たった一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいる・・・・・
あなたは、誰にあいたいですか?・・・・・
「ツナグ」という特殊な能力を持つ男子高校生と、死者と再会して、様々な形で後悔を消化し
ていく人々を描き、本当に大切なものは何かを問う。
母親に土地の権利書のありかを聞きたい、
親友にもう一度、会いたい、
行方不明の婚約者を探したい…
人は様々な理由でツナグに依頼するが、本当の理由を告白する人は誰もいない。
「本当に大切なことを話す」ことの難しさ、そして、言葉にしなくても伝わる温かさと怖さを提示する。ファンタジーにリアリティーを加える。
主演は、松坂桃李、樹木希林、遠藤憲一、橋本愛、他。
実力派俳優の演技がファンタジーとリアルを繋ぐ。
先週の日曜日・・・・ゆうすけとの約束
「クラブが休みやから・・・」映画をいっしょに観る約束をした
何を観るかも ゆうすけが決めてくれていた・・・・
これが『ツナグ』との縁
『いやぁ~・・・・映画っていいですね』
ほんまにひさびさに ないた(笑)
映画の後、2人でお昼をいっしょした
天王寺ステーションビルMIOにある
串かつやさんで、
ふたりカウンターにすわった
『ツナグ』にひたる
『ツナグって人の名前かと思ったら、仕事の名前やったなぁ』
揚げたての串が、陶器のお皿に並べられ
1つ1つの食材が、お店の人から解説される
『ごぼうの穴ごまき』
ごぼうが ぱさぱさやな(笑)とか・・・・
アスパラの姿揚げが、すっごくおいしかったり
そんなしょうもない会話が楽しかったりする
映画館では、恥ずかしいくらいないてしまったのだけれど
こうして、お昼をふたりで過ごすことが
あたりまえでいて、なかなか持つことができない
大切な時間だなって感じた
映画の感想だったり、中学校の話だったり
2人の間で交わす話は、すごく変化してきた
幼い頃のように、べったり甘えたりはしないのだけれど
いい意味で、「大きくなった」ゆうすけに、力強さを感じる
すっごい「贅沢な時間」やねんけど
出きる限り、2人の時間をつくっていきたい
2時間ほど、そのお店で過ごした
時間は3時を過ぎていた
ゆうすけは、友達と買物する約束をしていたようで
ひとり急いで電車に飛び乗っていった・・・
ちょっぴりたそがれチックな夕方時間。
でも、どこか満たされた気分だった・・・・