白・ピンク・・・薄いピンク・・・
山の斜面、パッチワークのように山桜が咲く頃に・・・・・
外環状線を右折すると、視野いっぱいに生駒山が飛び込んできた
ゆうすけ、15歳・・・・涙の春となりました。
大阪府の公立高校は 前期と後期の2回高校受験日があり
第一志望だった公立高校は、前期文理を2月にチャレンジ受験。
・・・・・不合格・・・・・・・
本命の普通科は3月23日が合否発表日
本人もわたしも、「合格してるやろう」と思ってました。
旧学区内では、ちょっと有名な高校で、自宅から自転車で通学できる距離にあることも
ひじょうに魅力的でした。
当日は、午前は仕事にでて、午後より入学手続きのつもりが・・・
発表時間をすぎても、ゆうすけからのラインがはいらず、電話をしても出ない
生きた心地がせずに、阪神高速をとばして大阪市内にもどりました。
希望していた高校前のタイムズに車を入れて、降りようとしたとき
「ぽよぉ～ん」とラインの着信音
はっ！！となって、画面をタッチすると・・・・
「ごめん・・・・行かんでいい・・・・ごめん」
胸がしめつけられる思い
そのまま、呼吸困難で窒息死してしまいそうな・・・・そんなラインメッセージでした
無意識に、会社に持っていっているバックから
私立高校「合格のしおり」をむしりとり
手続きの内容を確認する。
信号が赤になるたびに、合格者点呼の日時、手続きの時必要なお金・・・などなど
自宅駐車場に、どうやってかえってきたか覚えていないくらい
心ここにあらず・・・の数分間だったような気がします
なんだか、ゆうすけにどうむきあえばいいのか、わからなかった
だけど、落ち込んでいる時間はない、公立高校合格発表の日の午後が私立高校入学手続きの日となっているから・・・
ゆうすけは、ベッドの中で、肩を震わせて泣いていました。
「ゆうすけ！時間ないで、すぐ点呼に行くよ。車で行ったら遅刻するかもしれんから
地下鉄で行こ！！！ 泣いてる場合ちゃうで。」
親として、レベルを下げてでも、確実に合格できる高校を受験させるべきやったのか
こんなつらい思いをさせてしまった自分が、すごく情けなく感じた一瞬でした。
自宅から地下鉄駒川中野駅
目的の私立高校最寄駅は、新石切駅・・・・「はるばるやなぁ～」笑・・・ほんま遠い（笑）
駒川中野駅から谷町四丁目で下車し、地下鉄中央線の生駒山行に乗り換える
人の流れが変わる・・・・地下鉄が近鉄電車に乗り入れるとき、地上を走る電車となる
「ふぁ～（笑）遠足行くみたいやな」と、無意識にゆうすけへ話しかけた
もう、泣き止んでいたゆうすけなのだけど、なんか生きているのかどうか（笑）
新石切駅を下車し、近鉄バスに乗り換えた
同じような親子が、たくさんバス停に集っていたのを、今は懐かしく思い出します
15分くらい乗ったかな？
「わぁ～～きれいやぁ」煉瓦が美しい校舎が、でででぇ～んとバス停から眺められ
「こんな田舎に・・・笑えるわ」と感じました。
学校専用のシャトルバスが、ＪＲの方面に出ている様子。バスターミナルも学校専用である
近鉄バスも、その一部に乗り入れてました。
「この学校で、よかったかも・・・」という感想をもててしまうくらい
きれいなキャンパスと校舎でした。
制服をあわせたり、カバンや体操服の購入。
持ち金が、すごい速さでなくなる（笑）
深い緑のブレザーとちょっぴりベージュなチェックのスラックス
「私学って感じやな」と、またまた笑ってしまいました。
校内ではく上履きは、シューズではなくてスリッパ・・・・
スリッパ、ゆうすけ曰く「これな、階段下りるとき脱げるし」あはははぁ～
2時間ほどで、いろいろなことを済ませ
校長より「ここに集まった人たちは、ほんとはこの学校にきたくなかったという人が多いのではないでしょうか？
ここで3年後の春に結果をだそうではありませんか？ともにがんばりましょう。一生つきあう大切な友達との出会いもあることでしょう。
大切な3年間、責任をもって、育てあげます」
そんな訓示がありました。
あの魔の3月23日からまだ2か月
だけど、1年以上すぎたような・・・妙に落ち着いた日々となってます
ゆうすけ、ほんとは公立高校で卓球部をつづけていたかったようですが
高校でできた友達、今のクラス、そして毎日が、とても刺激的で、おもしろいようです。
まだ、大学受験まで、時間ありますが。
「まぁ、よかったかな」と・・・・・思います。
入学式の日、会社を休みました。
会場となる、高校のアリーナでは、吹奏楽部の生演奏で、中学高校の一貫性と高校から入学する高入生とが入場・・・
ステンドグラスからこぼれる光が、なんとも幻想的でした。
・・・・吹奏楽部、もうレベルが違うね・・・・・すごい！！
がんばれ、ゆうすけ！！！
山の斜面、パッチワークのように山桜が咲く頃に・・・・・
外環状線を右折すると、視野いっぱいに生駒山が飛び込んできた
ゆうすけ、15歳・・・・涙の春となりました。
大阪府の公立高校は 前期と後期の2回高校受験日があり
第一志望だった公立高校は、前期文理を2月にチャレンジ受験。
・・・・・不合格・・・・・・・
本命の普通科は3月23日が合否発表日
本人もわたしも、「合格してるやろう」と思ってました。
旧学区内では、ちょっと有名な高校で、自宅から自転車で通学できる距離にあることも
ひじょうに魅力的でした。
当日は、午前は仕事にでて、午後より入学手続きのつもりが・・・
発表時間をすぎても、ゆうすけからのラインがはいらず、電話をしても出ない
生きた心地がせずに、阪神高速をとばして大阪市内にもどりました。
希望していた高校前のタイムズに車を入れて、降りようとしたとき
「ぽよぉ～ん」とラインの着信音
はっ！！となって、画面をタッチすると・・・・
「ごめん・・・・行かんでいい・・・・ごめん」
胸がしめつけられる思い
そのまま、呼吸困難で窒息死してしまいそうな・・・・そんなラインメッセージでした
無意識に、会社に持っていっているバックから
私立高校「合格のしおり」をむしりとり
手続きの内容を確認する。
信号が赤になるたびに、合格者点呼の日時、手続きの時必要なお金・・・などなど
自宅駐車場に、どうやってかえってきたか覚えていないくらい
心ここにあらず・・・の数分間だったような気がします
なんだか、ゆうすけにどうむきあえばいいのか、わからなかった
だけど、落ち込んでいる時間はない、公立高校合格発表の日の午後が私立高校入学手続きの日となっているから・・・
ゆうすけは、ベッドの中で、肩を震わせて泣いていました。
「ゆうすけ！時間ないで、すぐ点呼に行くよ。車で行ったら遅刻するかもしれんから
地下鉄で行こ！！！ 泣いてる場合ちゃうで。」
親として、レベルを下げてでも、確実に合格できる高校を受験させるべきやったのか
こんなつらい思いをさせてしまった自分が、すごく情けなく感じた一瞬でした。
自宅から地下鉄駒川中野駅
目的の私立高校最寄駅は、新石切駅・・・・「はるばるやなぁ～」笑・・・ほんま遠い（笑）
駒川中野駅から谷町四丁目で下車し、地下鉄中央線の生駒山行に乗り換える
人の流れが変わる・・・・地下鉄が近鉄電車に乗り入れるとき、地上を走る電車となる
「ふぁ～（笑）遠足行くみたいやな」と、無意識にゆうすけへ話しかけた
もう、泣き止んでいたゆうすけなのだけど、なんか生きているのかどうか（笑）
新石切駅を下車し、近鉄バスに乗り換えた
同じような親子が、たくさんバス停に集っていたのを、今は懐かしく思い出します
15分くらい乗ったかな？
「わぁ～～きれいやぁ」煉瓦が美しい校舎が、でででぇ～んとバス停から眺められ
「こんな田舎に・・・笑えるわ」と感じました。
学校専用のシャトルバスが、ＪＲの方面に出ている様子。バスターミナルも学校専用である
近鉄バスも、その一部に乗り入れてました。
「この学校で、よかったかも・・・」という感想をもててしまうくらい
きれいなキャンパスと校舎でした。
制服をあわせたり、カバンや体操服の購入。
持ち金が、すごい速さでなくなる（笑）
深い緑のブレザーとちょっぴりベージュなチェックのスラックス
「私学って感じやな」と、またまた笑ってしまいました。
校内ではく上履きは、シューズではなくてスリッパ・・・・
スリッパ、ゆうすけ曰く「これな、階段下りるとき脱げるし」あはははぁ～
2時間ほどで、いろいろなことを済ませ
校長より「ここに集まった人たちは、ほんとはこの学校にきたくなかったという人が多いのではないでしょうか？
ここで3年後の春に結果をだそうではありませんか？ともにがんばりましょう。一生つきあう大切な友達との出会いもあることでしょう。
大切な3年間、責任をもって、育てあげます」
そんな訓示がありました。
あの魔の3月23日からまだ2か月
だけど、1年以上すぎたような・・・妙に落ち着いた日々となってます
ゆうすけ、ほんとは公立高校で卓球部をつづけていたかったようですが
高校でできた友達、今のクラス、そして毎日が、とても刺激的で、おもしろいようです。
まだ、大学受験まで、時間ありますが。
「まぁ、よかったかな」と・・・・・思います。
入学式の日、会社を休みました。
会場となる、高校のアリーナでは、吹奏楽部の生演奏で、中学高校の一貫性と高校から入学する高入生とが入場・・・
ステンドグラスからこぼれる光が、なんとも幻想的でした。
・・・・吹奏楽部、もうレベルが違うね・・・・・すごい！！
がんばれ、ゆうすけ！！！