
令和時代の幕開けに、国賓として初の新天皇陛下への祝賀に訪問したトランプ大統領。
米紙には観光旅行と揶揄するものもあった様ですが、天皇陛下が「ともだち作戦」に触れられた様に、日米関係の絆の強さを激動するアジア情勢の中に示したことは、小さくない効果がありました。
日米の偏向メディアの論評とは異なり、中国、韓国は、しっかり認識している様ですね。
多くの韓国紙は27日の朝刊で大きく紙面を割き、日本の受け入れ態勢について「歓待」「おもてなし外交」などの表現で伝えたのだそうです。
南北融和を優先する文在寅政権と、制裁圧力を堅持するトランプ政権との間での不協和音が目立つ米韓関係。日韓関係も、レーダー照射問題や徴用工問題で、過去最悪と言われるほどに悪化が進んでいます。
韓国では、「韓国外交が日米の密着中に孤立した」(保守系の東亜日報)など、米韓および日韓関係の改善を訴えるメディアがあり、最大野党の「自由韓国党」は、27日、「日本の国益最優先の外交姿勢を見て、文大統領は恥ずかしくないの.か。北朝鮮寄りの外交が、日米中露との関係を最悪にしつつある」との論評を発表したのだそうです。
中国の習近平政権は、トランプ米大統領の日本訪問が中国に対する圧力強化につながるかを懸念しているのだそうです。
環球時報は27日の社説で、トランプ氏が「日本をかつてなく尊重する最大の理由は、中米関係が全面的に緊張していることにある」との見方を示したのだと。
それは、習近平が日米分断を狙って対日接近している理由と同じ!!(笑)
6月末の「G20」では来日予定の習近平主席。トランプ大統領の再来日と会談はあるのか。
決裂した両国の貿易交渉が進展を見せる気配は有りませんが、会談があるとすればどんな内容の会談がなされるのか、注目されます。
拉致被害者家族との面談も実施したトランプ大統領。政権内には弾道ミサイル発射に反発姿勢があることをちらつかせながらも、金正恩に核実験や中長距離弾道ミサイル実験を止めていることの評価を表明し、だだっこをあやす姿勢を示していました。
トランプ大統領が側面支援していただいている日朝関係。前提条件なしの会談の用意ありとボールを投げた安倍首相に、金正恩の反応は表向きには未だあません。
激しく動くアジア情勢。目が離せませんね。
# 冒頭の画像は、護衛艦「かが」を視察した、安倍、トランプ両夫妻

ハナズオウとクマバチ
↓よろしかったら、お願いします。







米紙には観光旅行と揶揄するものもあった様ですが、天皇陛下が「ともだち作戦」に触れられた様に、日米関係の絆の強さを激動するアジア情勢の中に示したことは、小さくない効果がありました。
日米の偏向メディアの論評とは異なり、中国、韓国は、しっかり認識している様ですね。
日米蜜月中韓が注視 北寄り文政権孤立危惧の声 (5/28 読売朝刊)
令和時代の幕開けに合わせたトランプ米大統領の日本訪問に、韓国や中国は強い関心を寄せている。トランプ氏が今回、安倍首相とのゴルフや大相撲観戦などを通じ、日本との信頼関係を強く打ち出したことについての受け止め方は複雑だ。
【ソウルー1水野祥】保守系紙の韓国経済(電子版)は、27日の日米首脳会談について、トランプ氏と安倍首相が「経済問題で異なる意見を自制する一方で、両国の親密ぶりを内外に積極アピールした」と報じた。
同じく保守系紙の朝鮮日報は、両首脳が「(26日に)朝から晩まで一緒にいて3回の食事を共にした姿は、以前よりずっと強化された日米同盟を象徴的に見せた」と指摘した。
左派系の京郷新聞は「ファーストネームで呼び合う首脳間の蜜月と日米友好を国内外に確認させようという意図だ」と分析した。
多くの韓国紙は27日の朝刊で大きく紙面を割き、両首脳がゴルフ中に笑顔で一緒に写った「自撮り」の写真や、両国国技館でのトランプ氏による賞杯授与の写真を掲載した。日本の受け入れ態勢についても「歓待」「おもてなし外交」などの表現で伝えた。
米韓関係は最近、対北政策を巡り、南北融和を優先する文在寅(ムンジェイン)政権と、制裁圧力を堅持するトランプ政権との間での不協和音が目立つ。日韓関係も、レーダー照射問題や徴用工問題で、過去最悪と言われるほどに悪化が進んだ。
このため、「韓国外交が日米の密着中に孤立した」(保守系の東亜日報)など、文政権の行方を危惧する声も上がっている。
「北朝鮮の核問題で全てが解決するという姿勢にこだわれば、深刻な外交危機に直面しかねない」とする
与党議員の声を紹介し、米韓および日韓関係の改善を訴えるメディアもあった。
最大野党の「自由韓国党」は、文氏の外交に批判を強めている。27日には「日本の国益最優先の外交姿勢を見て、文大統領は恥ずかしくないの.か。北朝鮮寄りの外交が、日米中露との関係を最悪にしつつある」との論評を発表した。
中国 米の圧力懸念
【北京=中川孝之】中国の習近平(シージンピン)政権は、トランプ米大統領の日本訪問が中国に対する圧力強化につながるかを懸念している模様だ。中国政府はトランプ氏訪日について直接論評していないが、メディアは強い警戒感を示した。
中国紙・環球時報は27日の社説で、トランプ氏が「日本をかつてなく尊重する最大の理由は、中米関係が全面的に緊張していることにある」との見方を示した。トランプ氏について、「同盟国を軽視する」傾向があるとしたうえで、そのトランプ氏が今回の訪日に加え、6月末の大阪での主要20か国・地域(G20)首脳会議にも出席を予定しているとも指摘した。
大阪でのG20には習国家主席も出席予定だ。米中双方が制裁関税を掛け合う中、両国首脳が貿易協議の打開に向けて会談するかが焦点だが、中国側は方針を明らかにしていない。
北京の外交筋によれば、貿易交渉が妥結に近づいた4月時点で、中国側は習氏のワシントン訪問に意欲を示していたという。
別の中国メディアは、トランプ氏が28日に海上自衛隊の護衛艦への乗艦を予定していることについて、米国が安全保障面でも中国に圧力を加えようとしていると解説した。
令和時代の幕開けに合わせたトランプ米大統領の日本訪問に、韓国や中国は強い関心を寄せている。トランプ氏が今回、安倍首相とのゴルフや大相撲観戦などを通じ、日本との信頼関係を強く打ち出したことについての受け止め方は複雑だ。
【ソウルー1水野祥】保守系紙の韓国経済(電子版)は、27日の日米首脳会談について、トランプ氏と安倍首相が「経済問題で異なる意見を自制する一方で、両国の親密ぶりを内外に積極アピールした」と報じた。
同じく保守系紙の朝鮮日報は、両首脳が「(26日に)朝から晩まで一緒にいて3回の食事を共にした姿は、以前よりずっと強化された日米同盟を象徴的に見せた」と指摘した。
左派系の京郷新聞は「ファーストネームで呼び合う首脳間の蜜月と日米友好を国内外に確認させようという意図だ」と分析した。
多くの韓国紙は27日の朝刊で大きく紙面を割き、両首脳がゴルフ中に笑顔で一緒に写った「自撮り」の写真や、両国国技館でのトランプ氏による賞杯授与の写真を掲載した。日本の受け入れ態勢についても「歓待」「おもてなし外交」などの表現で伝えた。
米韓関係は最近、対北政策を巡り、南北融和を優先する文在寅(ムンジェイン)政権と、制裁圧力を堅持するトランプ政権との間での不協和音が目立つ。日韓関係も、レーダー照射問題や徴用工問題で、過去最悪と言われるほどに悪化が進んだ。
このため、「韓国外交が日米の密着中に孤立した」(保守系の東亜日報)など、文政権の行方を危惧する声も上がっている。
「北朝鮮の核問題で全てが解決するという姿勢にこだわれば、深刻な外交危機に直面しかねない」とする
与党議員の声を紹介し、米韓および日韓関係の改善を訴えるメディアもあった。
最大野党の「自由韓国党」は、文氏の外交に批判を強めている。27日には「日本の国益最優先の外交姿勢を見て、文大統領は恥ずかしくないの.か。北朝鮮寄りの外交が、日米中露との関係を最悪にしつつある」との論評を発表した。
中国 米の圧力懸念
【北京=中川孝之】中国の習近平(シージンピン)政権は、トランプ米大統領の日本訪問が中国に対する圧力強化につながるかを懸念している模様だ。中国政府はトランプ氏訪日について直接論評していないが、メディアは強い警戒感を示した。
中国紙・環球時報は27日の社説で、トランプ氏が「日本をかつてなく尊重する最大の理由は、中米関係が全面的に緊張していることにある」との見方を示した。トランプ氏について、「同盟国を軽視する」傾向があるとしたうえで、そのトランプ氏が今回の訪日に加え、6月末の大阪での主要20か国・地域(G20)首脳会議にも出席を予定しているとも指摘した。
大阪でのG20には習国家主席も出席予定だ。米中双方が制裁関税を掛け合う中、両国首脳が貿易協議の打開に向けて会談するかが焦点だが、中国側は方針を明らかにしていない。
北京の外交筋によれば、貿易交渉が妥結に近づいた4月時点で、中国側は習氏のワシントン訪問に意欲を示していたという。
別の中国メディアは、トランプ氏が28日に海上自衛隊の護衛艦への乗艦を予定していることについて、米国が安全保障面でも中国に圧力を加えようとしていると解説した。
多くの韓国紙は27日の朝刊で大きく紙面を割き、日本の受け入れ態勢について「歓待」「おもてなし外交」などの表現で伝えたのだそうです。
南北融和を優先する文在寅政権と、制裁圧力を堅持するトランプ政権との間での不協和音が目立つ米韓関係。日韓関係も、レーダー照射問題や徴用工問題で、過去最悪と言われるほどに悪化が進んでいます。
韓国では、「韓国外交が日米の密着中に孤立した」(保守系の東亜日報)など、米韓および日韓関係の改善を訴えるメディアがあり、最大野党の「自由韓国党」は、27日、「日本の国益最優先の外交姿勢を見て、文大統領は恥ずかしくないの.か。北朝鮮寄りの外交が、日米中露との関係を最悪にしつつある」との論評を発表したのだそうです。
中国の習近平政権は、トランプ米大統領の日本訪問が中国に対する圧力強化につながるかを懸念しているのだそうです。
環球時報は27日の社説で、トランプ氏が「日本をかつてなく尊重する最大の理由は、中米関係が全面的に緊張していることにある」との見方を示したのだと。
それは、習近平が日米分断を狙って対日接近している理由と同じ!!(笑)
6月末の「G20」では来日予定の習近平主席。トランプ大統領の再来日と会談はあるのか。
決裂した両国の貿易交渉が進展を見せる気配は有りませんが、会談があるとすればどんな内容の会談がなされるのか、注目されます。
拉致被害者家族との面談も実施したトランプ大統領。政権内には弾道ミサイル発射に反発姿勢があることをちらつかせながらも、金正恩に核実験や中長距離弾道ミサイル実験を止めていることの評価を表明し、だだっこをあやす姿勢を示していました。
トランプ大統領が側面支援していただいている日朝関係。前提条件なしの会談の用意ありとボールを投げた安倍首相に、金正恩の反応は表向きには未だあません。
激しく動くアジア情勢。目が離せませんね。
# 冒頭の画像は、護衛艦「かが」を視察した、安倍、トランプ両夫妻

ハナズオウとクマバチ
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