
「東シナ海で中国を撃退する戦略」 - 遊爺雑記帳の続きです。
中国の「海監」は、大型艦の新造を進めていますが、軍艦の転用も進めていることは諸兄がご承知の通りです。
日本は、海保と自衛隊との連携について環境整備を進めていますが、逆転の発想と言うか、中国同様に、海自の艦船と人を、海保に移す。海自の出動に大きな障害がある日本なればこそ、早期に海保を拡充できる妙案ですね。
北方領土交渉の進展はさておき、日露が接近することは、対中抑止力としては大きな効力を発揮します。日露の接近を、基本的には反対する米国が、安倍首相のプーチン大統領への接近を、最近渋々容認しているのは、この対中抑止力としての、中露関係への影響を期待するからなのですね。
口先だけの対中外交の日本政府。山田教授が指摘される通りで、憲法の制約も含め、尖閣を侵略しても、日本は口先だけで行動出来ないと見透かされています。だから、攻勢をステップアップさせてきているのです。
慎重に、様子を伺いながら、徐々に、しかし確実に作戦を進める中国。山田教授が指摘される通り、国家の主権を守る行動を起こす時がきているのです。海外から観れば、現状は、「日本政府は尖閣諸島を要らないと思っているのではないのか。口だけで行動に移さない。日本人は領土を守ろうという意識が希薄だ」だと言われているのですね。
安倍政権の決断に期待します。内弁慶で、口先だけの遠吠えばかりで、面談すると相手の言いなりになる岸田外相の交代も必要かと!
# 冒頭の画像は、「海警」2102

この花の名前は、セリバヒエンソウ
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