ゴシップネタは不得手な分野なのですが、日本の情報技術のグーローバルな競争力育成に関連し、NTTを分解して力を削ぐ動きが久しく続いている様に思うのです。独占による通信料金の高さを改善した効果はありましたが、何処までも力を削ぎ続けることが、日本の技術の発展にとって良いことなのでしょうか?
一方で、開発された成果や固定資産を安価に甘受することで、利益を得ている孫・ソフトバンク。最小リスク、最小投資で、最大利益を得ているのは、独占利益を正そうとする正義だけなのでしょうか?
ずっとそんな疑問をいだいてきているので、次の記事に触れ、その疑問が遊爺ひとりの独断と切り捨てなくてもよいのかと感じたので、メモとしてアップさせていただきました。
NTTのFTTH関連部門の分離・独立などによって、より巨大なインフラ専門会社が誕生した場合、NTTの寡占がますます進むという見解もあるようです。ただ、ここでもソフトバンクが遅れている光事業進出の手助けについて、非難の声が出ています。
「光の道構想」への過剰投資を懸念、電力系FTTH事業者6社が説明会 -INTERNET Watch
民主党政権が、特定アジアの国々の言いなりになるのはなぜか。売国的な傾向があるメディアがあるのは、広告費収入が関連筋から多大にあるからという、下世話な話を少なからず見聞きし、ソフトバンクの名が出てきます。この話でのソフトバンクは邪推と、聞く耳を持っていませんでしたが、上記の「週間ダイヤモンド」の記事を見ると、右から左にゴミ箱直行でいいのかと、考え込んでしまいます。
民主党さん、政権交代で「チェンジ(最近この言葉も急速に色あせてきた)」はいいのですが、悪いほうへのチェンジはお断りですよ!
田中氏とロッキード、金丸氏と佐川急便。原口と孫が、復古の悪習を再現することにならないよう祈っています。
日本の技術が、世界と戦って勝てるものである。勝てる技術を生み出す構造がある(韓国は、あたかもサムスンのための国家であるかの様な体制で、世界の経済戦争に勝利を収めてきていますね。)国にするよう、政権を預かった方々の奮起をお願いします。
↓ よろしかったら、お願いします。
一方で、開発された成果や固定資産を安価に甘受することで、利益を得ている孫・ソフトバンク。最小リスク、最小投資で、最大利益を得ているのは、独占利益を正そうとする正義だけなのでしょうか?
ずっとそんな疑問をいだいてきているので、次の記事に触れ、その疑問が遊爺ひとりの独断と切り捨てなくてもよいのかと感じたので、メモとしてアップさせていただきました。
政治主導の名の下でゴリ押し 原口大臣と孫社長の「光の道」(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
政治主導の名の下でゴリ押し 原口大臣と孫社長の「光の道」
通信業界における30年来の議論である「NTTの組織問題」。
それが今、官僚を遠ざける政治主導の名の下に次々と予定が前倒しされ、肝心の中身を詰める作業がないがしろにされている。そのため、通信業界関係者のあいだでは、憤りの声が上がっている。
政治主導という名のゴリ押しがいかんなく発揮されたケースが、「光の道構想」である。2015年までにすべての世帯で高速大容量のブロードバンド通信サービスを利用できるようにするというこの構想は、かねて総務省が掲げてきたもの。そして、原口一博・総務大臣が組織した「(有識者による)グローバル時代における1CT政策に関するタスクフォース」は、5月中旬をメドに基本方針を出すことになっていた。
構想の実現のためには、NTTグループから光回線を分離するかたちでの再編が必須とされてきたが、タスクフォースの作業部会は、結論ありきはよくないという意味で「再編の見送りやむなし」との現状認識を持っていた。
だが、これがある新聞の見出しで「総務省、結論先送りへ」と書かれたことに激怒した原口大臣は、5月14日に開かれた公聴会の資料に「(来年の夏まで)1年後をメドに判断」と期限を明記した文言を入れるように注文をつけた。
そして、翌週の17日にはNTTの宿敵であるソフトバンクの孫正義社長が「1年は長過ぎる。せめて半年で結論を出すべき」と発言。それを受けるかのように、18日に原口大臣に承認された中間報告書では、期限が「半年以内」(年内決着)に短縮されて次期通常国会に提出する法案になった。
じつは、「光の道構想」の原型となったアイディアは、民主党が政権を取る前からソフトバンクが民主党に持ち込んでいた「光の国ジパング構想」である。4年間に4兆円の国費を投じて、光回線を全国に引けば経済対策にもなるとの案を、5本柱からなるマニフェストの6本目候補として売り込まれたのだが、実現しなかった。
しかし、それを仕立て直したものが、現在の「光の道構想」に発展した。原口大臣の肝煎り政策の出元は、ソフトバンクなのだ。本当に計画どおりに進めば、NTTを弱体化させると同時に、ソフトバンクは新たなインフラ投資から免れるという巧妙な仕掛けが組み込まれている。
もとより、原口大臣と孫社長の“近さ”に眉をひそめる作業部会のメンバーも少なくない。
たとえば、原口大臣は、NTTの三浦惺社長やKDDIの小野寺正社長との面会は断りながら、孫社長とだけ私的な勉強会を続けている。また、両者は “ツイッター仲間”として知られるが、日本ではソフトバンク本社26階の迎賓館にしかないとされる「明治維新三志士の直筆の書」を見た原口大臣が、その持ち主を“親友”と呼ぶツイートが、関係者のあいだでは話題になっている。
2人は高い志に燃え、新しい日本の建設に立ち上がった心境なのかもしれないが、まがりなりにも、監督官庁と事業者の立場だ。両者があまりにも近い状態が続くと、結果的に国の通信政策の舵取りを誤るのではないかという懸念が拭い切れない。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 池冨 仁)
政治主導の名の下でゴリ押し 原口大臣と孫社長の「光の道」
通信業界における30年来の議論である「NTTの組織問題」。
それが今、官僚を遠ざける政治主導の名の下に次々と予定が前倒しされ、肝心の中身を詰める作業がないがしろにされている。そのため、通信業界関係者のあいだでは、憤りの声が上がっている。
政治主導という名のゴリ押しがいかんなく発揮されたケースが、「光の道構想」である。2015年までにすべての世帯で高速大容量のブロードバンド通信サービスを利用できるようにするというこの構想は、かねて総務省が掲げてきたもの。そして、原口一博・総務大臣が組織した「(有識者による)グローバル時代における1CT政策に関するタスクフォース」は、5月中旬をメドに基本方針を出すことになっていた。
構想の実現のためには、NTTグループから光回線を分離するかたちでの再編が必須とされてきたが、タスクフォースの作業部会は、結論ありきはよくないという意味で「再編の見送りやむなし」との現状認識を持っていた。
だが、これがある新聞の見出しで「総務省、結論先送りへ」と書かれたことに激怒した原口大臣は、5月14日に開かれた公聴会の資料に「(来年の夏まで)1年後をメドに判断」と期限を明記した文言を入れるように注文をつけた。
そして、翌週の17日にはNTTの宿敵であるソフトバンクの孫正義社長が「1年は長過ぎる。せめて半年で結論を出すべき」と発言。それを受けるかのように、18日に原口大臣に承認された中間報告書では、期限が「半年以内」(年内決着)に短縮されて次期通常国会に提出する法案になった。
じつは、「光の道構想」の原型となったアイディアは、民主党が政権を取る前からソフトバンクが民主党に持ち込んでいた「光の国ジパング構想」である。4年間に4兆円の国費を投じて、光回線を全国に引けば経済対策にもなるとの案を、5本柱からなるマニフェストの6本目候補として売り込まれたのだが、実現しなかった。
しかし、それを仕立て直したものが、現在の「光の道構想」に発展した。原口大臣の肝煎り政策の出元は、ソフトバンクなのだ。本当に計画どおりに進めば、NTTを弱体化させると同時に、ソフトバンクは新たなインフラ投資から免れるという巧妙な仕掛けが組み込まれている。
もとより、原口大臣と孫社長の“近さ”に眉をひそめる作業部会のメンバーも少なくない。
たとえば、原口大臣は、NTTの三浦惺社長やKDDIの小野寺正社長との面会は断りながら、孫社長とだけ私的な勉強会を続けている。また、両者は “ツイッター仲間”として知られるが、日本ではソフトバンク本社26階の迎賓館にしかないとされる「明治維新三志士の直筆の書」を見た原口大臣が、その持ち主を“親友”と呼ぶツイートが、関係者のあいだでは話題になっている。
2人は高い志に燃え、新しい日本の建設に立ち上がった心境なのかもしれないが、まがりなりにも、監督官庁と事業者の立場だ。両者があまりにも近い状態が続くと、結果的に国の通信政策の舵取りを誤るのではないかという懸念が拭い切れない。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 池冨 仁)
NTTのFTTH関連部門の分離・独立などによって、より巨大なインフラ専門会社が誕生した場合、NTTの寡占がますます進むという見解もあるようです。ただ、ここでもソフトバンクが遅れている光事業進出の手助けについて、非難の声が出ています。
「光の道構想」への過剰投資を懸念、電力系FTTH事業者6社が説明会 -INTERNET Watch
民主党政権が、特定アジアの国々の言いなりになるのはなぜか。売国的な傾向があるメディアがあるのは、広告費収入が関連筋から多大にあるからという、下世話な話を少なからず見聞きし、ソフトバンクの名が出てきます。この話でのソフトバンクは邪推と、聞く耳を持っていませんでしたが、上記の「週間ダイヤモンド」の記事を見ると、右から左にゴミ箱直行でいいのかと、考え込んでしまいます。
民主党さん、政権交代で「チェンジ(最近この言葉も急速に色あせてきた)」はいいのですが、悪いほうへのチェンジはお断りですよ!
田中氏とロッキード、金丸氏と佐川急便。原口と孫が、復古の悪習を再現することにならないよう祈っています。
日本の技術が、世界と戦って勝てるものである。勝てる技術を生み出す構造がある(韓国は、あたかもサムスンのための国家であるかの様な体制で、世界の経済戦争に勝利を収めてきていますね。)国にするよう、政権を預かった方々の奮起をお願いします。
↓ よろしかったら、お願いします。