原子力発電の次の世代を担う発電システムが注目されています。
風力、太陽光が取りざたされていますが、日本が世界第三位の資源国でありその技術でも最先端を行くとされる、地熱発電も注目されていますね。
地熱発電の資源世界一の国は、インドネシアなのだそうですが、地熱発電に必要な蒸気を確認する試掘に円借款を供与することになったのだそうですね。 . . . 本文を読む
日本が同盟関係を持つ二つの国の内のひとつ、オーストラリアのギラード首相が訪日し、被災地の宮城県南三陸町に足を運びました。こうして、世界のVIPが来日し、しかも東北を訪問していただけることは、世界の風評に歯止めをかけるもので、さすがは同盟国の首相と、ありがたく感謝申し上げます。
日豪EPA交渉は、こんどの震災で棚上げ状況になりかけていますが、農産品の日本への供給をPRするとともに、LNGの市況価格での安定供給も言及されました。LNGは、豪の安定供給があれば、火力発電の増大がから、露の供給に依存せねばならなくなりそうな状況から解放されますね。 . . . 本文を読む
「トモダチ作戦」に従事していた米海軍の原子力空母ロナルド・レーガン(RR)が佐世保港に入港(19日)し、救援作戦の締めくくりのため艦上で記者会見し、RRと艦載機、随伴艦を束ねる第7空母打撃群司令官のロバート・P・ギリアー少将は、「米海軍と海上自衛隊は、長年の緊密な関係によって今回、迅速に対応できた。被災地を支援する機会を得たことを大変誇りに思う」と「トモダチ作戦」の意義を語ったそうです。
「トモダチ作戦」での米軍の姿勢は終始支援活動に徹し、「われわれがそこに居たことさえ気づかれないようにする」ことを念頭においていたというのです。
そのなかで、日本の誰かが砂浜に木切れを使って「ARIGATO」と書いていたのを、「トモダチ作戦」の指揮に当たったトス空軍大佐が飛行中に見かけ、「苦しみの中で懸命に働いている人たちが私たちへの感謝を伝えるため時間を割いて記した。日本の人たちへの感謝がこみ上げた」と語ったそうですね。 . . . 本文を読む
石原都知事の自販機、パチンコの節電発言が波紋を広げています。具体的で解りやすい例で強いインパクトを人々に与え議論を沸騰させる。石原知事らしい手法ですね。
それに何故か蓮舫が食いついたのですが、民主党都議は、「清涼飲料自動販売機の消費電力抑制条例」案を作成しています。蓮舫は都議民主党案にも噛みついて、民主党で内輪もめの様相です。
都知事選で民主党不戦敗の主役の蓮舫、普通なら意気地のない不戦敗犯人としておとなしくしているはずですが、ヒステリックにむきになっているのが蓮舫らしいとも言えますね。節電啓発担当相だというのですが、何か具体的に実現させたと言う話は不勉強なせいか聞きません。政府が打ち出した、大口需要家、小口需要家、家庭に分けた節電方針(具体策はまだなかったり業界に丸投げ)も、海江田氏が主導していました。 . . . 本文を読む
福島第一原発の、10~20キロ圏内での地震&津波被災地域での捜索活動が開始されていましたが、10キロ圏内についても、捜索が開始されましたね。
担当するのは、福島県警。防護服で固め線量計で測定しながらの捜索です。行方不明のご家族をお持ちの方々のお気持ちは察するに余りあるものがありますが、すこしは和らぎになればとおもいます。県警の英断と、作業に当たられる皆様には、心から敬意を表します。テレビ報道で見かけたのですが、県警の本部長も防護服を着用して現場に入っておられました。まさに陣頭指揮です。 . . . 本文を読む
近隣諸国や、欧米など世界の各国で、日本製食品の輸入禁止や規制が強まっています。
それは、誤解を招かない様政府が情報公開し、説明する必要はありますが、各国の主権の中で行われることで、とやかくは言えません。
しかし、同じ日本国内でありながらも、風評にまどわされ日本人が風評被害を産んでいます。イトーヨーカドーなど大手スーパー各社で「がんばろう東北フェア」を開催し支援を始める動きがあります。国内の日本人同士で風評被害を産んでいるかぎり、海外で過激な虚報が流れたり、過剰反応が出てきてもしかたのないことです。
ところが、風評被害に冷静に対処すべき国内の大手企業で、被災農家に追い打ちをかける行為をしている企業があると言うのです。 . . . 本文を読む
政府が「夏期の電力需給対策」骨格案をまとめたそうで、4月末をめどに、対策を決定するのだそうです。
需要ピーク時は、「7~9月の平日の午前10時~午後9時」で、この時に、約1,000万キロワットの削減が必要。「大口需要家」「小口需要家」「家庭・個人」別に削減目標を設定し、対策として、大口需要家には抑制計画を策定させるほか、電気事業法27条に基づく電力使用制限令を活用するとし、家庭に関しては「節電を促す制度的手法を検討する」などを上げています。
ピーク時の電力使用量が40%を占める「家庭・個人」への対策内容に、具体的な決め手がないのは、民主党のマニフェストと同様に理想論だけで実現への詰め不足。昨夜の大きな余震による東北広域大停電(需要に供給が不足=変電設備障害による配電管理混乱が原因)の二の舞を招きかねない。 . . . 本文を読む
沖縄の 2紙の偏向報道は有名ですね。新聞販売店に押し売りして、発行部数を稼いでいるものもある。
それはそれとして、言論の自由を保証する我が国では、その報道は当然拘束されるものではありません。しかし、どうやら今回の「トモダチ作戦」に関する報道内容は、人としての礼儀を大きく逸脱するものの様ですね。
ニュースのソースに新聞の占める地位が大きかった過去、地元で発行されるスピードがひとつのメリットとされていたのだそうですが、北アフリカで進行中の革命が実証するように、情報の速報性はネットのウェイトが大きくなってきました。恵教授の言われる「沖縄の言論空間」も、これを契機に変わる兆しが出てくるのでしょうか? . . . 本文を読む
福島第一原発は、地震と津波の被害に遭い世界規模で危惧を招く史上に残る状況で今なをあえいでいます。
同時に被災した、東北電力の女川や、福島第二、東海第二はなんとか大事故に至るのを凌ぎました。
福島第一の窮状の一日も早い脱出は、世界の願いでもあり望まれますが、女川、福島第二、東海第二との差は何なのかも、今後の原子力発電の評価に向け検証が待たれます。
このうち、女川については別稿で触れました。ここでは、今朝の朝日が、福島第二などとの比較をしていた記事を、備忘のため転載します。
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前稿で、太平洋への汚染水の放出には、総理大臣の世界に向けた説明と説得が必要と触れていましたが、早速韓国が抗議をしてきましたね。韓国が現場調査をすることを求めることにも言及しています。ロシアも韓国ほど逆上していないにしろ、「最初から日本の協力姿勢には満足していない」として、情報の透明性を求めてきています。
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原発関連の情報は、このところマイナス情報が積る日が続いています。世界も注目していますが、外からみていると気がかりだろうとは、私がチェルノブイリの時に感じたことと同じだろうと理解できます。発表される情報が、先の見通しがなく悪化の情報がつのるばかりだからでした。そして、未解決期間もチェルノブイリを超えている。
ついに今日は、背に腹は代えられないとは言え、規制値の100倍の汚染水を故意に海へ放流する事態になりました。東電の松本本部長代理が、涙ながらに地元の方々にお詫びをされていましたが...。地元だけでなく、太平洋を汚すわけで、環太平洋諸国をはじめ世界の方々にもお詫びをせねばならないことでしょう。
そんな中で、気象庁の作成した放射性物質の拡散予測情報が、日本では公表されていなくて、IAEAを通じ世界に配信されているとの読売の記事があり、枝野氏が夕方の記者会見で説明する事態が生じていました。 . . . 本文を読む
民主党のDNAでもある、カンカラ菅の責任転嫁、逃げ菅のせいでなかなか決断されない復興への道ですが、民間や自治体の間での、全国にまたがる連携での復興に向けた動きが始まってきているようですね。
カンカラ菅も口では言っているのですが実行には踏み切らない、都市や農水産業の復興の広域な再開発の指針があっての官民あげて全国規模での復興が望ましいのですが、政権の責任感も決断力もない現状では、それぞれが出来る範囲で始動せざるを得ないのが現状なのですね。
不出来な親ほど子が育つと言いますが...。 . . . 本文を読む
パフォーマンス優先で、なにかとお騒がせの「カンカラ菅」は、今日(4/2)陸前高田市を訪問視察しました。
政権批判は、この時期抑えているのですが、野党もマスコミも控えていることをいいことに、「カンカラ菅」はノー天気にはしゃぎ、報道2001の世論調査では、民主党の支持率が上がったり、内閣支持率が30%台をキープするなど、おかしな数値が出始めていることもあり、少しは取り上げねばと思い、触れさせていただきました。
遊爺ごときが取り上げてどんな効果があるかは置いといて、朝日新聞が産経の記事かと紛う様な記事を載せていましたので、よほどひどい内情なのだと推察し取り上げさせていただきます。 . . . 本文を読む
福島第一の事故と復旧の困窮状況は、原子力発電ルネッサンスの世界の流れに掉さす機運を招いています。
日本も参戦して進められていた原発商戦。主力天然ガス田の枯渇が間近に迫り、北極圏の高コスト油田開発を余儀なくされている資源頼みの経済発展国ロシアは、原発需要を懸念しながら商戦を有利に展開しようと、福島原発と自国原発との差別化PRにやっきなのだそうです。 . . . 本文を読む
福島第一原発より震源地に近いとされる女川原発では、災害に遭った地元住民の方々の避難所となっています。
安全・安心な原発であれば、地域が被災しても耐え、逆に避難所になりうる。理想的な結果と言えます。
現実には、想定値以上の津波対策が、間一髪のギリギリで功を奏したとの事ですね。 . . . 本文を読む