遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

守れ尖閣の主権

2012-08-13 23:30:35 | 東シナ海尖閣諸島
 産経が「守れ尖閣の主権」と題して、特集を組んでいました。
 東京都による購入の動きで問題が広い層で注目されることになりましたが、過去の歴史、日本の領土である根拠、中国や台湾の主張の根拠の無さを、既に諸兄がご承知のことですが、端的にまとめてあります。
 同時に、石原氏の定期コラム「日本よ」では、石原氏は総理に尖閣訪問を促しています。
 政権交代が完了すれば、一段階上の攻勢が予測される今、僅かな間隙の今、国家の主権を何処までいったら本気で護る国かが問われ注目されている今、政府や国民に国を守ろうと呼び掛けているのですね。

 
【守れ尖閣の主権】尖閣諸島の歴史 - MSN産経ニュース
 【守れ尖閣の主権】領有権を主張する中国と台湾 - MSN産経ニュース
 【守れ尖閣の主権】尖閣諸島購入の動き - MSN産経ニュース
 【日本よ】石原慎太郎 総理は尖閣に行ってほしい - MSN産経ニュース
 
【守れ尖閣の主権】繰り返される領海侵犯 日本の主権明確化急務 揺れる石垣「漁業施設整備を」 (8/13 産経)

■「思い同じ 何としても尖閣守る」
 尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐっては、日本固有の領土であるにもかかわらず、中国や台湾が領有権を主張し、周辺海域では領海侵犯が繰り返されている。平成22年9月の中国漁船衝突事件では、中国人船長の逮捕、起訴をめぐり、日中間の外交問題に発展した。日本の主権を明確にするため、東京都の石原慎太郎知事は今年4月、尖閣諸島を購入する意向を表明、政府も国有化に動き出した。尖閣諸島の歴史や日本の立場と中国、台湾の主張を検証し、今後を展望する。(高橋昌之、千葉倫之)

 「尖閣の大地を踏んでにおいをかぎ、現地の状況を把握して発言する人は他にいない。『頭がおかしい』って言われますけどね…」
 8月7日、台風の迫る石垣市内の事務所で、仲間均市議(62)は口ひげを揺らして笑った。平成6年の初当選時に公約に掲げて以来、国が禁じる尖閣上陸を繰り返してきた。7月5日にも北小島へ計16回目の上陸を敢行、海鳥の繁殖状況などを確認してきた。書類送検は13回。この日も午後から取り調べが待っていた。
 尖閣での漁業や海底資源開発を訴えての行動だが、地元でも賛否が渦巻く。「売名行為」との批判も絶えない。しかし仲間氏は拳を握りしめて言い切った。
 「政府が動かないからこその問題提起。私の行動は野蛮かもしれないが、市民生活を良くするための戦略だ。今後も続けますよ」
 政府は「平穏かつ安定的な維持管理」との理由で、尖閣上陸を禁じてきた。石垣市による13回の上陸許可申請にも応じず、漁業施設の整備を求める漁業者の声にも耳を貸す様子はない。

■好漁場生かせず
 7日、石垣港は台風のため漁に出る船もなく閑散としていた。隣のマリーナでは中国漁船衝突事件で活躍した海上保安庁の巡視船「みずき」「よなくに」が船尾の日の丸を強風にはためかせていた。
 「昔は尖閣周辺まで漁船が出ていたが、今はほとんどない。いい漁場だが遠い。避難港も通信施設もないから安心して操業できない」
 港内の事務所で、八重山漁協の上原亀一組合長(50)が説明してくれた。石垣島から魚釣島まで約170キロメートル。高級魚アカマチなどの好漁場だが、しければ引き返すしかない。燃油高もある。割に合わない。
 
漁業者が一致して求めるのは避難港や灯台などの整備だ。「そうなれば漁に行く船も増え、結果的に経済実効支配の強化
につながる」と組合長は訴える。

■「なぜ遠慮ばかり」
 尖閣への出漁が減る理由は他にもある。
マグロ漁船がはえ縄を切られるなどの被害が出ており、別海域での操業を強いられているからだ。中国漁船というよりはもっぱら台湾漁船の仕業
だという。
 加えて、
中国の漁業監視船の相次ぐ領海侵犯で、漁業者の危機感は高まっている。「尖閣は石垣の生命線。奪われたら生きるすべがなくなる。なぜ政府は中国に遠慮ばかりしているのか…」。地魚が評判の居酒屋で待っていた観光漁船主の比嘉康雅氏(55)は泡盛をあおりながら繰り返した。「国有化しても今と同じだ。ならば東京都が買った方がいい
」。これは多くの漁業関係者と共通の意見だ。政府への不信感が都への期待につながっている。
 ただ、地元の感情は少し複雑で、中国や台湾を刺激することへの不安も少なくない。仲間氏は語る。「石垣にもいろんな意見はあるが、思いは同じ。何としても尖閣を守らないといけない。それだけです」


 都の活用策検討の専門委員に選任された山田吉彦東海大教授は「まずは自然環境や海流など状況調査が必要だ。その後の活用では自然環境の研究施設を造ることなどを提案している。漁業ではマグロ類など高級魚も取る拠点になる。有人化してからだが、避難港や通信基地も造るべきだ」と語っておられるそうです。
 地元漁業関係者が望む、避難港の建設により出漁が可能となり漁業活動が定着すれば、紛れもない日常の経済活動が定着することになります。
 順番はいろいろあるでしょうが、いずれにしても数年単位の時間が必要な話です。

 今年の漁期に併せた漁船団の来襲、秋の政権交代を済ませた後の中国の作戦行動開始に合わせた対抗策を、自衛隊が正式に検討開始を表明したのだそうです。もちろん裏では各種検討は進められていたはずですが。
 
尖閣出動で対処方針 自衛隊統幕長が策定指示 - MSN産経ニュース

 漁船と監視船がセットで上陸を目指して来襲するとされていますが、先ず対処するのは海保です。上陸を阻止したり、上陸者を逮捕するのに警察官を呼ぶのではなく、領海侵犯で海保が逮捕できる法改正が以前から求められています。
 国会は、早急に関連法の整備立法を急ぐべきです。議員諸氏がその気になればすぐに出来ることなのです。

 韓国・李大統領による日韓関係ぶち壊しの暴挙は、自筆の碑の設置へと更にエスカレートし、この実績により次期大統領以降もこの暴挙を周到せねばならなくなっています。
 メドベージェフ氏の北方四島訪問も、日露外相会談の席で、面と向かって今後も継続すると言い放たれています。
 日本国の、国家の主権を護る決意と、その行動が問われ、注目さています。
 いまのままでは、周辺国家がやりたい放題、盗りたい放題です。自衛隊や海保があっても、手足を縛られていて行動出来ないことは、敵は百も承知なのですから。

 更に、武力行使に至る前の抑止力が、軍備の他にも、経済的なデメリットを相手が蒙ることも知らしめる必要があります。



 # 冒頭の画像は、今年1月に尖閣上陸を果たして戻った仲間石垣市議



  この花の名前は、エゾムラサキツツジ

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続 中国の海洋戦略
暴かれた中国の極秘戦略―2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?







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