コロナウイルスによる新型肺炎が世界各国に感染がひろがり、WHOがようやく緊急事態宣言をしました。
テドロス事務局長は、訪中し、中国からの宣言に対する圧力を説得するのかと思いきや、「自国民の撤収を希望している国もあるが、世界保健機関(WHO)はこうしたことは主張しない。過剰反応は必要ない」と、各国が自国民救出に動いていることを批難していました。
しかし、ようやく宣言。
中国の「一帯一路」での多額の投資を受けているエチオピアの元保健相、元外相だったテドロス氏。
中国の圧力に屈していたのか、はたまたようやく勇気を発揮し圧力をはねのけて宣言したのか。
日本の農産物に対する韓国の差別行動に、逆転お咎めなし(無害だが輸入制限をするかしないかは韓国の勝手)裁定をしたWHO。
科学より政治配慮を優先していました。
22、23日両日の緊急委での宣言も考えられながら延期し、訪中時には各国の自国民救出行動を批難したテドロス事務局長のWHOが宣言に至ったのは、テドロス氏の判断変更があったのか、他の委員の多数の意見によるものなのか、どちらでしょうか。
なんとか、正常な判断を下せましたが、宣言の遅れによる感染拡大の責任は問われるべきですね。
WHO、新型コロナウイルスで「緊急事態」宣言 - 産経ニュース
日本のチャーター機での帰還者に、各便で感染者が見つかっている現実。空気感染はしないとのことですが、感染の浸透が進んでいることに驚きですね。
帰還者の宿泊施設が、宿泊者の人数より部屋数が少なく、公然と相部屋(家族用なので広い)という厚労省のお役所仕事の姿勢には、手配の時間が足りない事情はあるとは言え、あきれさせられました。
22、23日の緊急委員会で、オブザーバーとして中国大使などが招かれたのだそうですが、中国代表が「宣言は問題外」だと強く主張。
フランス紙ルモンドは、「中国の強い反対を受け、政治的配慮が科学論議に勝ったようだ」と評価。
国際機関の多くが、腐敗している現状が、ここでも顕在化していますね。
外国人の脱出が相次ぐ事態は、中国の対応能力に対する国際社会の不信感を国内外に示すことにもつながりかねないとともに、ただでさえ米中貿易戦争で低迷している中国国内経済への打撃は計り知れません。
なんとしても阻止したいのが中国政府。
経済悪化が更に進めば、定年制を廃したとはいえ、習近平の政権の座が揺るがされる可能性が出てくるとの声が聴かれます。
SARS〈サーズ〉の例から、終息は 4月以降と予測されている今回の新型コロナウイルス。
習近平の来日は、延期になるといいですね。
一陣の帰還者で検査を拒絶した二人。検査を申し出たのだそうですね。しかし、もし感染していて接触した人々へ二次感染していたら、どうお詫びするのでしょう。
二便からは、搭乗前に帰国到着時に検査を受ける条件を示すこととしたとの事。
帰還者の宿泊施設も、公的施設を確保するとのこと。
また、安倍晋三首相は31日夜に開いた対策本部会議で、湖北省に滞在していた外国人の入国を、入国管理法に基づき拒否すると表明したのだそうですね。
中国・湖北省滞在の外国人、入国拒否 首相が表明 :日本経済新聞
国会でも、与野党一体となって、危機管理の専門委員会を立ち上げるなどして、緊急法整備対応を進めていただきたい。
たとえば、災害時のプレハブ避難住宅の流用などで、羽田から直行できる宿泊施設を建て、医療関連設備(機器・空調など課題は多いが)や、医療関係者の派遣を進めるなど、五輪期への備えも緊急に整える必要がありますね。
# 冒頭の画像は、WHO・テドロス事務局長
この花の名前は、フクジュソウ
2月 7日は、北方領土の日
政府広報(北方領土問題) - YouTube
↓よろしかったら、お願いします。
テドロス事務局長は、訪中し、中国からの宣言に対する圧力を説得するのかと思いきや、「自国民の撤収を希望している国もあるが、世界保健機関(WHO)はこうしたことは主張しない。過剰反応は必要ない」と、各国が自国民救出に動いていることを批難していました。
しかし、ようやく宣言。
中国の「一帯一路」での多額の投資を受けているエチオピアの元保健相、元外相だったテドロス氏。
中国の圧力に屈していたのか、はたまたようやく勇気を発揮し圧力をはねのけて宣言したのか。
日本の農産物に対する韓国の差別行動に、逆転お咎めなし(無害だが輸入制限をするかしないかは韓国の勝手)裁定をしたWHO。
科学より政治配慮を優先していました。
22、23日両日の緊急委での宣言も考えられながら延期し、訪中時には各国の自国民救出行動を批難したテドロス事務局長のWHOが宣言に至ったのは、テドロス氏の判断変更があったのか、他の委員の多数の意見によるものなのか、どちらでしょうか。
なんとか、正常な判断を下せましたが、宣言の遅れによる感染拡大の責任は問われるべきですね。
WHO、新型コロナウイルスで「緊急事態」宣言 - 産経ニュース
新型肺炎、「緊急事態宣言出すな」 中国が圧力と仏紙報道 - 産経ニュース 2020.1.30
【パリ=三井美奈】中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、30日付のフランス紙ルモンドは中国政府が世界保健機関(WHO)に対し、緊急事態宣言を出さないよう圧力をかけたと報じた。
WHOは22、23日の緊急委員会で、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」の宣言を行うかどうかを議論した。同紙によると、日米中仏などの委員や顧問の計21人に加え、オブザーバーとして中国などの大使が会合に招かれたとみられる。その場で、中国代表が「宣言は問題外」だと強く主張したという。
緊急事態が宣言されると検疫強化や渡航制限などの措置がとられ、経済的な影響が大きい。同紙は、「中国の強い反対を受け、政治的配慮が科学論議に勝ったようだ」と評価した。
新型肺炎、中国の本音は外国人退避阻止か WHOもフル活用 - 産経ニュース 2020.1.30
【北京=西見由章】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拠点となった中国湖北省武漢から各国がチャーター機で自国民を退避させている措置について、中国当局にはそうした動きを拡大させたくない本音がにじむ。外国人の脱出が相次ぐ事態は、中国の対応能力に対する国際社会の不信感を国内外に示すことにもつながりかねないためだ。
「自国民の撤収を希望している国もあるが、世界保健機関(WHO)はこうしたことは主張しない。過剰反応は必要ない」。中国外務省によると、WHOのテドロス事務局長は28日、北京で会談した王毅国務委員兼外相にこう語った。
外国や国際組織の要人との会談で、中国に有利な内容を相手側から引き出し、強調して発表するのは中国当局の常套(じょうとう)手段だ。特に力関係で自国が上と判断している場合、その傾向は顕著になる。
テドロス氏はエチオピアの元保健相、元外相だ。中国は巨大経済圏構想「一帯一路」の下でエチオピアに鉄道建設など多額の投資をしている。また中国に協力的な外国要人は、引退後も中国の友人として手厚くもてなされる。テドロス氏は「中国の体制の力強さと措置の有効性はまれに見るもので感服する」と述べ、中国の政治体制の賛美まで行うサービスぶりだった。
駐インド中国大使の孫衛東氏は28日、テドロス氏の「過剰反応」発言を引用した上で「WHOは中国が感染拡大を防ぐ能力があることを確信している」とツイート。インド政府が自国民退避に向けた協力を中国側に求めている中での発言だけに「中国政府は明らかにインドの退避措置を思いとどまらせようとしている」(インド・メディア)と不満の声が上がっている。
【パリ=三井美奈】中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎について、30日付のフランス紙ルモンドは中国政府が世界保健機関(WHO)に対し、緊急事態宣言を出さないよう圧力をかけたと報じた。
WHOは22、23日の緊急委員会で、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」の宣言を行うかどうかを議論した。同紙によると、日米中仏などの委員や顧問の計21人に加え、オブザーバーとして中国などの大使が会合に招かれたとみられる。その場で、中国代表が「宣言は問題外」だと強く主張したという。
緊急事態が宣言されると検疫強化や渡航制限などの措置がとられ、経済的な影響が大きい。同紙は、「中国の強い反対を受け、政治的配慮が科学論議に勝ったようだ」と評価した。
新型肺炎、中国の本音は外国人退避阻止か WHOもフル活用 - 産経ニュース 2020.1.30
【北京=西見由章】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拠点となった中国湖北省武漢から各国がチャーター機で自国民を退避させている措置について、中国当局にはそうした動きを拡大させたくない本音がにじむ。外国人の脱出が相次ぐ事態は、中国の対応能力に対する国際社会の不信感を国内外に示すことにもつながりかねないためだ。
「自国民の撤収を希望している国もあるが、世界保健機関(WHO)はこうしたことは主張しない。過剰反応は必要ない」。中国外務省によると、WHOのテドロス事務局長は28日、北京で会談した王毅国務委員兼外相にこう語った。
外国や国際組織の要人との会談で、中国に有利な内容を相手側から引き出し、強調して発表するのは中国当局の常套(じょうとう)手段だ。特に力関係で自国が上と判断している場合、その傾向は顕著になる。
テドロス氏はエチオピアの元保健相、元外相だ。中国は巨大経済圏構想「一帯一路」の下でエチオピアに鉄道建設など多額の投資をしている。また中国に協力的な外国要人は、引退後も中国の友人として手厚くもてなされる。テドロス氏は「中国の体制の力強さと措置の有効性はまれに見るもので感服する」と述べ、中国の政治体制の賛美まで行うサービスぶりだった。
駐インド中国大使の孫衛東氏は28日、テドロス氏の「過剰反応」発言を引用した上で「WHOは中国が感染拡大を防ぐ能力があることを確信している」とツイート。インド政府が自国民退避に向けた協力を中国側に求めている中での発言だけに「中国政府は明らかにインドの退避措置を思いとどまらせようとしている」(インド・メディア)と不満の声が上がっている。
日本のチャーター機での帰還者に、各便で感染者が見つかっている現実。空気感染はしないとのことですが、感染の浸透が進んでいることに驚きですね。
帰還者の宿泊施設が、宿泊者の人数より部屋数が少なく、公然と相部屋(家族用なので広い)という厚労省のお役所仕事の姿勢には、手配の時間が足りない事情はあるとは言え、あきれさせられました。
22、23日の緊急委員会で、オブザーバーとして中国大使などが招かれたのだそうですが、中国代表が「宣言は問題外」だと強く主張。
フランス紙ルモンドは、「中国の強い反対を受け、政治的配慮が科学論議に勝ったようだ」と評価。
国際機関の多くが、腐敗している現状が、ここでも顕在化していますね。
外国人の脱出が相次ぐ事態は、中国の対応能力に対する国際社会の不信感を国内外に示すことにもつながりかねないとともに、ただでさえ米中貿易戦争で低迷している中国国内経済への打撃は計り知れません。
なんとしても阻止したいのが中国政府。
経済悪化が更に進めば、定年制を廃したとはいえ、習近平の政権の座が揺るがされる可能性が出てくるとの声が聴かれます。
SARS〈サーズ〉の例から、終息は 4月以降と予測されている今回の新型コロナウイルス。
習近平の来日は、延期になるといいですね。
一陣の帰還者で検査を拒絶した二人。検査を申し出たのだそうですね。しかし、もし感染していて接触した人々へ二次感染していたら、どうお詫びするのでしょう。
二便からは、搭乗前に帰国到着時に検査を受ける条件を示すこととしたとの事。
帰還者の宿泊施設も、公的施設を確保するとのこと。
また、安倍晋三首相は31日夜に開いた対策本部会議で、湖北省に滞在していた外国人の入国を、入国管理法に基づき拒否すると表明したのだそうですね。
中国・湖北省滞在の外国人、入国拒否 首相が表明 :日本経済新聞
国会でも、与野党一体となって、危機管理の専門委員会を立ち上げるなどして、緊急法整備対応を進めていただきたい。
たとえば、災害時のプレハブ避難住宅の流用などで、羽田から直行できる宿泊施設を建て、医療関連設備(機器・空調など課題は多いが)や、医療関係者の派遣を進めるなど、五輪期への備えも緊急に整える必要がありますね。
# 冒頭の画像は、WHO・テドロス事務局長
この花の名前は、フクジュソウ
2月 7日は、北方領土の日
政府広報(北方領土問題) - YouTube
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