交渉とは状況が違う」
赤沢氏の「国際航空課補佐官」というポストについても、旧運輸省OBはこう言う。
「確かに、日米航空交渉の事務局として、交渉の準備や作戦を練る担当課ではあります。しかし、交渉チームとしていろいろな経験は積んだとは思いますが、実際の交渉のトップは上席の審議官です。担当課は交渉を下支えする役割であり、赤沢さんが矢面に立ってガンガン交渉していたわけではない。日米航空交渉を担当していたことをアピールするのは、それしかカウントできる実績がないということでしょう」
ま、ディール外交のトランプ政権が相手じゃ、誰が交渉役だとしても一筋縄ではいかないだろうけど。
一連のトランプ米政権による日本への関税措置の見直しを求め、ベッセント財務長官やUSTR(アメリカ通商代表部)のグリア代表と向き合う日本の「交渉役」に抜擢されたのが、石破首相の腹心、赤沢亮正経済再生担当大臣だ。
TPP(環太平洋経済連携協定)の甘利、第1次トランプ政権時の茂木氏と、過去に対米交渉を担ってきたのも経済再生相なので順当とはいえるものの、赤沢氏は石破政権が初入閣。ちょっと荷が重すぎやしないかと不安視する声も出ている。
■官僚時代に「日米航空交渉」を担当とHPでアピール
だが、林官房長官は「本人の手腕や経験などを踏まえ、首相が判断した」と言い、赤沢氏本人も、旧運輸省の官僚時代に「日米航空交渉」を担当した実績をアピール。政府筋は「日米間で最も難しい交渉のひとつだった」と経験発揮への期待を示したという。赤沢氏の交渉力はホンモノなのか。
本人のHPによれば、「日米航空交渉」を担当したのは、1994年8月~96年にかけて、航空局監理部国際航空課補佐官の職にあった時のことだ。
戦後の占領期からの日米航空協定により、日本は「路線数」や相手国から第三国に向かう「以遠権」が制限されており、日米間に不平等があった。その是正を求め、1976年以降、複数回にわたって航空交渉が実施されたが、米側は完全自由化を強硬に主張するなど協議は難航した。赤沢が担当していた頃に、旅客分野の“前哨戦”として、貨物分野での不平等が解消されている。
■航空交渉が前進したのは間違いないが…
当時を知る航空関係者はこう話す。
「貨物協議が決着し、航空交渉が前進したのは間違いない。ただ実態は、米側の自由化要求に対し、日本の国際線はJAL1社に偏る遅れた航空行政だったという事情があった。ハードな対米交渉というより、国内調整の問題でした。今回の対トランプ関税交渉とは状況が違う」
赤沢氏の「国際航空課補佐官」というポストについても、旧運輸省OBはこう言う。
「確かに、日米航空交渉の事務局として、交渉の準備や作戦を練る担当課ではあります。しかし、交渉チームとしていろいろな経験は積んだとは思いますが、実際の交渉のトップは上席の審議官です。担当課は交渉を下支えする役割であり、赤沢さんが矢面に立ってガンガン交渉していたわけではない。日米航空交渉を担当していたことをアピールするのは、それしかカウントできる実績がないということでしょう」
ま、ディール外交のトランプ政権が相手じゃ、誰が交渉役だとしても一筋縄ではいかないだろうけど。
TPP(環太平洋経済連携協定)の甘利、第1次トランプ政権時の茂木氏と、過去に対米交渉を担ってきたのも経済再生相なので順当とはいえるものの、赤沢氏は石破政権が初入閣。ちょっと荷が重すぎやしないかと不安視する声も出ていると、日刊ゲンダイ。
林官房長官は「本人の手腕や経験などを踏まえ、首相が判断した」と言い、赤沢氏本人も、旧運輸省の官僚時代に「日米航空交渉」を担当した実績をアピール。政府筋は「日米間で最も難しい交渉のひとつだった」と経験発揮への期待を示したという。赤沢氏の交渉力はホンモノなのかとも。
「日米航空交渉」を担当したのは、1994年8月~96年にかけて、航空局監理部国際航空課補佐官の職にあった時のこと。
日本は「路線数」や相手国から第三国に向かう「以遠権」が制限されており、日米間に不平等があった。その是正を求め、1976年以降、複数回にわたって航空交渉が実施されたが、米側は完全自由化を強硬に主張するなど協議は難航した。赤沢が担当していた頃に、旅客分野の“前哨戦”として、貨物分野での不平等が解消されている。
当時を知る航空関係者は
「実態は、米側の自由化要求に対し、日本の国際線はJAL1社に偏る遅れた航空行政だったという事情があった。ハードな対米交渉というより、国内調整の問題でした。今回の対トランプ関税交渉とは状況が違う」と。
ん?
トランプ氏の関税交渉も、自動車にしても、米などの農産品や消費税にしても、日本側の課税を攻撃根拠にしているのでは?
「確かに、日米航空交渉の事務局として、交渉の準備や作戦を練る担当課ではあります。しかし、交渉チームとしていろいろな経験は積んだとは思いますが、実際の交渉のトップは上席の審議官です。担当課は交渉を下支えする役割であり、赤沢さんが矢面に立ってガンガン交渉していたわけではない。日米航空交渉を担当していたことをアピールするのは、それしかカウントできる実績がないということでしょう」
と、旧運輸省OB。
日米航空交渉しか実績がないと見下すOB官僚。
勿論、TPP交渉で実績のある甘利氏や茂木氏(米国は離脱後なので米国との直接交渉はない)がベターとは遊爺も思っていますが、石破内閣の外交に、御両人が一肌脱ぐとは思えない。。。
ご両人以外となると、赤沢亮正経済再生相。
林元外相も候補に考えられるかもしれませんが、岸田前首相は、林氏がウクライナ訪問中に、上川氏との交代を発表というサプライズ。
石破政権は岸波政権といわれ、発言権を維持している岸田氏の意向に、総裁選決選投票で逆転勝利出来た石破氏は頭が上げれない。
知られざる内閣改造 “最大のサプライズ”林外務大臣交代の真相 | TBS NEWS DIG
ディール外交のトランプ政権が相手じゃ、誰が交渉役だとしても一筋縄ではいかないだろうけどと、日刊ゲンダイ。
そもそも外交下手の「岸波内閣」。「日米航空交渉」に参画経験のある赤沢経済再生相と、サポートする外務省他の各省閣僚に奮戦支援を期待するしかない!
# 冒頭の画像は、赤沢経済再生相

この花の名前は、シロバナタンポポ
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月刊Hanada2024年2月号 - 花田紀凱, 月刊Hanada編集部 - Google ブックス