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遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

中国軍は益々元気

2009-12-13 22:54:56 | EEZ 全般
 中国軍は、盛んに諸外国に出かけ合同演習の拡大や多国間交流を主導しようと、軍事外交を進めているのだそうです。
 拡充を続ける軍事力に自信をもったことと、覇権拡大のカモフラージュの様ですが、結果的には脅威をPRすることになっているようです。せっかく強化した軍事力ですから、威力をひけらかしてみたくなる本音が出てしまう。
 
中国、軍事外交を積極化 (12/13 読売朝刊)
北京=佐伯聡士】中国の胡錦濤政権が、軍首脳の外国訪問を活発化させて、合同軍事演習を拡大するほか、多国間交流を主導しようとするなど、軍事外交を多様化させている。
軍の透明性向上と信頼醸成を狙ったものだが、軍事力の近代化への自信を背景にしたプレゼンスの増大は、逆に脅威論を広げつつある。


軍首脳}20か国余訪問 各国と合同演習次々
<中略>

 今年、軍指導部の外国訪問は20か国余りに上り、ベトナムやドイツなど各国と10以上の防衛協議を開催。合同演習・訓練は計7回に上った。北京の外交筋は「軍事外交はかつてないほど活発かつ全方位で、急速に進む軍事力近代化への自信の表れだ」と言い切る。
 軍事外交の幅も広がっている。現在、ソマリア沖の海賊対策では、第4次派遣の艦艇が展開中だ。11月6日には、国防省が北京で、海賊対策の国際会議を主催し、艦船護衛活動への中国海軍の貢献を誇示した。
 さらに、今年は建国60周年に合わせ、海軍、空軍ともに各国軍幹部を集めてフォーラムを開くなど、多国間の軍事交流を主導しようとする姿勢が目立っている。だが、海賊対策への度重なる艦艇派遣は遠洋作戦能力の向上を示している上、海空軍の最新兵器公開は軍備の増強を物語るものだ。
 軍首脳は「中国は覇権を求めていない」などと繰り返しているが、軍関係者からは「国際社会は中国軍の近代化の事実を受け入れ、慣れるべきだ」との本音も漏れ、脅威論が強まるのは避けられそうにない。


 さすが中華思想のお国の(人民解放との名の下に人権弾圧をしている)軍隊の方、上から目線を通り越して、命令調ですものね。聞いた方は、脅威論を再認識します。
 西沙、南沙の占領で培った覇権拡大のための遠洋作戦技術を、南シナ海、東シナ海の次ぎに狙っているインド洋の制海権獲得に向け、ソマリア沖警護という絶好の機会を逃さず最大限活用しています。
 かねて親中政権の豪州も中国の軍備拡大に対抗して、軍備を増強する方向に転じましたが、インド洋をかかえるインドは、改修費で保留となっていたロシアからの空母(1987年就航の「アドミラル・ゴルシコフ」)購入を決定したのだそうですね。

 日本では、小鳩売国新政権の誕生で、離米の諸施策が着々と進められ、中国への隷属化にチェンジしたことを、大訪中団の民主党議員さん達が、世界中に喧伝してくれています。この国は、ひとり逆行しているのです...。(涙)



 




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 中国の戦略的海洋進出 続 中国の海洋戦略

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