遊爺雑記帳

ブログを始めてはや○年。三日坊主にしては長続きしています。平和で美しい日本が滅びることがないことを願ってやみません。

政府のマスク調達は無駄だったのか 目立つメディアのミスリード

2021-11-05 01:33:56 | 日本を護ろう
 会計検査院の調査で、「アベノマスク」と呼ばれた全世帯向けを含め、国が調達した布マスクが3月時点で8300万枚(約115億円相当)が倉庫で保管されていたと報じられた。マスク不足だった昨年、国が調達したのは無駄だったといえるのだろうかと、アベノミクス創立スタッフメンバーの高橋洋一氏。
 マスコミは、今回奇妙な見出しで国民をミスリードしているが、昨年4月の補正予算時、「アベノマスク」についてどう報道したのか。その時、「マスクは無意味なので無駄遣い」、その後も「マスクは不要」と言っていれば論理は一貫しているので立派だが、そう言えずに茶化すだけだったと。
 
【日本の解き方】マスク調達は無駄だったのか 結果論唱えるだけなら簡単、目立つメディアのミスリード - zakzak:夕刊フジ公式サイト 2021.11.4

 会計検査院の調査で、「アベノマスク」と呼ばれた全世帯向けを含め、国が調達した布マスクが3月時点で8300万枚(約115億円相当)が倉庫で保管されていたと報じられた。マスク不足だった昨年、国が調達したのは無駄だったといえるのだろうか。

 
この種の報道は、政府資料の一部について事前に報道機関にリークされたものだろうマスコミは政府からいわれるままに報道するだけのことが多く、ニュースとしての付加価値はほとんどない

 
具体的には、11月に公表される2020年度決算検査報告の一部のマスコミ向け事前説明だ。なので、各マスコミは同じ記事内容の報道になっている。

 ただし、見出しだけは報道機関独自だ。それらをみると、「アベノマスクも」とされているが、一見すると、アベノマスクだけが余ったかのように錯覚してしまう。

 報道によれば、
昨年、「アベノマスク」と呼ばれる世帯向けに布マスクを約1億3000万枚、介護施設や妊婦向けには約1億5700万枚調達。このうち、それぞれ約400万枚と約7900万枚が保管されていたという。マスクの平均単価は約140円とされる。

 
「アベノマスク」は全世帯へ1億2600万枚の配布を終え、保管されていた400万枚は余剰分だという。

 
一方、介護施設向けは1億5700万枚準備し当初は全施設にブッシュ方式で配布したが、施設側が調達可能になった後は希望配布に切り替えている。

 
これで分かるだろう「アベノマスク」は予定通り配布を終了し、介護施設向けは準備量が結果的に多かったが、当初のマスク不足への対応はできた

 
マスク不足がどのように解消されるかを当時予測するのは不可能だ。後から「過剰な準備だった」と結果論を唱えるのは簡単だが、見込みを誤って介護施設でマスク不足になったとしたら、その方が問題だろう。

 この会計検査は、検査院から11月に20年度決算検査報告として公表されるが、会計検査院法に基づく意見表示などは当然ながら付されない予定だ。

 
そもそもマスクの準備量は、昨年4月の第1次補正予算での予算積算額の問題だ。この補正予算は国会で審議され可決しているので、会計検査院の所管ではない

 
マスコミは、今回奇妙な見出しで国民をミスリードしているが、昨年4月の補正予算時、「アベノマスク」についてどう報道したのかその時、「マスクは無意味なので無駄遣い」、その後も「マスクは不要」と言っていれば論理は一貫しているので立派だが、そう言えずに茶化すだけだった

 そもそも当時、「アベノマスク」と揶揄(やゆ)していたのに、
結果は無駄なしで貶(おとし)める余地がないから、曖昧な見出しによって揶揄を続けたという感じがする。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

 この種の報道は、政府資料の一部について事前に報道機関にリークされたものだろう。マスコミは政府からいわれるままに報道するだけのことが多く、ニュースとしての付加価値はほとんどないと、例によって高橋氏流にバッサリ。
 具体的には、11月に公表される2020年度決算検査報告の一部のマスコミ向け事前説明だ。なので、各マスコミは同じ記事内容の報道になっている。

 今のメディアの記者は、足で稼いで取材するのではなく、省庁の記者クラブに詰めて、ネタねだりするか、発表を右から左に報道するだけが殆どなのですね。あるいは、足で稼いだ週刊誌の記事の後追い。

 報道によれば、昨年、「アベノマスク」と呼ばれる世帯向けに布マスクを約 1億3000万枚、介護施設や妊婦向けには約 1億5700万枚調達。このうち、それぞれ約400万枚と約7900万枚が保管されていたという。
 「アベノマスク」は全世帯へ 1億2600万枚の配布を終え、保管されていた400万枚は余剰分だと。
 介護施設向けは 1億5700万枚準備し当初は全施設にブッシュ方式で配布したが、施設側が調達可能になった後は希望配布に切り替えている。
 「アベノマスク」は予定通り配布を終了し、介護施設向けは準備量が結果的に多かったが、当初のマスク不足への対応はできたと言うのが実態。

 マスク不足がどのように解消されるかを当時予測するのは不可能だ。後から「過剰な準備だった」と結果論を唱えるのは簡単だが、見込みを誤って介護施設でマスク不足になったとしたら、その方が問題だろうと高橋氏。
 そもそもマスクの準備量は、昨年 4月の第 1次補正予算で、国会で審議され可決している。

 マスコミは、今回奇妙な見出しで国民をミスリードしているが、昨年 4月の補正予算時、「アベノマスク」についてどう報道したのか。
 その時、「マスクは無意味なので無駄遣い」、その後も「マスクは不要」と言っていれば論理は一貫しているので立派だが、そう言えずに茶化すだけだったと高橋氏。
 マスコミも独自に予測し、品不足を生じさせず、政府より実際の必要量にちかかったのなら批判する資格はあるが、結果だけ比較して批判するのは、批判の資格はない。

 世界中で供給不足が生じ、中国で生産していた日本メーカーの工場製品は中国に封鎖・横取りされ、急遽東南アジアのメーカーからの輸入で量を確保せざるを得ない状況。
 マスクに限らず、生産工場を中国に建設していたり中国からの輸入に依存していたものは、全て遮断された当時、調達が遅れたのでした。
 ようやく調達品が入ってきた頃には、当然他の民間ルートの流通も可能となり始めた。

 冷暖房の利いた記者クラブの部屋で、情報待つだけの記者のメディアには、量が余った結果だけ観てとやかく言う資格はないと言う話ですね。



 # 冒頭の画像は、アベノマスクを着ける安倍首相(当時)



  この花の名前は、ナスタチウム


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写真素材のピクスタ


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