ラストWeek・・・・

2011-12-28 22:06:02 | 日記

本日28日から 来年1月2日まで・・・休みなしで 走る・・・

マラソンじゃなくて(笑)年末・年始の仕事がスタートなのだ

今週初めての出社・・・

出先の仕事が終わると・・・「良いお年を・・・」の 声かけをはじめている

サポートする方々が 高齢者ということもあり

「子供さんと 良いお正月してね・・」の 言葉と お菓子やお茶など

ねぎらいの品々を 手渡される時期となっている

 

基本的に 訪問介護の世界では 受け取ってはいけないものなのだが

いただいても 差し支えないというもの(自分の判断ふくめて・笑)

そして、利用者さんが ある程度のレベルある方ならば

気持ちよく受け取っている・・・・もちろん事務所にも報告

お正月用の お茶菓子と煎茶など

事務所でほっとするには ありがたい(笑)

正直 ほんとに年末・年始の実感がない

 

たまには そんな感覚もいいのかもしれない

今年も あと3日・・・・

世界中が平和に 年末年始 過ごせることをねがって・・・

 

今日も ありがとう


ささやかな時間・・・

2011-12-27 09:45:13 | 日記

実家での慌しい時間・・・・

父の手料理・・・鯖・鯵の酢の物  そして 寒ぐれのおさしみ

「ぐれ」は この地方では「くえ」と並ぶ 高級魚だそうだ

特に この寒い季節に釣り 血ぬきした「ぐれ」は 最高の味になるそうだ・・・

「幼稚園のときから しょっちゅう食べてたで(笑)」と言うが

今回の帰省で初めて感じる感動だった・・・

父が趣味で獲る「鮎」が リビングの窓辺につるされている

来年の夏も こうして素敵な時間を 父に訪れることを願ってやまない・・・

実家での大掃除を終えて・・・・

自分の心を休める「ささやかな場所」と「時間」がある・・・

リビングのテーブルに 近所の幼稚園児がつくってくれたという クリスマスツリーが

飾られていた・・・

冷蔵庫には ビールや缶チューハイが びっしりと冷やされている

忙しい仕事の合間にはいる 電話とメール・・・・・

「めっちゃ 自信過剰やな・・・

って感じることが多いけれど・・・・・

 

離れている時間が多い今・・・・・その時間への気遣いを感じることができる

 

若い頃(笑・?)は ちょっとお高いレストランや料理屋さんで食事するのが

ステータスだったところもあったけど

 

今は しんしんと冷える夜 カセットコンロに 一人用の土鍋をのせて

好みの食材を入れてつつく・・・・

スーパーの見切りシールが貼ってあるお寿司・・・

綺麗な食器にうつして テーブルにならべる・・・・

たわいないおしゃべりと ほんとに安上がりな夕御飯が とってもおいしかったりする

お金で買えない時間が ここにある

 

 

・・・・・・ほんとに いろんなことがあった2011年・・・・・・・

あす28日から年越しで 仕事に戻るけど・・・・

この4日間があって・・・・

「いい年やったな・・・・」って 思える自分が・・・・ここにいる

そして そんな自分のパワーを 

関わる大切な友人逹や 

悲しい出来事が起こった人たちに

伝わればいいなって ほんと思う

出遭ってくれた 多くの友人たちへ

ほんとに ありがとう

 

 

 

 


光・・・

2011-12-24 06:32:28 | 日記

仕事帰り 帰省のチケットを買うため

JR天王寺駅に立ち寄った

祝日の金曜日・・・・近鉄阿部野橋駅前の道路は いつものように込み合う

「年の瀬やな・・・・」

 

路地のような一方通行の道を ゆっくり車を進めていくと

クリスマス・イルミネーションがまぶしいくらいの光を放っている

仕事帰りということもあり なんだか そのイルミネーションにテンションが

ついていかないというか・・・

気後れしてしまう

 

運転席から 残像となった光を振り返る・・・・・

 

今日から しばらく 和歌山帰ります・・・・


延命治療・・・・

2011-12-21 23:12:34 | 日記

ヘルパーの仕事を始めて・・・・一番苦手と感じる利用者さんだった

娘さんとお孫さんが 血縁者だが、独居

常に「身内は お金借りる時だけ 優しくて 普段は電話ひとつよこさへん・・・」

さびしさからくる心の病気。腎臓疾患があるため 食事制限と服薬が重要

油断すると 体全体の浮腫がひどくなるのだ

自分の膝で体を支えることができず、歩行困難・・・身長157cm 体重90㎏

まず 体重を落とすことが先決だが・・・・

「もう 誰がきてくれるわけでもないから 好きなものたくさん食べたい・・・・

 我慢してまで 長生きしたくない」

・・・・・といいつつも 死ぬことをいちばん恐れているのが事実だった・・・・・

「生きたい・・・行き続けたい」が 本音なのだ

娘さんも お孫さんも 彼女の理不尽な愚痴を聞くことが嫌だった

それに それぞれの事情もある・・・

そして 先月の半ば・・・・通院介助で 車椅子で病院までつれて行った時

「独りで家にいてても 生活できるレベルになってないから

 状態が落ち着くまで リハビリとして 入院されたほうがいいでしょう・・・」

管理された食事と 減量で 独居生活できるレベルまであげる・・・

はたして 彼女はその試練にたえられるだろうか

 

12月2日 入院前の検査すべてをヘルパーで対応

入院手続きのみ 家族さんにゆだねる・・・

サービスとサービスの合間に入る 通院介助だった

それから約2週間・・・・その利用者さんの娘さんから 事務所に電話があった

「腎臓の機能が予想以上に落ちているらしく 透析が必要なのですが

 母は 透析することを嫌がっています。・・・」

透析しなければ 年内もつかどうかのところまで 事態は悪くなっているそうだ

娘さんも お孫さんも 仮に透析することで 家にもどってきたとしても

頻繁に様子をうかがいに行くことができないという理由から

「透析はしない」という 結論に達したという電話の内容だった

 

仮に 透析がスタートし 体重も落とせた・・・・・

けれど 寂しさを満たすものがなく 

毎晩 切ない思いで涙を流す夜がつづくのなら・・・

 

この選択は「良い」ものなのかもしれない・・・・

 

だけど・・・・血の繋がる母への思い

「なかなか頻繁には あいに行かれへんかもしれへんけど

おかぁちゃん 透析して 今より楽になって がんばって行こうや・・・」

・・・・・どうして その言葉が出ないのか・・・・・

 

『延命治療を辞める』決断・・・・・・ある意味・・・・・殺人と紙一重かなって感じた

 

いろいろな思いが交錯する 今日だった・・・・・