防衛庁が、東シナ海を中心として領空侵犯への対処を強化することにした話の続きです。
中国空軍による東シナ海のガス田周辺での電子偵察機は、「Y8EW」による電波収集活動が頻繁で、昨年は防空識別圏への侵入は十回以上にのぼったそうです。上海を拠点にガス田周辺を周回し、九州や沖縄の自衛隊基地のレーダーが出す電波を広範に集めたとみられています。
中国空軍、進む電子化 英サイト、機体写真を公開 (産経新聞) - goo ニュース
Chinese Defence Today - Y-8 EW/ELINT Aircraft
しかし、「Y8EW」の飛来は頻繁なだけに、自衛隊もレーダーの使用を最小限にするなどの対策を講じていたのだそうですが、ロシア製ジェット旅客機「ツポレフ154M」をベースとした改造機「Tu-154MD」で、民間旅客機を装い昨年10月以降、数回にわたり東シナ海の日本の防空識別圏に侵入させていたのだそうです。
中国軍機 民間機装い偵察飛行 東シナ海 自衛隊電波を収集 (産経新聞) - goo ニュース
ツポレフTu-154「ケアレス」ジェット旅客機
自衛隊も、民間機に偽装し、目新しいTu-154MDが飛来すれば、機体や飛行経路の把握に、レーダーを多用せざるを得ないことになり、政府筋は「自衛隊のあらゆる周波数の電波を吸い取ろうとしてTu-154MDを投入した」と指摘。防衛庁幹部はTu-154MDのような電子偵察機の登場は「軍事技術力の急速な向上の象徴」と警戒を強めているのだそうです。
これまで中国軍の中で空軍は近代化が遅れ、特にレーダーなどの技術力も低く、偵察能力は弱点だったのだそうですが、電子偵察機の航続距離を延ばすことに成功し、原子力潜水艦による日本領海侵犯事件や、東シナ海ガス田周辺の中国軍艦船の活動などとあわせ、制海権、制空権確保に向けた、電子偵察活動を数量も技術レベルも高めてきたということです。
防衛庁の強化に、我々国民の支持が不可欠です。
国内の防衛庁の国防強化への姿勢支援が必要なことは、沖縄のみなさんに負うところが大きいです。
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甘粛省張掖市の人民法院(地裁)で六日、農民の男(62)が爆発物で自爆、重慶市の地元企業の所有地転売にからみ労働者二千人と警官隊が衝突、司法当局の腐敗を背景に「公正さがない」と不満をもつ農民や労働者や、環境汚染への抗議、貧富の格差拡大や、官僚腐敗の蔓延に対する民衆の不満が高まっている国内を放置して、覇権の拡大に走っているのは、中国軍の暴走を、胡錦濤主席が抑え切れていないからなのでしょうか?
中国軍の事実上のトップである郭伯雄中央軍事委員会副主席が、年内に初訪米するのだそうで、胡錦濤主席の訪米と並んで、注目されるところです。
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また、日本だけでなく、他の近隣諸国にも傍若無人な中華思想の成果が発揮され、迷惑を掛けていて、メコン川の上流にある中国の増設が続く電力発電用ダムの水量規制のせいで、カンボジア人のタンパク質摂取量の60%を占めるともいわれる東南アジア最大のトンレサップ湖の漁獲高が激減したり、タイの貨物船の一部が水位低下のために航行不能に陥ったりするなど、メコン川流域の経済活動に大きな影響を及ぼしているのだそうです。
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アジアへの覇権拡大を、国民や近隣諸国のことを無視して続ける中国には、我が国の国防というだけでなく、アジアの平和、世界の平和に関わることで、先ず日本の国防力の充実が必要ですが、米国の他に、アジア各国をはじめとする世界の世論に訴える事が重要です。
政府や関係省庁は、この世界各国への世論形成活動でも、中国に遅れを取らないよう、頑張って頂かねばなりません。小泉後継者争いに血道をあげている時間の余裕はない!
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日本の国境
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