仕事のミス・・・

2011-11-28 21:17:34 | 日記

枝・葉をみるのではなくて・・・大樹全体を見渡せる力

仕事にはどうしても必要な力だ

この秋口より 出先の数が減っている

利用者の入院であったり 他界であったり・・・その理由はさまざまだが

「もっと営業して増やしたいって思うけど・・・任せるのが怖い・・」

所長の本音だ

今日の月曜日 突然1人のヘルパーさんが「お休み」になったこともあって

急なシフト変更があった・・・

夕方気付くと・・・訪問先が1件抜け落ちていた

「最近多いよ・・・どうしてそんなことが起こるか考えてみて・・・」

明らかに 私のミスだった・・・

出先が減っているなか 登録ヘルパーさん達に 事務所でもっている仕事を振り分ける

ことがよくある・・・

事務所は 固定給だから 仕事があってもなくても給料に変動はないが 登録ヘルパーさんにとっては 利用者が減ること=給料が減る・・・

そんな風に 私の担当する1件をヘルパーさんに渡していたのだが

退院され もどられた利用者さんが復活した為 また わたしの手元にもどってきた利用者さんが 今日・・・抜け落ちた

「もう 会社きて 1年になるねんから どうしてそのシフトが変更になっているのか よく理解して・・・上の2人に 『どうしてなんですか?』っていえるくらいにならんとあかんよ・・・

人が3年かかるノウハウ・・・1年で完璧にしてね・・・きついようやけど それだけ期待してるってことやからね・・・・」

もっともやと・・・・感じた

頭に「ごぉ~ん・・・」って 響く所長からの一言だった・・・・

仕事を共に行う仲間は・・・必ずしも「気があう」とは 限らない

むしろ 「やりにくい」が 当たり前だと思う

自分がどうかわっていかねばならないか・・・

心の成長が問われる時期が また巡ってきたと感じる

会社の中での自分・・・立ち位置

利用者・・・そして・・・仕事をしてくれるヘルパーさん達を第一に

そのために 自分がある

自分に厳しく・・・まわりに優しく

 

 

 

でも・・・たまには 弱音はく場所ほしくなるよね

 

 

11月も終り・・・ご近所の クリスマスイルミネーションが 今夜からともった・・・

どうか 素敵なクリスマスになることを 願わずには いられない・・・・

 


覗き・・・・

2011-11-27 16:41:51 | 日記

「おっかえりぃぃぃぃ~」

和歌山の実家への帰省・・・まだ JRの復興ができていない

仕事を終えて 運行されている最終特急に乗るのだが・・・

いとこに 最終が到着する駅に迎えにきてもらうしか 実家への到着手段がない

南紀白浜駅停まりの特急から 周参見駅行きの各駅停車に乗り換える

周参見駅には 輝くフォレスターで いとこが待っている

「めだつから・・・軽トラでええねんけどな~」

「国道42号線を高速道路仕様で走れるように 部品つけたん

紀伊半島を走る国道42号線・・・死にごうせんと言われるほど カーブが半端ではない

しかし・・・彼は時速100㎞で・・・走行するのだ

スバル ホレスター・・・誰もがその速度で走行できるわけではないのだが・・・

道路事情を熟知し 運転になれているドライバーにのみ可能な技だと感じる 

『女と車・・・どっちが ええのん?』

「苦苦苦苦 両方や・・・」                       しばく

到着が深夜になる為・・・・移動日は いとこの家に宿泊する・・・

到着後・・・すぐお風呂に入る・・・・

湯船で ふわふわと その日の仕事の流れを振り返っていると・・・

浴室のドアが急に開かれる・・・

「バスタオルあるん?」・・・・

脱衣場に、着替えとタオルおいてるやろぉ~

・・・・・・・・しばらくして・・・・・・・

また、浴室ドアが急に開かれた

「今・・・仕事入ったわ・・・出かける・・・」

深夜1時・・・・彼は「おくりびと」・・・・

 

 

翌朝・・・

「いとこやねんから・・・ええやんか 減るもんやないし」

 

『血つながってへんけど・・・いとこやもんな


長居プール・・・・

2011-11-09 05:55:19 | 日記
日曜日の朝・・・
いつものように 慌しく朝食の準備をする

今日は 受験模試がある
自転車で 会場まで送っていくために
早起きの朝だった
「試験会場へは 車での送迎はご遠慮ください」という
通達分が 模擬テストを主催する会社から 送られてきていた

会場は 地下鉄御堂筋線 昭和町駅すぐそば
「桃山学院大学付属中学・高校」だった

わが家から 自転車で20分くらいでいける

ゆうすけを起こして 朝食を促す
土曜日の夜は けっこうおもしろい劇場版アニメがあるらしく
ちょっと夜更かししたこともあり
なかなかすんなりと 起きれない
「本番では 大丈夫?」と きいてしまう

駐輪場から 2台の自転車を出し
長居公園を走りぬける
まだまだ 11月にしては 暖かい朝だ
公園中の沿道には たくさんのイチョウの木があり
その黄色い葉っぱに 目が奪われる
季節は 着実に動いているのだ

たくさんのランナーが 早朝から公園内を走っている
そのランナーを 縫うように 自転車で走る・・・

車のエンジン音 人のざわめき・・・
都会の中にあるオアシスは たくさんの雑音を遮断している

ランナーの足音と わずかな息遣いしか聞こえない
ここだけ 時の流れが違うのかもしれない・・・・

公園内を走り抜けて 試験会場まで 1本道だ
地下鉄御堂筋線の上を「あびこ筋」が走る
その「あびこ筋」歩道を北に上る・・・・

クリーム色のレンガが大きくみえる・・・

「さすが ミッション系の学校や
 きれいよなぁ~」

模試受付スタートまで あと20分
同じ年頃の子が数名やってきた・・・「もう 1人で大丈夫やから(笑)」


ゆうすけと別れて 自転車を長居公園にすすめていく
国立競技場をすり抜けて 視界に飛び込む景色は
夏だけ営業している屋外プール『長居プール』だ

少し曇った空の下
まだ保育園通いしていた夏
毎週のように 通っていたことを思いだした

プールサイドの白いタイル・・・
大きなスライダー
なにも聴こえてこないはずなのに
水を弾く音、子供達の歓声
プール内のアナウンス・・・
時を越えて 季節を追い越し 
柔らかく流れてくるような気がした・・・・

もう 2度ともどらぬ時だけど
こうして ゆったりした気分で その頃を振り返ることができる

どうか・・・今過ぎてゆくこの一瞬も
良き思い出として 自分の心に響いてくれることを

願ってやまない・・・