米朝首脳会談評価には諸説があり、傾聴すべきものも幾多ありますね。
ここでは、中国の対朝関与の大きさを取り上げ、北朝鮮の非核化問題の根底には米中対立が潜んでおり、しかもそれは次第に顕在化しそうと懸念を示しておられる、西原正平和安全保障研究所理事長の説を取り上げさせていただきました。
米朝会談の前後で 3回に及んだ金正恩の訪中での会談での中国の差し金に、トランプ大統領は相当、立腹しているのだそうですね。 . . . 本文を読む
米朝首脳会談が実施され、緊迫していた軍事衝突は一時的には回避されましたが、会談の内容は薄く、トランプ政権側が、歴史的な会談実現のショーの演出を優先したというものだったと言っても過言ではないと考えます。
内容については、今後の交渉に委ね先送りされているのですが、その朝鮮半島を巡る変化は、金正恩が中国を後ろ盾に仰ぐ戦術に転換したことで、米中の対峙の形勢を濃くした展開となっていますね。
東アジア「激変」に、日本はどのように対応すればよいのか。
東京国際大学・村井教授は、日本の安全を保障するには、拡大する中国の軍事的脅威に対して、第一列島線を守ることが死活的に重要と指摘しておられます。 . . . 本文を読む
米朝首脳会談を終えたばかりの金正恩が、3度目の訪中を老朽機を使って空路で実現させました。
かたやトランプ大統領は、4月に表明していた対中輸入製品への追加課税を 2倍に増やすよう指示したのだそうです。
米朝接近に対し、朝鮮半島での主導権を維持したい習近平と、米朝交渉で金正恩が後ろ盾と頼み接近する中国への対峙が必要となったトランプ大統領。
米朝交渉は、米中対立を強めることになっている様ですね。 . . . 本文を読む
米朝会談の評価が様々あります。
米国議会の諮問機関「米中経済安保調査委員会」の委員で中国や東アジアの安保問題の専門家、ラリー・ウォーツェル氏は、産経新聞のインタビューに応じ、「会談から利得を受ける主要な受益国は中国だ」と強調したのだそうです。 . . . 本文を読む
昨日、第一ラウンドは、金正恩の圧勝、ディールが特異とするトランプは内容では敗けと観たと書かせていただいていました。
諸説が引き続き披瀝されています。産経の古森義久・ワシントン駐在客員特派員と、黒田勝弘・ソウル駐在客員論説委員が対談しておられます。
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歴史的な出来事と、日本からも大挙テレビやラジオの各番組のMCさん達も出張した米朝会談。
評価は諸説分かれていますね。
トランプ、金正恩の双方で、開催してその様子を、国内と世界に発信するメリットで開催される政治ショーになるだろうとの予想が的中したと、現時点までの報道では感じられます。
その中での評価をすると、報道の絵面とは異なり、以外にも金正恩は狙い通りの成果を獲得し、トランプは内容としては大幅譲歩で、第一ラウンドは、金正恩の圧勝、ディールが特異とするトランプは内容では敗けと観ましたがいかがでしょう。、
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米朝首脳会談が迫ってきました。
トランプ大統領と、中国の後ろ盾を確認した金正恩とのディールが続いていて、情勢は日替わりに近い揺れを呈しています。
会談は、初回には合意に達し署名することはない。今回が始まりで今後継続されるとのトランプ大統領の発言。
会談再開に向け、トランプ大統領側の譲歩が垣間見られます。
G7に出席する安倍首相は、米朝会談の前に、トランプ大統領と会談し日米の対応を事前確認をするとのことです。 . . . 本文を読む
6月12日の米朝首脳会談実現が復活してきました。
大きく揺れ動いた米朝関係は、まさにトランプ大統領が得意とする「リアリティー・ショー」を見せつけたかのようだったし、同時に、「ショー」を演出したのは金正恩朝鮮労働党委員長も同じだと指摘するのは、国連安保理専門家パネル元委員・古川勝久氏。 . . . 本文を読む
米朝首脳会談については、シンガポールでの開催が公表されるまでに至っていましたが、16日、北朝鮮は南北閣僚級会談のとりやめを一方的に韓国に通知するとともに、米朝首脳会談中止を示唆する金桂官(キムケグァン)第1外務次官の談話を発表しました。
この北朝鮮の揺さぶり戦術に不快感を抱いたトランプ大統領は、22日、会談延期に言及して北朝鮮を揺さぶり返していました。
訪米し、トランプ大統領と会談した文在寅大統領は、「米朝首脳会談を開く北朝鮮の意思を疑う必要はない。米朝間で具体的な非核化の協議を進めるべきだ」と語ったのだそうです。
米朝首脳会談に向け、米朝間の水面下での事前交渉でのつばぜり合いが激しく、両国の会談中止への言及応酬が行われているのですね。 . . . 本文を読む
シンガポールでの米朝首脳会談日程が公表されるまでに煮詰まった感があった北朝鮮の融和政策への転換姿勢。
やはり一筋縄ではゆかない北朝鮮。一度は米韓の合同空軍演習に理解を示していたにもかかわらず、既に11日から始まっていた今回の「マックスサンダー」と呼ばれる軍事演習に突如反発姿勢を示し、16日に予定されていた南北の閣僚級会談の中止を発表し、更に、ジョン・ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を名指しして批判し、「米国の首脳会談を受け入れるべきか再考せざるを得なくなる」とも言い始めてきました。 . . . 本文を読む
中国の大連で今月7、8日に急遽行われた中朝首脳会談の内容については、いろいろ憶測が飛んでいますが、読売が、会談の内容を知る外交筋の情報として内容を報道しています。
米国が、完全な非核化達成までいかなる経済的な支援も行わないと主張していることを金正恩が習近平に泣きついて、前向きな回答を得た金正恩は、ポンペオ米国務長官との会談に臨んだのだと。 . . . 本文を読む
南北朝鮮の会談への評価は様々ですね。
金委員長から「核ミサイル完全廃棄と全拉致被害者帰還」という約束を取り付けることが平和実現のための唯一の道だった。しかし、文大統領はそれに失敗したとは、西岡力麗澤大学客員教授。
金正恩による「南北和解」ムード演出に乗せられた評価が蔓延していますが、「朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための板門店宣言」の内容は、核とミサイル開発についてはなにも進展はなかったのです。
金正恩が、平和を強調するのは、米朝首脳会談が決裂した場合に軍事的緊張が高まることを予想した金委員長が、韓国政府と韓国国民に戦争反対を叫ばせて米軍の活動を抑えようとした策略かもしれないと。
宣言に書かれた「朝鮮半島の非核化」とは、核保有国である米国と北朝鮮が対等な立場で核軍縮を行うということなのだ。これは従来の北朝鮮の主張で、何の変化もないとも。 . . . 本文を読む
米国が、英仏の参加を得てシリアの化学兵器施設への限定攻撃を実施しました。
何故限定攻撃だったのか。米朝会談を前にして北朝鮮にどんな影響を及ぼしたのか。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦氏が解説しておられました。 . . . 本文を読む
米国を拠点にする中国問題専門の華字ニュースサイト「博聞新聞網」によると、金正恩は、習近平との首脳会談で、「米軍が我が国に軍事侵攻しようとした際、助けてくれるのか?」などと再三にわたって、習氏に詰め寄っていたのだそうです。
習氏は支援の条件として、核開発を中止すること、中国に対する誹謗中傷をやめることなどを要求したのだと。 . . . 本文を読む
金正恩の訪中で、朝鮮半島を巡る情勢が急テンポで変動しています。
驚きの米朝会談をトランプ大統領が受け入れたことから始まったのですが、そこからの金正恩の動きの素早さが原因ですね。
米中を競わせて、ロシアの動きも背景にちらつかせながら、両国の行動を煽っているのですね。 . . . 本文を読む