心が無になる。
ぬけがらのように・・というよりも、
無色透明になるような感じかな。
お昼、マンションの駐車場に、叔父がわたしを迎えにきてくれた。
いつもテニスにわが子をつれていくとき乗るホンダFit。
そのFitの助手席に座る。不思議な気分だ。
祖母が安置されているホールへ。
さっきまで現場に出ていたことを忘れるくらい、
心が透明になる。
平野区にある瓜破斎場へ出向くまでの40分を、
そのホールで過ごした。
棺にたくさんのお花を入れるとき、
初めて自分がこの世にいることに気づいた。
ほんとに、これでお別れなのだ。
白いレースがほどこされた大きな布が
棺にかけられた。時間は止まらない。
通勤で走る今里筋を、いつもとは逆に。
祖母が乗った車の後ろに ぴったりとFitがつく。
斎場の広さに驚いた。
やっぱり、大阪は都会だなと実感した。
大阪市の職員が、各家族の「おこつあげ」に携わる。
我が家は、叔父夫婦とわたし、そして従姉妹の4名だけ。
おそらく、どの家族よりも、いちばん思いが強かった気がした。
棺が静かに扉のむこうに吸い込まれた時、おもいっきり涙がでた。
母が他界した時、こんな感情が沸き起こることがなかったのに。
土曜日、祖母がだいすきだった和歌山の実家に帰ります。
祖母が86歳まですごした家で、
祖母が大好きだった人達にあうために。
今日も暖かい大阪市内。
あすから、少しお天気悪くなるようです。
ちょうどいいお天気かもしれないね。
ぬけがらのように・・というよりも、
無色透明になるような感じかな。
お昼、マンションの駐車場に、叔父がわたしを迎えにきてくれた。
いつもテニスにわが子をつれていくとき乗るホンダFit。
そのFitの助手席に座る。不思議な気分だ。
祖母が安置されているホールへ。
さっきまで現場に出ていたことを忘れるくらい、
心が透明になる。
平野区にある瓜破斎場へ出向くまでの40分を、
そのホールで過ごした。
棺にたくさんのお花を入れるとき、
初めて自分がこの世にいることに気づいた。
ほんとに、これでお別れなのだ。
白いレースがほどこされた大きな布が
棺にかけられた。時間は止まらない。
通勤で走る今里筋を、いつもとは逆に。
祖母が乗った車の後ろに ぴったりとFitがつく。
斎場の広さに驚いた。
やっぱり、大阪は都会だなと実感した。
大阪市の職員が、各家族の「おこつあげ」に携わる。
我が家は、叔父夫婦とわたし、そして従姉妹の4名だけ。
おそらく、どの家族よりも、いちばん思いが強かった気がした。
棺が静かに扉のむこうに吸い込まれた時、おもいっきり涙がでた。
母が他界した時、こんな感情が沸き起こることがなかったのに。
土曜日、祖母がだいすきだった和歌山の実家に帰ります。
祖母が86歳まですごした家で、
祖母が大好きだった人達にあうために。
今日も暖かい大阪市内。
あすから、少しお天気悪くなるようです。
ちょうどいいお天気かもしれないね。
大好きなお祖母様の葬儀
つらいことでしたね。
あぁ・・人の終わりとはこういうものなのだ
・・とお思いになったことでしょう。
自分が年を経るということは
それだけ身内とのお別れも多くなります。
私は父母をすでに見送りましたが、
二人とも90歳でしたから
(親はすご~い晩婚で私は親と 孫くらい
年が離れていたのです)
直接の叔父叔母もすでになく、
私は一人っ子なので
もうこの世に血縁はありません。
・・・で そうなってから初めて
自分は生きているんだという身の引き締まる
思いで毎日を感謝するようになりましたよ。
わたしの母は、33歳で他界しました。
そして、わたしは33歳でわが子を出産。
わが子は、きっと母の生まれかわりと
思います。
だから、紫の上さんのまわりには、
きっと、ご親族(近親者)の生まれかわり
の方がいらっしゃると思います。
その方は、ほんとに空気のように
いつの間にか そばにいるような
自然な存在なのではないかと思います。
わたしも、やっと、
今の幸せに感謝ができるように
なりつつあります。
まだまだ、いろんなことがあるのだと
思いますが、
自分なりに精一杯がんばらなくては
・・・と、思う毎日です。