人間の心理って？（うる星家族・・・番外）

仕事休みの朝に・・・携帯が鳴る
「誰～～？？？？」

不在着信にしてしまった・・・

洗濯物を干して　お昼の準備をしていた頃
また　携帯
「おっ・・・おっちゃんやん・・」

『ゆうか？今　どこにおるねん？　ホンダ出るところやから　駐車場に　降りておいで』

どうやら　Fitのスペアーキーができたらしい・・・

とにかく　人の都合はどうでもよくて・・・「今しかない」人だ（笑）

電話を切って　１Fの駐車場に降りた
５分もしないうちに　叔父が帰ってきた・・・

・・・やっぱり　ハイブリットFitいいなぁ～・・・

『スペアー　つくっといたったから（でへ）持っとき！』
取り扱い方法など　一通り説明してくれた
おそらく　今しがたディーラーの営業さんから聞いたそのままの内容なのだろう・・
『今から車　使うか？買い物行ってきたんか？』
「今日は　車使わんから・・・」
『そうか・・・ほんじゃ　今からパチンコ行くわぁ～～』
「・・・・あはははは　調子はどうなん？・・・・」
『それがなぁ～　負けてばっかりやねん・・・今日こそはって、いっつも思うねんけど
　あかんわぁ　（わら・わら・わら）』
「おばちゃんに　しばかれん程度にしといたら」



とうとう　手元に「マイFit」がやってきたぁ
叔父を笑顔で送り出した・・・
「勝って帰ってきてなぁ～　まぁ　どうでもええけど（笑）」

夕方　叔母宅の夕食を作って　訪ねてみたら・・・
すでに叔父は帰宅して　ジグソーパズルに取り組んでいた・・・
あの１つピースが5mmくらいの　ちょー細かいジグソー
ぜったいルーペが必要なほど　小さい
かなり　叔父のマイブームで　イースター島のモアイから　サクラダファミリア
ほとんどの世界遺産をパズルで仕上げている・・・
なかでも　「イースター島のモアイ像」が　一番お気に入りならしい・・・

・・・・意味不明や・・・・

「今日は　どうやってん？」
『ほほほほほぉ～　』
・・・ふくろう　ちゃうしぃ・・・
『あんな・・・１８万勝ってん』
「・・・・まじ？・・・・・」
おもむろに財布から　
『ビールでも　買えや・笑』
「あ・・・うん　ありがとう・・・」
『今年になってから　負けしらずやぁ・・・がははははは
　もう３５万勝ち・・』

・・・朝は　どうして　調子悪いって　言うてたん？・・・

人間・・・ええ話は　あんまり言いたくないもんやね・・・
１万円札を握りしめて　自宅にもどった今日だった・・

「おおきに・・・おっちゃぁ～ん
　　　　　また　勝ってきてやぁ～～～
　　　　　いつでも　大歓迎やでぇぇぇ」

マイ・コスメ・・・くすぅぅ

まい　化粧ポーチです（笑）がま口みたいに「ぱかっ」とオープンしまつ
基本　車で通勤しているので　重くても　とにかくなんでも入れてます(笑）
向かって左前方の「キラキラつぶつぶ入りクリーム」は　ハンドクリーム
このツブツブが　コラーゲンならしくって（ほんまかどうか知らんけど・・・）
事務所で使っていると　あっと言う間に「大人気」になってしまった・・・

それから　ハンドクリーム後ろの　お花ちゃんは　鏡でつ・・・
マリークワント製
実は　イオンのトイレで　高校生女子が使っているのを発見・・・
マネッコしてしまいましたん・・ぶぶぶぶ
右後方には　メンソレータム薬用リップ・オレンジ色のリップグロス
リップブラシ　そして　自宅車のキーを　差し込んでます



もう　カラーパレットは　ホレホレ状態なのですが・・・
向かって左側のでかいパレットは
チーク・アイカラー　がはいったもの
右の小さいパレットは　ルージュばかり３色をいれてます
ルージュ２色は　最近　新しい色を入れました・・・
ピンク系　オレンジ系　レッド系・・・必ず３色
固形のファンデは使ってません
パウダーを　小さなコンパクトに入れてます

これから紫外線の強い季節・・・
そろそろベースにするファンデを変える予定
リキッドにするか　クリームにするか・・・
思案ちぅぅぅ

それから　花粉で　目がかゆくなるから
今は　マスカラしていません（笑）

春色コスメで
気分も　すっきり爽やかに・・・・

去年の今日に・・・

時々
「去年の今」を知りたくなることがある

今夜も　そんな気分だった

きまぐれに　「きまぐれ」のページをぱらぱらめくる・・・

「古座川の桜・・・」が　去年の今だった
和歌山の実家に帰っているのだ
自分のことながら　ちょっと驚く

そう・・・今の仕事は祝日は出勤なので連休になることはないのだ
去年までの仕事の「のんびり」とは　違っている
これがいいことなのかどうかは別として
とにかく　たとえ条件が変わっても　今の仕事が楽しいなら
それでオッケーなのだ・・

「桜」日記をよみつつ
まだまだ自然を多く残す郷里が自分にあることが
とても喜ばしいことだと感じる
都会での生活は　便利だし　色鮮やかだし　楽しいことがたくさんある
それにくらべて　地方は
どちらかと言うと地味なライフスタイルだ
だけど　それが「いいな」と感じるのは　20代くらいまでで
家庭をもち　働くことがメインの生活が始まると
どうしても　心のよりどころが欲しくなるものだ

その「よりどころ」は　人によって違うだろう・・・
わたしには　
ちょっとスローで　緑香る実家の雰囲気が　その「よりどころ」なのだ

去年みた桜の下を流れる古座川で　小学生の頃は泳いでいた
川底がみえているのに　飛び込むと背がたたない
そして　凍えるくらい水温が低いのだ
川全体が　深い緑色をしている　川底の石についた苔が　
その川の色を決めているのだ

泳ぎ疲れて　川岸で寝そべっていると
父が自転車で迎えにきてくれる・・・
仰向けになった目には　西日が斜めにはいってくる時刻なのだ

大きな父の自転車・・・荷台に水着のまま　またがって
家までの道・・・・ひぐらしの鳴き声
耳をすませば　今でも　夏休みの終りのひと時として
よみがえってくる・・・

今　私はその頃の父を追い越そうとしている


川の冷たさ

稲穂の香り

吹いてくる風の音・・・

当時　何も感じなかったすべてが
リアルによみがえってくるのは　なぜなのか・・・・

せわしなく　都会の時間を過ごしながら
感じる季節の変化もたくさんある・・・
けれど　
子供の純真な気持ちと体で感じた自然は
もう　今の自分に感じることは不可能なのだ

このスローな情景と香りを　箱に詰め込んで
これから生まれ来る子供達へ
贈り届けたいと　感じた夜だった・・・

回転寿司での鉄則

わが子との間にルールがいくつかある・・・

回転寿司に出向いたときのルール・・・

お寿司に手を出す前に
必ず「うどん」を注文して食べること・・・

なぜって・・・・
腹ペコ状態で出向くのだから・・・
猛烈な勢いで　食べてしまうやぁぁぁん

だが・・・いつも　うどんがすぐでてくるとは限らない・・・
特に　忙しい週末・・・
てんぷら盛り合わせや　おつくりなんかの高価なオーダー対応に
てんてこまい・・・うどんは　時に忘れられた存在になることも

ほんとに　この「はらぺこ」時間がつらいらしい

「何がつらいって・・・お母さん携帯かかってきて
　そばにおれへんとき　お店の人から『なんでも言うてや・・ぼく』
　って言われるねん　答えられへんやん
　うどん　まってるねんって・・・」

ぶぶぶぶ・・・そうやな・・・
しかし　親のおれへんことをチャンスに　アプローチしよるねんな・・・

うん・・・わかった
今度から　お茶のんでからにするわって　言うとき（笑）

このルールになってから　わたしも「うどん」を注文することに
しているのだが・・・
ほんとに　お寿司が食べれなくなった

・・・・ビール飲むからやけどな・・・・

大阪より発信する思い・・・

仕事が終わって・・・
自宅までの道のりで・・・気付いた

スーパーの看板・・・
パチンコ屋の看板・・・
ディーラーの看板・・・
メインライトがすべて消灯している

そして・・・幹線道路沿いオレンジ色した外灯が
すべて間引き点灯している・・・

微力かもしれないけれど
北の国への静かな思いが伝わってくる
渋滞する週末の通勤道路ではあるけれど
ドライバーみんなの思いが同じであるような
気持ちだった

自宅に到着
わが家に入る直前に
いつも夜景をながめるように振り返ってみた・・・

大阪の静かな夜景が眼下にひろがっている
いつもの華やかさはないけれど
痛みを身をもってわかっている大阪の思いが
冷たい空気と共に　心につきささるような気がした

今を力強く生き抜いてほしい・・・