懐かしい気持ち・・・・・

2017-04-08 11:16:23 | 日記
霧が、かかったような春の雨・・・
満開のさくらが、どこかしっとりと大人っぽく感じる今日です。



ずいぶん久々に、ここにやってきた・・・・

「ただいまぁ~」
高校2年生まで育った川沿いの自宅を思い出す

その頃、春と夏は、同世代がしのぎを削る高校野球に夢中だった。
自分が通う高校には、軟式野球部しかなかったので、応援するのは、和歌山県代表のチーム
簑島高校・・・いちばん強かったなぁ

それから、30年以上の時間が過ぎた・・・・・・

今年の春。選抜高校野球決勝は、大阪対決となった。
その決勝に勝ち上がってくるまでも、「あの頃」と同じ気持ちだった

仕事の途中で、スマホをチェックしては一喜一憂。自転車をとめては、スコアーを確認する

ハラハラ・ドキドキ(笑)


雨で順延された決勝の日・・・・
野球部員の父兄ではないのに、ずっと緊張していた。

両チームは、お互い「打倒!」の言葉とともに、力をつけてきたに違いない。

仕事が手につかないほどに、そわそわしていたことを今思い出して。ちょっと笑ってしまった。



2年前の春、第一志望の高校が不合格だった裕介。
ずっと、ずっと、心に迷いを持ちながら過ごした高校一年生。

通学にも慣れ、心地よく過ごせる友人にもめぐり合い、研修旅行で、たくさんの思い出をつくった2年生


心のどこかには、なにか「これでよかったんかな?」と思いつつ、きっと過ごしていただろうけど。


ともに戦う同校同級生たちが・・・・てっぺんをつかんだ、あの瞬間。

自転車をとめて、「試合終了」の文字をみた。

守口市の庭久保浄水場、桜はまだ、つぼみだったけど。
その並木の下で、涙があふれた。

「努力はぜったい嘘をつかない」・・・・・それを、証明してくれた春の選抜高校野球大会だった。


「野球部が結果だしてくれたから、俺らも来年の春には、結果ださなあかんな」

ipotには、リスニングのCDを入れた。それだけでも、野球部優勝効果かなと 母は感じた(笑)




50をすぎて、なんかこんなドキドキをプレゼントしてくれて。野球部のみなさん、ありがとう。

そして、夏をがんばるために、今だけは、ちょっぴり ゆっくりして欲しいなって思う。